家庭教師ブログ
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2026.09.03

こんにちは、家庭教師Camp事務局です。
長らく連載してきた「学校別『都立中に合格するには』」シリーズもついにラストとなります。
都立中(区立九段中を含む)11校のラストを飾るのは、都立三鷹中等教育学校になります。
今回含め都立中の紹介をしてきましたが、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒181-0004 東京都三鷹市新川6丁目21番21号
JR中央線「三鷹」駅よりバス(鷹54 仙川・晃華学園東行き)20分
JR中央線「吉祥寺」駅よりバス(吉03 仙川・新川団地行き)20分 バス(吉05 調布駅北口行き)20分
京王線「仙川」駅よりバス(鷹54 三鷹駅行き)15分 バス(吉03 吉祥寺駅行き)15分
京王線「調布」駅北口よりバス(吉05 吉祥寺駅行き)25分
これまでの都立中に比べると、最寄りの主要駅は多いもののバス移動でそれなりの時間はかかりますね。
ご自宅が三鷹中に近い方は楽ですが、少し遠方から通学を検討している方は、行き帰りの時間や入試当日の動きを確認しておいたほうが良いでしょう。
また、三鷹中は名前の通り「中等教育学校」ですので、高校入試はございません。
三鷹中で学びたい方は、中学入試に全力を尽くしましょう。
東京都立三鷹中等教育学校は、「思いやり・人間愛をもった社会的リーダーの育成」を掲げる中高一貫校です。
「社会的リーダーの育成」は都立中高一貫校に共通して見られる考え方の一つですが、
三鷹中等教育学校では、特に他者を思いやる心や豊かな人間性を重視している点に特色があります。
学校では、6年間の中高一貫教育を通して、他者を思いやることのできる豊かな心を育てるとともに、
国際社会の中で活躍し、人間性豊かな社会を築くことのできる人材の育成を目指しています。
こうした考え方は、都立中の適性検査でもよく扱われる
「他者との協働」「異なる立場への理解」「よりよい社会をつくるために自分に何ができるか」といったテーマとも親和性があります。
三鷹中等教育学校を目指すのであれば、学校がどのような生徒を育てようとしているのかを理解しておくことも大切です。
三鷹中等教育学校が特に力を入れているのが探究活動です。
前期課程では、学校設定教科「探究」を全学年に設置。主体的・対話的な学びを通して、思考力・判断力・表現力・課題解決能力を育成しています。
後期課程でも「総合的な探究の時間」へと学びをつなげ、6年間を通して探究活動を継続・発展させるカリキュラムとなっています。
また、職場見学・職場体験、フィールドワーク、探究成果の発表など、教室の中だけでは完結しない学びが数多く用意されています。
自ら「問い」を見つけ、調べ、考え、その成果を他者へ伝える――。
こうした学びを重視していることは、三鷹中等教育学校の大きな特色の一つと言えるでしょう。
国際教育に力を入れていることも三鷹中等教育学校の特徴です。
英語の授業ではネイティブスピーカーを活用するほか、オンライン英会話、洋書の多読、外部検定試験、英語学習発表会など、実際に英語を使う機会を数多く設けています。
さらに、前期課程での「校内留学」や海外研修、海外高校生との交流、5年生の海外修学旅行など、異なる文化や価値観に触れる機会も充実しています。
2026年度には「海外学校間交流推進校」「Global Education Network 20(GE-NET20)」「海外探究フィールドワーク指定校」などにも指定されており、国際交流と探究活動を結びつけた教育が進められています。
単に英語力を身につけるだけでなく、異なる文化や考え方を理解し、自分の考えを相手に伝える力を育てることが重視されていると言えるでしょう。
部活動も盛んです。
サッカー、バドミントン、ラグビー、野球、水泳、テニス、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、剣道などの運動部に加え、吹奏楽、音楽、茶華道、演劇、美術、書道、鉄道研究など、文化系の活動も充実しています。
中高一貫校ならではの特色として、前期課程と後期課程の生徒が一緒に活動する部・同好会があることも魅力です。
鉄道研究部では前期生から後期生までが一緒に活動し、ジオラマ製作や鉄道模型コンテストへの参加などに取り組んでいます。
また、弓道部やチア・ダンス部は後期課程のみ。軽音楽や料理研究などの同好会もあり、生徒が興味・関心に応じて幅広い活動に挑戦できる環境が整っています。
三鷹中等教育学校の特色をまとめると、キーワードになるのは、
「思いやり」「探究」「国際理解」「主体性」
の4つです。
実際に学校が示しているアドミッション・ポリシーでも、「思いやりの心をもった社会的リーダーを目指す生徒」「高い目標をもち最後まで努力する生徒」「自主的、意欲的に取り組む生徒」などが掲げられています。
したがって三鷹中等を目指す受検生には、単に知識を身につけるだけでなく、資料や文章から課題を発見し、自分なりに考え、他者の立場も踏まえながら筋道立てて表現する力が求められると考えてよいでしょう。
三鷹中等教育学校は、大学進学においても高い実績を残しています。
2026年春の大学入試では、現役生から国公立大学48名、早慶上理144名、GMARCH208名が合格しています。
例年、難関国公立大学への合格者も輩出しており、これまで東京大学・京都大学・一橋大学・東京科学大学をはじめ、東京外国語大学、東京学芸大学、横浜国立大学、東京都立大学など、幅広い国公立大学への合格実績があります。
私立大学についても、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学といった難関大学に加え、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学などへの合格者を数多く輩出しています。
こうした進学実績を支えているのが、6年間を見通したキャリア教育と進路指導です。
三鷹中等教育学校では、前期課程から地域探究や職場体験、学部・学科説明会などを行い、後期課程では大学模擬講義や受験講演会、放課後・夏期講習などへと発展させていきます。
「どの大学に合格するか」だけではなく、大学で何を学び、その先の社会でどのように活躍したいのか。
中学受検の段階から6年間の学校生活、そして大学進学後の自分の姿までイメージしておくことも、志望校選びでは大切です。
三鷹中等教育学校の一般枠募集では、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱの2つの適性検査と、小学校から提出される報告書によって合否が決まります。
令和9年度入試では、それぞれの得点を、
に換算し、合計1000点満点で総合成績を算出します。
比率にすると報告書:適性検査Ⅰ:適性検査Ⅱ=3:5:2です。
注目したいのは、適性検査Ⅰだけで総合成績の50%を占めていることです。
三鷹中等を目指すうえでは、適性検査Ⅰで安定して得点できる力を身につけることが非常に重要になります。
適性検査Ⅰは、すべて三鷹中等教育学校の独自作成問題です。
学校が示している出題方針では、
「文章を深く読み取り、論理的に思考する力」「他者のものの見方や考え方を理解する力」「分かりやすく適切に表現する力」
を見るとされています。
三鷹中等の適性検査Ⅰでは、文章を正確に読み取るだけでなく、複数の文章や資料を踏まえて考え、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。
過去には詩などが題材として扱われたこともあり、一般的な説明的文章の読解だけでは対応しにくい問題が出題されることも特徴です。
文学的な文章が出題された場合でも、単に「自分がどう感じたか」で答えるのではありません。
本文のどの部分を根拠として、どのように考えたのかを筋道立てて説明する力が必要です。
適性検査Ⅱは大問3題で構成され、
大問1が三鷹中等の独自作成問題、大問2・3が都立中高一貫校の共同作成問題
となっています。
学校が示す出題方針は、資料から必要な情報を読み取り、課題について思考・判断する力、論理的に考察・処理する力、そしてその過程や結果を的確に表現する力を見るというものです。
特に独自作成の大問1では、単純な計算力だけではなく、条件を整理し、試行錯誤しながら規則性や解決方法を見つけていく力が問われます。
三鷹中等を受検するのであれば、共同作成問題の対策だけでなく、三鷹中等独自の大問1について過去問演習を重ねておくことが重要です。
三鷹中等の入試対策でまず意識したいのが、総合成績の50%を占める適性検査Ⅰです。
100点満点の検査結果が500点に換算されるため、適性検査Ⅰでの得点差が総合成績に大きく影響します。
対策の基本となるのは、文章を「なんとなく」読むのではなく、根拠を明確にしながら論理的に読む習慣をつけることです。
特に文学的文章や詩が出題されると、直感や感性に頼って答えてしまいがちです。
しかし、「自分はこう感じたから」ではなく、
「本文のこの表現から、このように考えられる」
と説明できるようにすることが重要です。
日頃の読解演習でも、「答えが合っていたか」だけで終わらせず、なぜその答えになるのか、本文のどこが根拠なのかまで確認する習慣をつけましょう。
適性検査Ⅰでは、文章を読み取ったうえで、自分の考えを表現する力も求められます。
そのため、作文だけを切り離して練習するのではなく、
文章を読む → 筆者や登場人物の考えを整理する → 問いに合わせて自分の考えをまとめる
という一連の流れを練習することが大切です。
「書くことが得意だから大丈夫」という受検生でも、問題の条件から外れてしまえば高得点にはつながりません。
自分の書きたいことを書く作文ではなく、問題で求められていることに正確に答える作文を意識しましょう。
適性検査Ⅱでは、三鷹中等が独自に作成する大問1への対策がポイントになります。
過去問を見ると、条件を整理しながら場合分けをしたり、並べ方を考えたり、図や表などを利用して試行錯誤したりする問題が出題されています。
こうした問題では、問題文を読んだだけですぐに解法が思いつくとは限りません。
そこで大切になるのが、実際に書いて、試して、規則を見つける力です。
頭の中だけで処理しようとせず、図を描く、表を作る、具体的な場合を書き出すなど、自分の手を動かしながら考える習慣を身につけておきましょう。
過去問演習でも、正解・不正解だけを見るのではなく、
「最初に何を書けばよかったのか」
「どのように条件を整理すれば解きやすかったのか」
まで振り返ることが重要です。
もちろん、適性検査Ⅱの大問2・3も軽視できません。
これらは都立中高一貫校の共同作成問題ですから、三鷹中等の過去問だけではなく、他の都立中の共同作成問題も活用して演習量を確保することができます。
算数・理科・社会的な内容を含む資料について、必要な情報を正確に読み取り、条件を整理して考える練習を積み重ねましょう。
都立中の適性検査では、すべての問題を完璧に解くことだけが重要なのではありません。
難しい問題に時間をかけすぎず、基本的な問題を確実に正解すること、記述問題では途中の考え方をできるだけ表現することも大切です。
三鷹中等の適性検査対策で特に意識したいのは、
「読む」「考える」「書く」を別々にしないことです。
適性検査Ⅰでは、文章を深く読み、他者の考えを理解したうえで、自分の考えを論理的に表現する力。
適性検査Ⅱでは、資料や条件を整理し、試行錯誤しながら答えを導き、その考え方を的確に表現する力。
どちらにも共通しているのは、「なぜそう考えたのか」を根拠とともに説明する力です。
普段の学習から答えだけを求めるのではなく、「なぜ?」「どこからそう考えた?」を大切にしましょう。
その積み重ねが、三鷹中等の適性検査で求められる思考力・表現力につながります。
そこで、都立三鷹中対策としてぴったりなのが、
オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
前述のような三鷹中に向けた対策ができるのはもちろん、
オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説を受けることができます。
志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。
独自作成の算数問題の演習や文章横断型の読解問題の考え方など、三鷹中だからこその指導を行っていきます。
都立三鷹中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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