家庭教師ブログ

私立中学校紹介シリーズ ①東京純心女子中学校・高等学校

2023.07.03

こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。今回から新たに「私立中学校・高等学校の紹介シリーズ」を更新してまいります。各校の魅力などを伝えていきたいと思いますので、ぜひご覧くださいませ。

今回は東京純心女子中学校・高等学校のご紹介です。

私立中学校紹介シリーズ ①東京純心女子中学校・高等学校 ◎アクセス

学校を考えるうえで、アクセスは重要なポイントです。中高一貫校であれば6年間通うことを考えると、本人にとって無理なく通えるエリアかどうか、確認する必要があります。また、入試本番も校舎で受けることがほとんどですので、学校説明会や文化祭などで足を運び、入試本番のイメージも併せて持っておきましょう。

アクセスマップ

〒192-0011 東京都八王子市滝山町2-600

JR八王子駅(北口)より西東京バスに乗車→「純心女子学園」下車 約13分

京王八王子駅より西東京バスに乗車→「純心女子学園」下車 約15分

拝島駅(南口)より西東京バスに乗車→「純心女子学園」下車 約25分

JR秋川駅(北口)より西東京バスに乗車→「純心女子学園」下車 約30分

施設

カトリックミッションスクールですので「ルルドの聖母」などマリア像や聖堂があります。また、創立者のSr.江角ヤスの名を関する「江角記念講堂」、カウンセリングルームなどもあります。他にも、作法室・弓道場やグラウンド、体育館、図書館、テニスコート、化学室など授業・部活動などで使用する設備もそろっています。大型スクリーンを備えた「セントメリーホール」や40台近い台数をそろえたコンピュータ教室など、ICT教育も進んでいます。

私立中学校紹介シリーズ ①東京純心女子中学校・高等学校 ◎概要

学校の歴史

1964年、「神様にも人にも喜ばれる女性」の育成を目指し、シスター江角ヤスさんによって東京純心女子高等学校が創立されました。もともとの母体としては1934年に長崎市に創立されたカトリック修道会「純心聖母会」になります。その後、1986年に中学校も開校しました。

学校生活

東京純心女子中学校・高等学校の大きな取り組みとして、2023年度より始動した「FYMプロジェクト」があります。まず、これまでとは大きく時間割を変えています。水曜日が長く7限(~15:15)までとなりますが、基本的に13:00までに授業(「FYMラーニング」)が終了し、その後は「FYMアクティビティ」として好きなことに取り組んでいきます。FYMとはFind Your Mission(あなたの使命を見つけよう)の頭文字ということで、使命とはやや重々しく感じるかもしれませんが、「やりたいこと」を追求していく、見つけていく活動であると考えられます。

 

アクティビティには様々なものがあり、「学力養成系」と呼ばれるいわゆる目的別・教科別の講座や、校外へ出向いて活動する「体験活動系」、憲法カフェや数学輪読ゼミなどの「キャンパススタディ」、その他「特別講座」など多岐にわたります。大学のサークルや実行委員会などの活動でも見られるようなものがあり、自分の好きなことをどんどん深堀りしていっていると感じます。

授業・カリキュラム

高校ではコースを難関国公立・私立大学への進学を目指す「特進プログラムコース」と、難関私立・看護医療系・芸術系など多様な進路実現を目指す「セレクトデザインコース」の2つに分けています。中学校段階では基礎学力の充実のため、習熟度別の英数の授業や補習を行っています。

 

また、「英語の純心」として英語4技能の強化にも力を入れています。とくに、高校生の特進プログラムコースでは3か月のターム留学、セレクトコースでも2か月のターム留学かセブ島での1週間海外研修などが用意されています。1ターム(3か月)というのはなかなか長いと感じるかもしれませんが、興味のある子たちにとっては大学生になる前にいち早く本格的な留学を経験できる機会ですし、経験することで英語への印象やとらえ方が大きく変わることもあるようです。姉妹校との交流(CCC交換留学生・CCCスタディーツアー)もあります。

 

その他、カトリックミッションスクールとして聖書や聖歌などの宗教教育、原爆投下に関連する平和教育、昨今話題となっている探究型学習、園芸作業に取り組むエコロジー教育(労作)などがあります。

制服

中学の制服はスラックス導入のためリニューアル予定のようですが、パンフレットや公式HPに夏服・冬服の写真が掲載されています。かなり多様な選択肢がありますので、自分の身だしなみにもこだわりたい人も満足できるのではないでしょうか。ちなみに、式典用のベレー帽もあります。

行事

上述の授業や活動に関する行事のほかにも、中1・高1で実施するオリエンテーションキャンプ、スポーツ大会や希望制の東北ボランティア、純心祭(9月の文化祭)などがあります。どうしても入学する前に体験できる行事は少ないですが、純心祭にはぜひ訪れたいですね。実際に生徒や先生の雰囲気、学校の様子を見ることで、さらに志望度も高まりモチベーションアップにつながると思います。

私立中学校紹介シリーズ ①東京純心女子中学校・高等学校 ◎進学実績

2023年入試では国公立では千葉大学・電気通信大学や東京都立大学への進学者を、私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学やGMARCHへの進学者を輩出しています。女子校ということもあり、津田塾大学・東京女子大学・日本女子大学への進学者も複数いらっしゃいます。一般入試への対策のほか、指定校推薦枠についても多くの大学から推薦枠をいただいているようです。

私立中学校紹介シリーズ ①東京純心女子中学校・高等学校 ◎まとめ

今回は私立中学校紹介シリーズとして、東京純心女子中学校・高等学校を紹介しました。各月ごとに学校説明会などのイベントがご用意されていますので、気になる方はぜひ日程を確認してご予約ください。その他詳細な情報、最新のご案内は学校HPをご覧くださいませ。

 

東京純心女子中学校・高等学校 公式ホームページ(外部リンク)

 

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【この記事を書いた人】
瀧本
【略歴】
私立大学大学院修了(哲学)。大学院在籍時よりパリ第七大学に留学、帰国後仏語通訳ガイドをしつつ塾講師、家庭教師、通信制高校非常勤講師を務める。
大学院終了後個別指導塾校長を経て個別ena校長に。中学・高校・大学入試を幅広くフォローし、
これまで難関私立中、三鷹中、立川国際中など都立中高一貫校、都立高校の指導重点校や大学附属私立高、GMARCH・
早慶上智などへの合格者多数輩出。また、15年以上の指導歴をふまえ、様々な理由から成績不振に陥ってしまった生徒や、
不登校生徒をもつ家庭へ包括的なアドバイスも行う。指導のモットーは「遊んで学べ、学んで遊べ」。
個人の主張と対話を育てる小論文指導を得意とする。
こちらのブログには学習・進学に役立つ情報だけでなく、ちょっとした息抜きになるような雑学コラムも載せていきます。

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