家庭教師ブログ
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2026.09.02

こんにちは、家庭教師Camp事務局です。
本日の学校別「都立中に合格するには」は、早いもので第10弾! 都立富士高等学校附属中学校 のご紹介です。
東京都立富士高等学校附属中学校
〒164-0013 東京都中野区弥生町5‒21‒1
東京メトロ丸ノ内線「中野富士見町」駅より徒歩1分
やや路線が限られていますが、丸ノ内線ユーザーにとっては非常に便利ですね。
都立富士高等学校附属中学校では、
「知性を高め、教養を深める」「品性を養い、感性を磨く」「自ら判断し挑戦する精神を高める」という3つの教育目標を掲げています。
その教育の象徴となっているのが、「富士山型の人間」と「富士山型探究者」という生徒像です。
「富士山型の人間」とは、富士山の裾野のような幅広い教養を身に付けるとともに、理数的な発見力・解決力を養い、それらを活用して社会の課題を解決し、自分自身の限界にも挑戦できる人間を指します。
さらに、6年間を貫く探究活動を通して育成を目指しているのが「富士山型探究者」です。挑戦力、理数的発見力、理数的解決力を身に付け、新たな価値を創造する「科学的グローバルイノベーター」を目指します。
富士中の大きな特色の一つが、6年間を通した理数教育です。
同校は令和8年度から、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の第二期指定を受けています。
中高6年間を貫く理数教育カリキュラムを整え、課題研究「富士未来学」を中心に、探究活動と理数教育を結び付けています。
「理系に強い学校」というイメージがありますが、理系の生徒だけを対象にした教育ではありません。学校では、文系・理系という枠にとらわれず、理科的・数学的な見方や考え方を探究学習に生かすことを重視しています。
また、新しいカリキュラムでは、文理を問わず全員が高校3年生まで数学を履修します。理科についても基礎科目4科目に加えて「理数探究」を履修するなど、理数分野を幅広く学ぶカリキュラムとなっています。
そして、富士中の探究活動の中心となるのが「富士未来学」です。中学1年から高校3年まで、6年間を通して課題研究に取り組み、高校では研究をさらに深め、最終的には英語で発表するところまで発展させます。
英語教育にも力を入れています。
中学1年からオールイングリッシュで授業を行い、「英語で思考し、英語で発信する力」の育成を目指しています。
4技能をバランスよく学ぶだけでなく、ネイティブ講師による授業や英語でのディベートなどを通して、実際に英語を使って表現する力を養います。
海外との交流機会も充実しています。英語合宿やオーストラリアなどへの語学研修のほか、
イギリス4大学、アイルランド1大学、アメリカ1大学の計6大学と指定校協定を結んでおり、海外大学への進学を目指す道も用意されています。
行事では、生徒の主体性を重視しています。
体育祭、文化祭、合唱祭などは、生徒を中心に企画・運営が行われ、中学生と高校生が一体となって取り組みます。
中学校では修学旅行のほか、探究合宿、校外体験活動、職場体験、東京大学への訪問など、
学年ごとにさまざまな体験型の活動も行われています。また、希望者を対象に、
オーストラリア短期語学研修やSSH研修、シリコンバレー研修などの機会も設けられています。
このように富士中は、中高6年間を生かした高度な理数教育と探究活動、オールイングリッシュの英語教育、そして生徒主体の学校生活が大きな特色です。
特に「勉強するだけ」ではなく、自分で課題を見つけ、考え、研究し、
英語で発信するところまで経験できる点は、富士中ならではの魅力といえるでしょう。
都立富士高等学校附属中学校の一般枠入試では、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3つの適性検査と報告書をもとに合否を決定します。
令和9年度の配点は、報告書が300点、適性検査Ⅰが200点、適性検査Ⅱが200点、適性検査Ⅲが300点です。
つまり、適性検査と報告書の比率は7:3。適性検査の中では、独自問題である適性検査Ⅲの配点が最も高く、全体の30%を占めています。
このため、富士中を目指す場合は、適性検査Ⅰ・Ⅱだけでなく、適性検査Ⅲで得点できる力を身に付けることが重要です。
適性検査Ⅰと適性検査Ⅱは、東京都の共同作成問題を使用します。一方、適性検査Ⅲは富士中が独自に作成する問題です。
令和9年度もこの構成となっています。
適性検査Ⅰでは、文章の内容を正確に読み取り、自分の考えを論理的に表現する力が問われます。
令和8年度は大問1問・小問3問で構成され、与えられた課題について、
文章から読み取ったことを踏まえて400字以上440字以内で自分の考えをまとめる問題が出題されました。
適性検査Ⅱでは、資料から情報を読み取り、思考・判断したり、論理的に考察・処理したりする力が問われます。
算数・数学的な問題だけでなく、資料の分析や実験結果の考察など、複数の分野を横断する内容になっています。
令和8年度は大問3問・小問6問で、日常の事象を題材にした数量・図形の問題、
日本茶を題材にした資料分析、物体の着地を題材にした実験考察が出題されました。
富士中の入試で特に注意したいのが、適性検査Ⅲです。
適性検査Ⅲは富士中独自の問題で、資料やさまざまな条件をもとに課題を見つけ、解決する力に加えて、
計算する力や論理的に考える力が問われます。令和8年度は大問2問・小問5問で構成されました。
問題では、複数の条件を整理して規則を見つけたり、問題文や図から必要な条件を正確に読み取って論理的に解決したりする力が求められます。
また、図形を題材として、条件を整理して判断する力や、空間を認識する力も問われます。
過去の問題を見ると、数量や規則性を扱う問題と、図形を扱う問題の2本立てという構成が続いています。
令和7年度も、大問2問・小問6問で、条件から規則を見つけて計算する問題と、図形を題材に条件を整理して解決する問題が出題されました。
そのため、富士中を志望する場合は、単純な計算問題を速く解く練習だけでは十分ではありません。
問題文を丁寧に読み、与えられた条件を整理し、「何が分かっていて、何を求めるのか」を明確にする力が重要です。
特に適性検査Ⅲは100点満点の問題を300点に換算するため、合否への影響が大きくなっています。
難しそうな問題が出ても、最初から「難しい」と決めつけず、条件を一つずつ整理していくことが得点につながります。
富士中の対策では、算数の基本的な知識・技能を身に付けることに加え、
長い問題文から条件を読み取り、図や表などに整理し、筋道を立てて解決する練習を重ねておきたいところです。
都立富士高等学校附属中学校では、適性検査Ⅲの配点が300点と、Ⅰ・Ⅱの各200点よりも高くなっています。
そのため、富士中を目指す場合は、適性検査Ⅲへの対策をしっかり行うことが重要です。
適性検査Ⅲでは、数量や図形などを題材に、さまざまな条件を整理して考える問題が出題されます。
単純な計算問題だけではなく、問題文から条件を正確に読み取り、規則や関係を見つけ、筋道を立てて解決する力が求められます。
そのため、日ごろから計算練習を行い、計算を正確かつ速く処理できる力を身に付けておきましょう。
ただし、計算だけを繰り返すのでは十分ではありません。
図形の問題にも慣れ、図形の形や動きを頭の中でイメージしたり、実際に図を描いて条件を整理したりする練習も必要です。
特に、複数の条件が設定された問題では、いきなり答えを出そうとせず、
まず「何が分かっているのか」「どのようなルールがあるのか」「何を求められているのか」を整理することが大切です。
問題文を丁寧に読み、条件を一つずつ整理してから解き始める習慣を身に付けておきましょう。
適性検査Ⅰでは、文章の内容を正確に読み取り、自分の考えを論理的に表現する力が問われます。
令和8年度は45分で、大問1問・小問3問。与えられた文章を読み、読み取った内容をまとめたり説明したりしたうえで、
課題について400字以上440字以内で自分の考えを書く構成でした。
作文対策では、ただたくさん書けばよいというわけではありません。
「文章から何を読み取ったのか」「それを踏まえて自分はどう考えるのか」「その理由は何か」という流れを意識して、
論理的に文章を組み立てる練習をしましょう。
また、本番では45分という限られた時間の中で読解と作文の両方を行います。
作文を書き切れないことを防ぐためにも、普段から時間を計って文章を書く練習をしておくことが大切です。
最初から毎日1本の作文を書く必要はありません。まずは定期的に作文を書き、
先生や塾の先生などに添削してもらい、書いた文章を振り返ることをおすすめします。
適性検査Ⅱでは、資料から情報を読み取り、課題について考え、論理的に処理・表現する力が問われます。
令和8年度は大問3問・小問6問で、数量関係を考える問題、資料を分析する問題、実験結果を考察する問題が出題されました。
したがって、「理科・算数・社会をそれぞれ1問ずつ解く」という教科別の対策ではなく、
文章や資料から必要な情報を取り出し、それを使って考える練習をしておくことが重要です。
特に、グラフや表などの資料を見たときに、数字をただ読み取るだけではなく、
「この資料から何が分かるのか」「複数の資料を比較するとどのようなことが言えるのか」と考える習慣をつけましょう。
また、記述問題では、聞かれていることに対して必要な内容を過不足なく答えることが重要です。
「何を聞かれているのか」を最初に確認し、「答えに必要な条件は何か」を整理してから書くようにしましょう。
日ごろから、文章だけでなく、表・グラフ・図などさまざまな資料に触れ、自分の考えを文章で説明する練習をしておくと効果的です。
富士中の対策では、計算力や作文力といった個別の力だけでなく、文章や資料から情報を正確に読み取り、
条件を整理し、自分の考えを筋道立てて表現する力を総合的に鍛えることが大切です。
特に配点の高い適性検査Ⅲについては、算数の基本を固めたうえで、条件整理・規則性・図形・論理的思考を扱う問題に数多く取り組んでおきましょう。
そこで、都立富士中対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
前述のような富士中に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説を受けることができます。志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。算数を重点的に対策していく、適性検査Ⅲ特有のゲームのルールなどを素早く読み取るコツなど、富士中だからこその指導を行っていきます。
都立富士中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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