家庭教師ブログ
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2022.09.23
こんにちは。家庭教師Campライターの夏海です。みなさん入試本番が近づくと気になってくるのが、受験校の倍率ではないでしょうか。今回は都立中高一貫校の倍率についてご紹介いたします。
各都立中の入試倍率については後述しますが、全体として以前のような7倍~10倍近いような過熱ぶりは落ち着き、おおよそ3~5倍のなかで推移することが多くなっています。ただし、一部学校における高校入試の募集停止と中学入試の定員増などの影響もあります。
2020年度 5.73倍(男:4.69倍、女:6.76倍)
2021年度 5.81倍(男:4.90倍、女:6.73倍)
2022年度 4.81倍(男:3.98倍、女:5.65倍)
桜修館中の倍率は3年間の平均で約5.45倍となっています。昨年度は例年より少し倍率が下がりましたが、基本的には5倍~6倍の間を推移しています。また、桜修館中は直近の3年間すべてで女子の倍率が男子の倍率が上回っています。他の都立中高一貫校の倍率でも女子の倍率が高い学校は何校かありますが、桜修館中は特に差が大きく、女子人気が高い学校と言えます。
2020年度 5.65倍(男:4.92倍、女:6.45倍)
2021年度 5.70倍(男:5.42倍、女:5.98倍)
2022年度 4.28倍(男:4.04倍、女:4.53倍)
都立大泉中の倍率は3年間の平均で約5.21倍となっています。桜修館中より男女の倍率の差がなく、合計の倍率は4倍~6倍の間を推移しています。
2020年度 5.10倍(男:5.04倍、女:5.10倍)
2021年度 4.64倍(男:4.71倍、女:4.58倍)
2022年度 4.15倍(男:4.06倍、女:4.15倍)
小石川中の倍率は3年間の平均で約4.63倍となっています。他の都立中と比べ、倍率が低くなっています。また、男女間の倍率の差もあまりなく、合計の倍率は4~5倍の間を推移しています。小石川中は独自問題が難しいため、倍率が低くなっているのかもしれません。
2020年度 4.83倍(男:3.68倍、女:5.98倍)
2021年度 4.48倍(男:4.09倍、女:4.86倍)
2022年度 4.88倍(男:4.35倍、女:5.42倍)
立川国際中の倍率は3年間の平均で約4.73倍となっています。今まで紹介したほかの都立中と比べ倍率が低いです。男子だけで見ると4倍を切る年度もありました。過去3年間では5倍を超えることがなく、4倍後半となっています。男女の倍率の差が大きい年度もありますが、大体1倍以内に収まっています。
2020年度 6.36倍(男:5.40倍、女:7.33倍)
2021年度 5.49倍(男:4.47倍、女:6.52倍)
2022年度 4.98倍(男:4.00倍、女:5.98倍)
白鷗中の倍率は3年間の平均で約5.61倍となっています。都立中の中でも倍率は高いほうに分類されます。特に、2020年度の女子は7倍を超えており、激戦です。また、男女の倍率の差も大きく、毎年約2倍の差があります。年度によって倍率の差が激しいので、受験の際は注意が必要です。
2020年度 5.10倍(男:5.03倍、女:5.17倍)
2021年度 3.11倍(男:2.85倍、女:3.38倍)
2022年度 3.68倍(男:3.21倍、女:4.15倍)
富士中の倍率は3年間の平均で約3.96倍となっています。都立中の中では倍率が低めの学校と言えます。2021年度に急激に倍率が下がり、その後3倍を維持しています。男子の倍率が大幅に減少しています。
2020年度 5.69倍(男:5.53倍、女:5.85倍)
2021年度 5.44倍(男:5.38倍、女:5.51倍)
2022年度 5.71倍(男:5.49倍、女:5.94倍)
三鷹中の倍率は3年間の平均で約5.61倍となっています。他の学校と比べ、倍率は5倍台で安定しています。男女間の倍率の差も少なく、ここ3年間は5倍が続いています。
2020年度 5.33倍(男:4.93倍、女:5.73倍)
2021年度 4.94倍(男:4.60倍、女:5.28倍)
2022年度 4.14倍(男:4.01倍、女:4.28倍)
南多摩中の倍率は3年間の平均で約4.80倍となっています。倍率は中程度で、男女差もそこまで大きくありません。次年度も大きな変動はないと予想されます。
2020年度 4.10倍(男:3.83倍、女:4.37倍)
2021年度 3.04倍(男:3.44倍、女:2.64倍)
2022年度 2.94倍(男:2.99倍、女:2.90倍)
都立武蔵中の倍率は3年間の平均で約3.36倍となっています。都立中の中で直近3年間の倍率がもっとも低い学校です。2022年度には合計、男子、女子のすべての倍率が2倍を切りました。小石川中と同様に独自問題が難しいので、受験を避けている可能性もあります。
2020年度 6.76倍(男:6.30倍、女:7.22倍)
2021年度 6.70倍(男:6.47倍、女:6.93倍)
2022年度 4.75倍(男:4.63倍、女:4.57倍)
両国中の倍率は3年間の平均で約6.07倍となっています。2020年度、2021年度が6倍を超えているため、平均の倍率も6倍を超えていますが、2022年度は5倍を切っています。都立中の中でも倍率が高めの学校ですが、男女差はそれほどありません。
2020年度 6.39倍(男:5.50倍、女:7.28倍)
2021年度 5.36倍(男:4.43倍、女:6.30倍)
2022年度 5.24倍(男:4.40倍、女:6.08倍)
九段中の倍率は3年間の平均で約5.66倍となっています。九段中は千代田区立の学校なので、千代田区に住んでいる受験生と千代田区以外の受験生に分け、受験をします。この倍率は区外生(千代田区外からの受験)の数値なので、高くなっています。
今回は都立中高一貫校の倍率についてご紹介しました。公立中高一貫校の中でも激戦となる都立中高一貫校ですが、近年はやや落ち着きを見せています。とはいえ、入試倍率5倍ならば合格者は受験者の5人に1人です。しっかりとした受験勉強と対策を積んだうえでの勝負となります。
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