家庭教師ブログ
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2023.05.16
こんにちは。家庭教師Campライターの高木です。今回の記事では、難関私立中の一つ、明治大学付属中野八王子中学校についてご紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒192-0001 東京都八王子市戸吹町1100番地
JR線 八王子駅/京王線 京王八王子駅：スクールバス25分
JR線/西武線 拝島駅：スクールバス25分
JR線 秋川駅；西東京バス京王八王子行き 10分 上戸吹バス停下車徒歩10分
中央線・横浜線・京王線からは八王子駅、青梅線・西武線・八高線からは拝島駅からそれぞれスクールバスを利用して通学している生徒がほとんどです。
明治大学附属中野八王子中学校は明治大学の付属校の一つです。自宅からの距離が志望の大きな基準点となる中学受験において、奥多摩地域から通いやすい学校としては最難関の学校の一つと言えるでしょう。
『質実剛毅』『協同自治』の建学の精神を教育理念としており、基礎から応用へのスモールステップを着実に踏みしめさせるようなカリキュラムと、生徒と教師が一体となって学習を進めようとするチーム意識の高さが特徴です。中高ともに夏期講習などの期別講習以外に、平常講習という放課後に講習を用意することで、個人の興味を伸ばしたり、授業についていけない生徒のフォローをしたりしています。
進学実績としては卒業生の9割ほどが例年明治大学へ内部推薦で進学しています。明八から明治大学への内部推薦をもらうためには英検2級とTOEICスコア420点以上という基準値があるので、これが100%にならない一つの要因となっています。
算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・50点)の学力試験で、2/1と2/3の2日程があります。
また2/5にはB方式として4科総合型試験を実施しています。形式としては算数・理科・社会に関する知識を問うものではなく、思考力や記述力を問うようなものになっており、近いものとしてはいくつかの県立中の適性検査がありますが、難易度にかなり差がある印象です。募集人数の少なさもあり、かなりハードルは高いのでA方式(2/1.3)で他の私立中と併願しながら入試に臨むことをオススメします。
算数は特殊算や数の性質、図形問題といった頻出の単元から幅広く出題されます。数問、解法に至るのに労を要する問題や、応用的な発想を必要とする問題はあるものの、配点の大部分はテキストレベルの標準的な問題なので、テキストの完遂と、夏以降の日々の細かい演習の繰り返しをこなしていくことで合格に近づくでしょう。
国語は長文2題で、言語知識に関する問題はほぼ出題されません。漢字は各大問の最後の問題として出題されます。長文問題はクセがないので、テキストの発展・応用レベルの問題までしっかりと勉強し、過去問を繰り返し解くという基本的な取り組みで対策可能です。
理科は4分野それぞれから出題されます。昨年度は大問9題の構成、大問数が多いことから出題される単元も幅広くなっており、よりバランスのとれた学習が求められてきていると言えます。弱点をつくらないことが得点のカギです。
社会も各分野から出題されます。記述問題が少なく、選択肢問題の割合が高いので難易度としてはそこまで高いわけではありません。過去問含めた類題を数多くこなし、ミスをなくしていきましょう。
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