「難関私立中に合格するには」㉛滝中学校・高等学校　の紹介

こんにちは。家庭教師campライターの槌谷です。今回は滝中学校・高等学校についてご紹介いたします。

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「難関私立中に合格するには」㉛滝中学校・高等学校　◎概要

1926年に前身である滝実業学校を創設し、1947年に滝中学校を併設。学制改革が1948年に起こり滝実業高等学校になり、2000年に滝中学校と滝高等学校の６年一貫校になりました。

立地・交通アクセス

〒483-8418

愛知県江南市東野町米野1番地

名鉄犬山線「江南駅」スクールバス約8分、徒歩約20分

JR東海「尾張一宮駅」・名鉄本線「名鉄一宮駅」スクールバス約40分

「難関私立中に合格するには」㉛滝中学校・高等学校　◎特色

滝学園は「質実剛健」「勤勉力行」「報恩感謝」を建学の精神として設立され、生徒1人ひとりに向き合うことで総合力に秀でた多様性に対して寛容な姿勢を身につけた魅力ある生徒の育成を目指すことを教育理念・教育目標として継承している学校です。

教育の分野では「深める教育」「拡げる教育」「支える教育」を目指し、中学3年間では通常の授業を50分とし、週33時間の週5日制で実施しており、長期休暇中の特別授業と合わせ、十分な授業時間を確保するようにしています。中でも英語・数学・国語を中心に教科ごとに十分な授業時間を配分しながら基礎学力の定着を図るようにしています。

また「滝学」ではSTEM学習と呼ばれる科学、技術、工学と数学などの教科の横断型教育を実践しており、思考の言語化、環境意識の向上などを目指して、生徒参加型の形式で行われています。

合格実績

国公立・私大の進学実績としては東大や京大など毎年合格者を出しており、早慶・marchレベルの難関私大及び私大医学部は多くの合格者を輩出しています。

「難関私立中に合格するには」㉛滝中学校・高等学校　◎入試対策

滝中学校の選抜は学科試験の結果をもとに判断されます。試験科目は4科になります。検査時間及び配点としては以下の通りです。

国語（50分・100点）、算数（50分・100点）、社会（40分・50点）・理科（40分・50点）

選抜方法・内容

国語

国語の試験時間は50分で配点は100点です。大問は小説や物語文から1題、随筆・論説文から1題の計２題出題されています。小説や物語文では文章量が多く、短時間で読み解く必要があります。論説文では科学的な文章が出題される傾向にあります。かつ記述問題も出題されており、文章理解と記述問題への対策を十分に行なっておきましょう。また漢字も出題されます。しっかりと書けるように普段から読み書きの練習を欠かさず行うことが大切です。

算数

算数の試験時間と配点は国語と同様に50分で100点です。なお2日目の試験時間は60分になります。出題内容として四則計算・速さ・割合などに始まり規則性、場合の数、図形などが出されており、中でも図形の問題の出題割合が多く出題されます。中でも円に関する問題が頻出となっていますので過去問や問題集を用いて類題、傾向対策が必要です。解ける問題で落とさず、昨年度の受験者平均点が6割でしたので、7割越えを目標に普段から演習を積み重ねておきましょう。

社会

社会の試験時間は40分の50点満点です。地理・歴史からの出題で、地理と歴史の出題割合はほぼ同じです。満遍なく地理も歴史も抑えておく必要があり、特に人名や県名など重要用語は一問一答式の問題を解き進めながら、実際に漢字で書けるようにしておくことが重要です。また問題集だけでなく学校の教科書やワークの図や地図も参考になりますので合わせて隅々まで確認しておきましょう。

理科

理科の試験時間は社会と同様に40分の50点満点です。4分野から出題されますが生物分野から多く出題される傾向にあります。続けて物理・化学・地学分野から出題されます。頻出の単元は抑えておき、全体の正答率が高い問題を落とさないことが重要です。図を描く問題も出題されますので資料集などを参考にして、過去問などの演習を積み重ねておきましょう。

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