家庭教師ブログ

学校別「都立中に合格するには」⑥白鷗高等学校附属中学校 の紹介

2026.08.20

 

 

こんにちは。家庭教師Camp事務局です。

これまでのブログでは、東京都にある公立中高一貫校(以下、「都立中」と略します)で、

小石川中等教育学校都立武蔵高等学校附属中立川国際中等教育学校
南多摩中等教育学校

そして前回は両国高等学校附属中学校の学校紹介をお送りしてきました。

 

さて、今回お送りする都立中の学校紹介シリーズ第6弾は、白鷗高等学校附属中学校です。

「白鷗中」は東京都東部地域の都立中になります。それではさっそく見ていきましょう。

 

学校別「都立中に合格するには」⑤両国高等学校附属中学校 ◎概要

まずは概要です。恒例の立地・交通アクセスを確認しましょう。

 

白鷗高等学校(西校舎)

〒111-0041 東京都台東区元浅草1-6-22

都営大江戸線新御徒町駅 A3出口より徒歩5分

東京メトロ銀座線稲荷町駅 徒歩10分 JR上野駅 徒歩15分

 

高校の校舎(西校舎)の方がJR上野駅には近く、やや便利と言えそうでしょうか。

とはいえ、大きな差ではないかと思います。

ちなみに、合格発表は白鷗中のホームページでも行っていますが、校舎の掲示は西校舎で行っています。

 

白鷗高等学校附属中学校(東校舎)

〒111-0041 東京都台東区元浅草3-12-12

都営大江戸線新御徒町駅 A3出口より徒歩7分

東京メトロ銀座線田原町駅 徒歩7分

都バス三筋二丁目停留所 徒歩3分

 

東京メトロ銀座線の最寄り駅が若干変化します。銀座線ユーザーは注意しましょう。

 

また、白鷗中は「併設型」に属する学校ですので、高校入試もこれまで行っていましたが、令和5年度(2023年度)より高校入試の募集を停止し、中学募集定員を拡大しました。

 

学校別「都立中に合格するには」⑥白鷗高等学校附属中学校 ◎特色

都立白鷗高等学校附属中学校の大きな特徴は、長い歴史と伝統を大切にしながら、探究・国際教育にも力を入れていることです。

白鷗の教育理念は「開拓精神」。

「自らの意志と努力をもって自己を開発していく精神」「いかなる苦難にも耐えて自己の人生を切り開いていく力」「社会の進展に寄与する旺盛な意欲」を持ち、社会でリーダーとして活躍できる生徒の育成を目指しています。

 

130年以上の歴史を持つ伝統校

白鷗高校の前身は、明治21年(1888年)に創立された「東京府高等女学校」です。

2026年度には創立138年目を迎える、都内でも有数の歴史を持つ学校です。2005年には附属中学校が開校し、東京都が設置した初の中高一貫校となりました。

現在も学校は「伝統からグローバルな未来へ」を掲げています。

単に歴史の長さを誇るだけではなく、受け継いできたものを土台に、新しい時代に対応できる力を育てようとしているところが白鷗らしさといえるでしょう。

 

教育の3本柱は「探究・伝統文化・ダイバーシティ」

現在の白鷗では、

  • 課題探究学習
  • 伝統文化理解教育
  • ダイバーシティ教育

を教育の3つの柱としています。

探究学習では、与えられた問題の答えを出すだけではなく、自分で課題を発見し、教科の枠を越えて考え、検証する力を育てます。

一方で白鷗ならではの特色といえるのが、日本の伝統文化を重視した教育です。

学校のある上野・浅草周辺は、日本の歴史や伝統文化との関わりが深い地域です。白鷗でも、この地域性を生かしながら日本の文化について学ぶ機会が設けられています。

自国の伝統や文化を理解したうえで、異なる文化や価値観を理解し、尊重する。

白鷗では伝統文化教育を、グローバルな人材を育てるための教育にもつなげています。

 

「特別枠募集」にも白鷗らしさが表れている

こうした特色を象徴しているのが、中学入試に設けられている「特別枠募集」です。

対象となるのは、日本の伝統文化に継続して取り組み、上級の資格や卓越した能力を持つ受検生。

具体的には、

  • 囲碁・将棋
  • 邦楽(三味線・箏・囃子)
  • 邦舞・演劇(日本舞踊・歌舞伎・能・狂言)

などが対象となっています。

2026年度の特別枠の募集人員は6名でした。

伝統文化を学校の特色として掲げるだけでなく、入試制度にまで反映している点は、白鷗ならではの特徴といえるでしょう。

 

グローバル教育にも力を入れる

「伝統」と並んで、現在の白鷗が力を入れているのが国際教育です。

中学3年では海外研修旅行やTOKYO GLOBAL GATEWAYでの研修など、海外や異文化に触れる機会が用意されています。

白鷗が目指しているのは、伝統かグローバルかという二者択一ではありません。

日本の文化や自分自身のアイデンティティを理解したうえで、多様な価値観を持つ人たちと協働できる人材を育てることが、

現在の教育方針の中心になっています。

 

国公立大・難関私大への合格者も

大学進学実績も白鷗の注目ポイントです。

2026年の大学入試では、国公立大学に39名が合格。東京大学3名、京都大学1名、一橋大学1名、東京科学大学3名、筑波大学2名、千葉大学6名、東京都立大学5名などの実績を残しています。

私立大学では、早稲田大学20名、慶應義塾大学21名、上智大学22名、東京理科大学25名で、早慶上理は合計88名。

GMARCHも、明治大学40名、立教大学26名、中央大学23名、法政大学20名、学習院大学14名、青山学院大学9名の合計132名となっています。

 

学校別「都立中に合格するには」⑥白鷗高等学校附属中学校 ◎入試傾向と対策

白鷗中の入試には、大きく分けて

  • 「海外帰国・在京外国人生徒枠募集」
  • 「特別枠募集」
  • 「一般枠募集」

の3つがあります。

このうち「海外帰国・在京外国人生徒枠募集」と「特別枠募集」にはそれぞれ応募資格が設けられているため、本稿では多くの受検生が対象となる「一般枠募集」を中心に見ていきます。

 

海外帰国・在京外国人生徒枠と特別枠

海外帰国・在京外国人生徒枠では、海外における最終学校の成績証明書等に加えて、作文と面接によって選考が行われます。

直近の令和8年度入試では、作文・面接は日本語または英語で実施されました。

また、令和9年度入試でこの枠への出願を考えている場合には、出願資格確認のための事前相談が必須となっています。

応募資格にも細かな条件があるため、該当する可能性がある場合は早めに学校の最新情報を確認しておきましょう。

特別枠募集は、日本の伝統文化に継続して取り組み、上級の資格や卓越した能力を持つ受検生を対象とした入試です。

直近の入試では、報告書・面接・実技検査によって選考が行われています。

一般枠とは試験内容が大きく異なるため、いずれの枠についても、それぞれの検査内容に合わせた準備が必要です。

 

一般枠は3つの適性検査で選考

一般枠募集では、いわゆる「適性検査型」の入試が行われます。

白鷗中では、

  • 適性検査Ⅰ
  • 適性検査Ⅱ
  • 適性検査Ⅲ

の3つの適性検査を実施し、その得点と小学校から提出される報告書を合わせて合否を決定します。

直近の入試における換算後の配点は、

報告書:200点
適性検査Ⅰ:300点
適性検査Ⅱ:300点
適性検査Ⅲ:200点

の合計1000点です。

つまり、報告書と適性検査全体の比率は2:8

さらに適性検査の中では、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが3:3:2となっており、適性検査ⅠとⅡの比重がやや大きくなっています。

 

適性検査Ⅰは読解力と表現力がポイント

適性検査Ⅰは、白鷗中の独自作成問題です。

文章の内容を的確に読み取り、それを踏まえて自分の考えを論理的に表現する力が問われます。

単純に文章の内容を理解できるだけでは十分ではありません。

文章から必要な情報を読み取り、設問の条件に沿って考え、自分の意見を筋道立てて文章にする練習が重要になります。

白鷗中では適性検査Ⅰが300点に換算されるため、読解・記述対策は合格に向けて重要なポイントの一つです。

 

適性検査Ⅱは都立中の共同作成問題

適性検査Ⅱは、白鷗中の独自問題ではなく、都立中高一貫校の共同作成問題を使用します。

資料やグラフ、文章などから必要な情報を読み取り、算数・理科・社会など小学校で学習した内容を横断的に活用して考える力が必要です。

「共同作成問題だから白鷗独自問題より対策しやすい」というわけではありません。

むしろ出題形式が共通しているからこそ、過去問を利用した演習を積み重ねやすい分野です。

白鷗中の過去問だけでなく、都立中高一貫校の共同作成問題を幅広く解き、資料を読み取って必要な情報を整理する力や、初めて見る問題に対応する力を身につけておきましょう。

適性検査Ⅲも白鷗独自の問題

適性検査Ⅲは、適性検査Ⅰと同じく白鷗中が独自に作成する問題です。

小学校で学んだ内容を土台としながら、与えられた条件を分析し、考察して答えを導き出す力が問われます。

特に重要なのは、習った解法をそのまま当てはめるだけではなく、問題文や図・資料から条件を整理し、「何を使えばこの問題を解決できるのか」を自分で考えることです。

理数的な問題では、複数の条件を比較したり、結果を予測したり、実験や観察の条件を整理したりする力も求められます。

そのため、算数・理科の基礎知識を身につけることはもちろん、初見の問題について試行錯誤する経験を増やしておくことが大切です。

 

白鷗中対策では「考えて書く力」を鍛えよう

白鷗中の一般枠では、報告書200点に対して適性検査が800点を占めます。

そのため、当日の適性検査で得点できる力を身につけることが非常に重要です。

ただし、求められているのは知識の量だけではありません。

文章や資料を正確に読み取る力、複数の情報を整理・比較する力、未知の課題について筋道を立てて考える力、そして自分の考えを適切に表現する力が必要です。

白鷗中の過去問を十分に研究することに加えて、都立中高一貫校の共同作成問題や他校の適性検査問題にも取り組み、さまざまなタイプの問題に触れておくとよいでしょう。

なお、入試方法や配点等は年度によって変更される可能性があります。受検年度の募集要項が発表されたら、必ず白鷗中および東京都教育委員会の最新情報を確認してください。

 

学校別「都立中に合格するには」⑥白鷗高等学校附属中学校 ◎学校別都立中受験コース

そこで、白鷗中対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。

前述のような白鷗中に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説を受けることができます。

志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。

作文の誤字脱字や形式名詞などの細かい使い分け、主語・述語の一致など、

白鷗中にてよく見られるポイントに対する指導をいたします。

 

また、都立中を志望されている皆様に向けて、学校別のオンライン相談会を現在承っております。

完全無料・オンラインで個別実施いたしますので、下記のリンクより概要をご覧いただきお申込みくださいませ。

 

都立白鴎中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。

白鷗中の対策コースはこちら!↓

都立中_白鷗高等学校附属中学校

▼入試情報盛りだくさん! 無料会員登録はこちら▼


Camp+会員申し込み

難関中高大受験のための
オンラインマンツーマン指導
月額 6,380円(税込)~
入会金・管理費・解約金はありません

カテゴリ一覧