家庭教師ブログ

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介

2026.08.11

 

こんにちは。家庭教師Camp事務局です。

 

8月も中旬となり、暑さ本番といったところですね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

水分補給には気を付けて、体調管理に十分気をつけて過ごしましょう!

 

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介 ◎そもそも都立中とは?

ところで、皆さんは都立中と聞いて、この学校と思い浮かぶ学校はありますか?

都立中は全部で11校あります(千代田区立九段中含む)。

都立中は正式には「都立中高一貫教育校」と言います。

 

都立中が目指す教育としては、以下の3つがあります。

 

①6年間の一貫した教養教育を行うことで、総合的な学力を培うとともに、個の確立を図り、生徒の個性や創造性を伸ばします。

②使命感・倫理観、社会貢献の心、日本人としてのアイデンティティなど、これからの日本人に求められる資質を育てます。

③教養教育を重視しながら各校が特色ある教育を行うことを通じて、社会の様々な場面、分野で信頼されるリーダーとなり得る人材を育成します。

(東京都教育委員会ホームページより引用)

 

都立中は中等教育学校と併設型に分けられます。

中等教育学校は6年間を1つの学校で学ぶ学校です。

併設型は中学と高校に分かれています。

 

今回は都立中の中から、都立小石川中等教育学校についてご紹介いたします。

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介 ◎概要

 

まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。

 

立地・交通アクセス

〒113-0021 東京都文京区本駒込2-29-29

都営三田線「千石」駅 徒歩3分

山手線/都営三田線「巣鴨」駅 徒歩10分

山手線/東京メトロ南北線「駒込」駅 徒歩13分

 

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介 ◎特色

都立中高一貫校の中でも、高い人気と入試難度を誇る学校の一つが、東京都立小石川中等教育学校です。

小石川中等教育学校の教育には、大きく3つの特色があります。

「小石川フィロソフィー」に代表される課題探究、SSHを軸とした理数教育、そして国際理解教育です。

これらに共通しているのは、短期間で答えを出すのではなく、6年間という長い時間をかけて、生徒一人ひとりが自分の課題に向き合い、考え、研究し、発信していくという姿勢です。

6年間続く「小石川フィロソフィー」

小石川の大きな特色の一つが、「小石川フィロソフィー」です。

これは、中高一貫教育校という6年間の時間を活かした課題探究型の学習です。

1・2年生では課題研究に必要な基礎的なスキルを学び、3・4年生ではプレ課題研究や発信力の向上に取り組みます。

そして5年生では本格的に課題研究を深め、6年生ではそれまで取り組んできた研究をさらに発展させ、まとめていきます。

実際に、5年生では一人ひとりが研究テーマを設定して課題研究に取り組み、発表会で研究成果を発表します。6年生では、研究をさらに深め、論文作成や発表につなげていきます。

単に「調べて終わり」ではありません。

自分でテーマを決める → 調べる・実験する → 考察する → 発表する → 他者から意見をもらう → さらに研究を深める。

こうしたサイクルを6年間の中で経験できることが、小石川フィロソフィーの大きな魅力です。

 

SSHに指定され、理数教育にも力を入れる

小石川中等教育学校は、文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けており、

科学技術分野で国際的に活躍できる人材の育成を目指しています。

理数教育では、実験や観察を重視した発展的な学習が行われています。

例えば5年生では「Advanced Physics」「Advanced Chemistry」「Advanced Biology」といった学校設定科目があり、

文系・理系にかかわらず全員が履修します。

また、大学との連携や研究発表の機会も設けられており、科学系のコンテストや発表会などにも生徒が参加しています。

最近では、東京都内のSSH指定校による発表会で、小石川から口頭発表3件、

ポスター発表89件が行われました。日頃取り組んでいる小石川フィロソフィーの課題研究などを、他校の生徒や先生に向けて発表しています。

 

国際教育にも力を入れている

小石川のもう一つの大きな特色が、国際理解教育です。

海外の学校との交流や語学研修などを通して、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しています。

英語教育では、学年ごとにさまざまな活動があります。

例えば、1年生ではレシテーションコンテスト、2年生ではスキットコンテスト、

3年生ではリサーチ&プレゼンテーションコンテスト、4年生ではスピーチコンテストを行っています。

また、5年生では、課題研究の成果を英語で発信するためのプレゼンテーションワークショップも実施されています。

 

オンライン英会話についても、単に「海外の学生と話す」というものではなく、

フィリピンの講師とのオンライン英会話など、実際に英語を使う機会が設けられています。

 

さらに、3年生ではオーストラリアでの海外語学研修があり、現地校に通いながら生きた英語を学びます。1人1家庭でのホームステイも行われています。

 

5年生の海外研修では、自分の研究を英語で発表

そして、小石川の国際教育で特に興味深いのが、5年生の海外研修旅行と課題研究がつながっていることです。

5年生はシンガポールやマレーシアへの海外研修旅行に参加します。

ここで特徴的なのは、ただ海外へ行って英語を使うだけではないことです。

5年生では、それまで取り組んできた小石川フィロソフィーの課題研究を英語で発信するため、プレゼンテーションの練習やポスター作成にも取り組みます。

そして海外研修では、現地の連携校で自分たちが取り組んできた研究について、英語で発表したり、ディスカッションを行ったりします。

 

つまり、

「英語を勉強する」

「英語で自分の考えを伝える」

「自分が研究してきたテーマを、海外の人に英語で伝える」

というところまで発展していくわけです。

これは小石川の教育を象徴する取り組みの一つではないでしょうか。

 

6年間かけて、一つのことを深く考える

小石川中等教育学校の教育を見ていると、「小石川フィロソフィー」「SSH」「国際教育」が、それぞれ独立したものではないことが分かります。

6年間をかけて自分で課題を見つけ、研究し、その成果を日本語だけでなく英語でも発信する。

そして、他の人から質問や意見をもらい、さらに自分の研究を深めていく。

こうした経験を、中高一貫教育校ならではの6年間という長い時間を使って積み重ねていけることが、小石川中等教育学校の大きな特色だと思います。

もちろん、6年間のすべてが一直線に進むわけではありません。

テーマに悩んだり、研究が思うように進まなかったり、発表でうまく伝えられなかったりすることもあるでしょう。

だからこそ、自分で考え、試行錯誤し、周囲から意見をもらいながら、一つのテーマを少しずつ深めていく経験には大きな意味があります。

学校で身につけた知識だけでなく、「自分で課題を見つけ、考え、調べ、伝え、さらに深める」力。

こうした力は、大学進学だけでなく、その後の人生で何か新しいことに挑戦するときにも、大切な土台になっていくのではないでしょうか。

小石川中等教育学校は、6年間という時間を最大限に活かしながら、

「学んだことを自分の問いにつなげ、その答えを探究し、世界に向けて発信する」ことを大切にしている学校だと言えそうです。

 

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 ◎入試形態

小石川中の入試は適性検査Ⅰ適性検査Ⅱ適性検査Ⅲの3教科です。

この3教科の点数と報告書の点数を合わせて合否を決定します。

各教科の得点の比率は1:1:1です。ここでは報告書の点数については割愛します。

 

適性検査Ⅰは都立中の共通問題(正しくは共同作成問題といいます)、

適性検査Ⅱ大問1、3共通問題大問2小石川中の独自問題

適性検査Ⅲ小石川中の独自問題です。

 

内容は適性検査Ⅰが 読解問題と作文

適性検査Ⅱが 理科、社会、算数

適性検査Ⅲが 理科、算数となっています。

 

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介 ◎対策

都立中のすべての学校に言えることですが、理系がかなり重要になってきます。

小石川中でいえば、適性検査Ⅱの大部分、適性検査Ⅲで理系が必要になってきます。

基礎的な計算力はもちろんですが、文章や資料から原因や理由を探す力も必要になってきます。

 

特に小石川中の入試問題で気をつけていただきたいのは、

適性検査Ⅱ 大問2 と 適性検査Ⅲ 大問1 です。

 

適性検査Ⅱ大問2は数値から計算をし、グラフや表を書く問題です。

計算自体はそこまで難しい問題は出ません。しかし、計算の量が多く、グラフや表も書かなければならないので時間が足りません。

日ごろから計算に慣れていないと間に合わないと思います。

さらに、この後の問題で150字以内で意見を書く問題もあります。なので、この計算自体は5分程度で解くことが理想です。

 

適性検査Ⅲ大問1ですが、日常的な事象や生活の中の物事から理由や原因を記述する問題です。

鳥の羽ばたきの様子やお茶の色についての問題など、日常で見かけるものから出題されますが、なぜなのかは考えたことがない問題ばかりです。

この問題への対策は、過去問や似たような問題を繰り返し解くしかありません。

日ごろから似たような問題を解くことで、どのように考えればいいのかがつかめてきます。

都立中問題は解けば解くほど力がつくので、たくさん問題を解きましょう。

小石川中適性検査の問題分析については、詳しくこちらのブログで紹介しておりますので、

合わせてご覧くださいますと幸いです!

 

学校別「都立中に合格するには」①小石川中等教育学校 の紹介 ◎学校別都立中受験コース

そこで、小石川中等教育学校対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。

前述した、小石川中等教育学校向けの対策ができるのはもちろんですが、

先生と生徒の1対1授業なので、分からないところをその都度先生に聞くことができます。

志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。

 

今回は小石川中等教育学校について紹介しました。

 

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都立中_小石川中等教育学校

 

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