家庭教師ブログ
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2026.08.20

こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
今回は都立中学校紹介シリーズ「都立中に合格するには」第7弾です。
東京都立大泉高等学校附属中学校についてご紹介します。
まずはいつも通り、立地について確認してみましょう。
東京都立大泉高等学校附属中学校
〒178-0063 東京都練馬区東大泉5-3-1
西武池袋線「大泉学園駅」南口より徒歩10分
西武線なのでJR池袋駅からの乗り換えで通う方も多いでしょうか。
最寄り駅から徒歩10分というと少し長めのようにも見えますが、それほど通学に困る距離ではないでしょう。
ただし、都立大泉附属中に通っていた先生に聞いたところ、
所沢方面から「大泉学園駅」に向かう電車は、朝の通勤ラッシュで非常に混雑するとのことです。
入試日のルートについても、下見しておいたほうが良いですね。
都立大泉高等学校附属中学校の大きな特色のひとつが、6年間を通した探究教育です。
学校では「探究の大泉」をキャッチフレーズに掲げ、中高6年間を見通した系統的な探究活動を行っています。
目指しているのは、すでに答えのある問題を解くだけではありません。
さまざまな人や価値観と出会いながら自ら問いを見つけ、考え、他者と協働し、新しい価値を生み出していく力を育てることを重視しています。
大泉では、中学校の段階から探究の基礎を身につけていきます。
その一つが「課題発掘セミナー」です。
各分野で活躍する人から直接話を聞くなど、学校の中だけでは得られないさまざまな視点に触れながら、自分が興味を持てるテーマや社会に存在する課題について考えていきます。
また、「マイプロジェクト」では、生徒自身がテーマを設定して探究活動を進めます。
学年を越えた交流も行われており、中学2年生と3年生が互いの探究について発表し、意見交換する取り組みなども実施されています。
そして、中学校で培った探究力は高校でさらに発展します。
高校課程では、「探究と創造(QC)」の授業があります。
中学校までに身につけた力を生かして、一人ひとりが自分のテーマを設定し、本格的な研究を進めていきます。
高校2年生では研究成果を論文としてまとめます。
テーマを決め、情報を集め、分析し、自分なりの考察を組み立て、それを他者へ伝える――。
大学での研究にもつながるような一連のプロセスを、中高6年間をかけて経験できるのが大泉の特徴です。
大泉の探究教育を象徴するイベントの一つが「OIZUMI AWARD」です。
中学1年生から高校2年生までが参加し、探究活動の成果を発表・共有します。
異なる学年の研究に触れたり、先輩・後輩で意見を交わしたりできるのも中高一貫校ならでは。
「調べて終わり」ではなく、研究したことを人に伝え、フィードバックを受け、さらに考えを深めていくところまで探究活動に組み込まれています。
大泉では、探究活動だけでなく国際理解教育にも力を入れています。
オンライン英会話を取り入れ、海外の外国人講師と実際に英語でコミュニケーションを取る機会を設けています。
さらに、中学校の英語と数学では、1クラスを2つに分けた少人数授業を実施。
英語ではJETやALTとのチームティーチングも行われています。
British Hillsでの英語研修や海外語学研修など、学校の外で英語や異文化に触れる機会も用意されています。
ICT環境も整備されています。
全教室にWi-Fiとプロジェクターが完備されており、生徒がネットワークやICT機器を効果的に活用する授業を行っています。
また、探究活動などに利用されるラーニングコモンズにはPCも設置され、グループ学習や研究を進めやすい環境が用意されています。
なお、附属中学校が開校したのは2010年ですが、現在の新校舎が完成したのは2012年です。
学習設備や施設面を重視して学校を選びたい家庭にとっても、注目したいポイントでしょう。
学校行事も大泉の特色です。
大泉では、
を「三大行事」としています。
学校では、6年間の行事を通して生徒一人ひとりのリーダーシップを育てることを重視しています。
中高一貫校ならではの学年を越えた交流があることも特徴で、学校行事や探究活動を通じて、高校生が中学生をリードする場面もあります。
このほかにも、遠足や研修旅行、修学旅行、国内外での語学・国際理解に関するプログラムなど、多彩な学校行事があります。
都立大泉高等学校附属中学校を理解するキーワードは、やはり「探究の大泉」です。
中学校で探究の基礎を身につけ、高校では自分自身のテーマを研究し、最終的には論文としてまとめる。
さらに、OIZUMI AWARDなどを通じて、自分の考えを他者に伝える経験も積んでいきます。
単に知識を覚えるだけではなく、
「なぜだろう?」と問いを立て、自分で調べ、考え、他者と協働し、自分なりの答えを社会へ発信する。
そんな力を6年間かけて伸ばしたい生徒にとって、魅力のある学校といえるでしょう。
都立大泉高等学校附属中学校を目指す場合は、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3つをバランスよく対策する必要があります。
大泉では、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱに東京都立中高一貫校の共同作成問題、適性検査Ⅲに大泉独自の問題が使用されています。
2026年度入試では、適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはいずれも45分で実施されました。
適性検査では、単純な知識量だけではなく、文章や資料から必要な情報を読み取り、論理的に考え、それを適切に表現する力が求められます。
適性検査Ⅰでは、文章を正確に読み取る力と、自分の考えを論理的に文章で表現する力が問われます。
2026年度は大問1問・小問3問という構成でした。
文章を読んで内容をまとめたり説明したりする問題に加えて、読み取った内容を踏まえて自分の考えを書く作文が出題されています。
作文は400字以上440字以内です。
そのため、適性検査Ⅰの対策では、作文を書く練習だけをするのではなく、その前提となる読解力を身につけることが重要です。
文章を読んだら、
「筆者は何を伝えたいのか」
「その理由や具体例は何か」
「二つの文章にはどのような共通点や違いがあるのか」
といったことを整理する練習をしておきましょう。
そのうえで、文章から読み取った内容と自分自身の考えを結びつけ、指定された文字数の中で論理的にまとめる練習をしていきます。
作文では、自分の考えを自由に書けばよいわけではありません。
問題文の条件を確認し、「何について書くことが求められているのか」を正確に把握してから書くことが大切です。
適性検査Ⅱでは、資料から情報を読み取り、課題について考えたり、判断したりする力が求められます。
2026年度は大問3問・小問6問で構成されました。
出題内容を見ると、図形や数量の関係について考える問題、複数の資料を分析する問題、実験結果をもとに考察する問題などが出題されています。
いわゆる算数・社会・理科の知識を単独で問うというよりも、複数の分野の力を使って問題を解決することが求められるのが特徴です。
また、45分で大問3問に対応しなければならないため、時間配分も重要になります。
普段から計算を正確かつ素早く行えるようにしておくことはもちろん、グラフ・表・図などから必要な情報を素早く見つける練習もしておきましょう。
問題文が長い場合でも、すべてを漫然と読むのではなく、「何を求められているのか」「どの資料を使えばよいのか」を意識して読むことが大切です。
大泉を受検するうえで特に注意したいのが適性検査Ⅲです。
適性検査Ⅰ・Ⅱが共同作成問題であるのに対して、適性検査Ⅲは大泉独自の問題です。
2026年度は大問2問・小問6問で構成されました。
与えられた情報を整理して課題を解決する問題や、さまざまな図形について条件を整理しながら論理的に判断する問題などが出題されています。
適性検査Ⅲでは、単に計算ができるだけでは十分ではありません。
まず問題文や資料からルール・条件を正確に読み取り、それを整理したうえで、順序立てて考えていく力が必要になります。
条件が複数提示される問題では、一つ読み落とすだけでも正解にたどり着けなくなることがあります。
そのため、過去問や類題を使い、
「条件を書き出す」
「図や表に整理する」
「実際に手を動かして規則性を調べる」
「なぜその答えになるのか説明する」
といった練習をしておくとよいでしょう。
大泉の適性検査対策では、問題が解けるようになったら、必ず時間を意識した演習も行いましょう。
適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはいずれも45分です。
特に適性検査Ⅱ・Ⅲでは、文章や資料を読み、条件を整理し、計算や考察をしたうえで解答を作らなければならない問題があります。
一問に時間を使いすぎると、後半の問題に手をつけられなくなる可能性があります。
最初は時間を気にせず正確に解き、慣れてきたら45分を計って過去問を解くという流れがおすすめです。
そして、解き終わった後には正解・不正解だけを見るのではなく、
「文章や資料を正しく読み取れなかったのか」
「条件を見落としたのか」
「考え方は分かっていたが計算を間違えたのか」
「時間が足りなかったのか」
まで分析しましょう。
大泉の適性検査では、読解力、記述力、数理的な思考力、資料分析力、論理的に考える力など、さまざまな力が求められます。
適性検査Ⅰ・Ⅱの共同作成問題への対策に加えて、大泉独自の適性検査Ⅲについても過去問を使って十分に対策しておくことが重要です。
また、他校の過去問も参考に対策しておくことも有効です。
そこで都立大泉中の対策として最適なのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
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