家庭教師ブログ
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2023.09.28
こんにちは。家庭教師Campライターの工藤です。
だいぶ過ごしやすい気温になってきましたね。
秋分をすぎて以降、だんだん暗くなるのが早くなってきていますので、
反射板などをつけくれぐれも夜道には気をつけましょう!
さて、都立中の学校紹介シリーズ「都立中に合格するには」、第6弾は白鷗高等学校附属中学校です。
一般に「白鷗」(はくおう)と呼ばれる本校は、両国と同じく東部地域の都立中になります。
それでは見ていきましょう。
▼小石川中▼ ▼武蔵中▼ ▼立川国際中▼ ▼南多摩中▼ ▼両国中▼
▼大泉中▼ ▼九段中▼ ▼桜修館中▼ ▼富士中▼ ▼三鷹中▼
まずは概要ということで、立地・交通アクセスの確認をしていきます。
〒111-0041 東京都台東区元浅草1-6-22
都営大江戸線新御徒町駅 A3出口より徒歩5分
東京メトロ銀座線稲荷町駅 徒歩10分 JR上野駅 徒歩15分
高校の校舎(西校舎)の方がJR上野駅には近く、やや便利と言えそうでしょうか。
とはいえ、大きな差ではないかと思います。
ちなみに、合格発表は白鷗中のホームページでも行っていますが、校舎の掲示は西校舎で行っています。
〒111-0041 東京都台東区元浅草3-12-12
都営大江戸線新御徒町駅 A3出口より徒歩7分
東京メトロ銀座線田原町駅 徒歩7分
都バス三筋二丁目停留所 徒歩3分
東京メトロ銀座線の最寄り駅が若干変化します。銀座線ユーザーは注意しましょう。
また、白鷗中は「併設型」に属する学校ですので、高校入試もこれまで行っていましたが、令和5年度(2023年度)より高校入試の募集を停止し、中学募集定員を拡大しました。
「開拓精神」を教育理念とし、「自らの意志と努力をもって自己を開発していく精神」
「いかなる苦難にも耐えて自己の人生を切り開いていく力」
「社会の進展に寄与する旺盛な意欲」を持つ生徒の育成を目指しています。
また、白鷗中の母体は明治21年(1888年)に創立された「東京府高等女学校」であり、
130年以上の歴史を誇る伝統校、ということも一つのアピールポイントです。
現在の学校案内でも「伝統からグローバルな未来へ」と題し、伝統と先進的な取り組みの融合を謳っています。
上野・浅草という立地もあり、日本の伝統文化教育に力を入れていることが特徴です。
地域の伝統行事などに参加する授業もあり、地域性も大事にしています。
また、このことは「特別枠募集」の存在からもうかがえます。
特別枠募集の応募基準の中には「卓越した能力の分野及び資格等」という項目があり、
具体的な例として「囲碁・将棋」「邦楽(三味線、箏、囃子)」
「邦舞・演劇(日本舞踊、歌舞伎、能・狂言)」が挙げられています。
かなり限られますが、校内でそういった人たちも友達になることもあるでしょう。
大学進学実績においても、国公立大学への進学が見られます。
関東圏を中心に東大・千葉大・筑波大など国公立大学への進学者がいます。
私立大学においても早慶上理・GMARCHに満遍なく合格者を輩出しています。
エリアの関係か、明治大学、立教大学や青山学院大学の合格者が相対的に多いです。
白鷗中の入試形態は「海外帰国・在京外国人生徒枠募集」「特別枠募集」「一般枠募集」の3つとなりますが、うち「海外帰国・在京外国人生徒枠募集」「特別枠募集」については、当然応募条件を満たす必要がありますので、基本的に本稿では「一般枠募集」について触れていきます。
なお、「海外帰国・在京外国人生徒枠募集」については報告書点と作文・面接、「特別枠募集」については報告書点と面接・実技検査の合計点によって合否を決定いたします。
まったく対策なしで合格するようなものではありませんので、しっかり対策しましょう。
さて、「一般枠募集」につきましては、いわゆる適性検査型入試となります。
白鷗中の適性検査型入試は、適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲの3教科です。
この3教科の得点と、学校の成績による報告書の点数を合わせて合否が決定します。
報告書点と筆記試験の配点比率は2:8となり、筆記試験の中では適性検査Ⅰと適性検査Ⅱの比重が大きくなります(適性Ⅰ:適性Ⅱ:適性Ⅲ=3:3:2)。
適性検査Ⅰ・適性検査Ⅲは白鷗中の独自作成問題を使用します。
適性検査Ⅰは例年同様の問題形式で、資料(文章)2つに対して読解問題が2題、作文問題が1題という構成です。作文問題は400~450字と長めの分量です。
どの問題にも通底していますが、特に適性Ⅲでは自己表現能力や計画性が問われている問題が見られました。
算数分野と理科分野からの出題となっています。
理科的な素養はもちろんですが、複数のものを比較したり、対照実験の考え方を理解したりする必要があります。
適性検査Ⅱは都立中の共同作成問題を使用します。独自作成の試験ではありませんが、
だからといって難度が変わるわけではないので注意しましょう。
共同作成問題の過去問演習をすることはもちろん、他校の適性検査Ⅱ・適性検査Ⅲの演習を行い、とくに算数・理科の考え方の幅を広げておくことが大切です。
配点の比重の関係から、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱの得点力が重要になってきます。
とくに適性検査Ⅰは白鷗中の独自作成問題ではありますが、白鷗中の過去問だけを練習するのではなく、
都立共同問題の適性検査Ⅰを解いておきましょう。
また、これはどの教科でも重要ですが、誤字脱字に注意し自分で直す習慣を身に付けておきましょう。
適性検査Ⅲももちろん重要ですが、決して高得点勝負になる入試ではありませんので、
まずは確実に解ける問題をしっかり取る練習をしましょう。
基礎的な問題を落とさないことが重要です。
また、条件を守ったり正しい文章を書いたりすることがより強く求められているため、
適性検査Ⅲの対策として、適性検査Ⅰ・Ⅱの対策をすることも活きてきます。
教科にとらわれない記述力を養いましょう。
そこで、白鷗中対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
前述のような白鷗中に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説を受けることができます。
志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。
作文の誤字脱字や形式名詞などの細かい使い分け、主語・述語の一致など、
白鷗中にてよく見られるポイントに対する指導をいたします。
また、都立中を志望されている皆様に向けて、学校別のオンライン相談会を現在承っております。
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都立白鴎中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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