家庭教師ブログ
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2026.08.11

こんにちは、家庭教師Campです。
本日のブログでは、埼玉県の公立中高一貫校を紹介していきます。
「さいたま市立大宮国際中等教育学校」・「さいたま市立浦和中学校」の2校を紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスから確認していきましょう。
〒330-0856 埼玉県さいたま市大宮区三橋4-96
「大宮」駅西口より西武バス(「二ツ宮」行・「指扇駅」行) 「大宮国際中等教育学校」駅下車、徒歩3分
バスによる経路が少ないですが、大宮駅からのアクセスは良好ですね。
大宮国際中等教育学校は、目指す学習者像として「未来の学力が備わった人」「国際的な視野を持った人」「より良い世界を築くことに貢献する人」の3つを掲げています。
名前の通り国際性を重視していることはもちろんですが、それだけではありません。
自ら課題を設定し、計画を立て、リサーチやディスカッションを行いながら問題を解決する力や、他者と協働する力、多様性を受け入れ社会に貢献しようとする姿勢なども重視されています。
また、校訓として「3つのG」を掲げています。「Grit(やり抜く力)」「Growth(成長し続ける力)」「Global(世界に視野を広げる力)」の3つで、それぞれについて、最後までやり遂げる力、主体的に学び続ける姿勢、多様性を受け入れより良い世界づくりに貢献しようとする思考態度を育てています。
中等教育学校ですので、6年間の一貫教育となり、一般的な中高一貫校のような高校入試はありません。
6年間は大きく2つのステージに分かれています。
中等1~4年生(中学1年~高校1年相当)は「Empowerment Stage」。基礎力をじっくり育む4年間で、探究活動や協働的な学びなどを通して、自ら学び続ける力や課題に向き合う力を身につけていきます。
そして、中等5・6年生(高校2・3年相当)は「Achievement Stage」。
これまでの4年間で身につけた力をさらに実践・応用する段階で、「Liberal Arts」「STEM」「Global」の3つのコースに分かれ、
それぞれの興味や進路に応じて専門性を高めていきます。
このように、大宮国際中等教育学校では、単に「英語に力を入れている学校」というだけではなく、
6年間を通して、国際的な視野を持ちながら、自ら問いを立て、他者と協働し、課題を解決していく力を育てる教育が行われています。
大宮国際中の入試形式は「一般選抜」と「特別選抜」に分かれます。
特別選抜は、帰国生や外国籍の方など、一定の条件を満たす受検生を対象とした選抜です。
ここでは、一般の受検生を対象とする「一般選抜」を中心に説明していきます。
大宮国際中の一般選抜は、第1次選抜と第2次選抜の2段階に分かれています。
第1次選抜では「適性検査A」と「適性検査B」の2つの検査を実施します。
第1次選抜を突破した受検生が、第2次選抜へ進みます。
第2次選抜では「適性検査C」と「集団活動」が行われます。
集団活動では、相手の意見を理解しながら自分の考えを伝えたり、他者と協働したりする力などがみられます。
まずは第1次選抜を突破することを目標に、適性検査A・Bの対策をしっかり進めていきましょう。
また、大宮国際中の特徴の一つが、さいたま市立浦和中学校との併願が可能な点です。
令和9年度入学者選抜では、大宮国際中の第1次選抜が2027年1月17日、浦和中の第1次選抜が1月16日と日程が異なるため、両校の第1次選抜を受検することができます。
一方、第2次選抜は両校とも2027年1月23日に実施される予定です。
そのため、両校の第1次選抜に合格した場合は、第2次選抜についてどちらを受検するのかを選択することになります。
適性検査Aでは、英語の会話を聞いて内容を理解するリスニング問題のほか、
数学・科学的な処理によって課題を解決する問題、社会的事象について資料を分析し、考察・説明する問題などが出題されています。
英語・算数・理科・社会といった幅広い分野への対応力が求められますが、
特に社会については、単純な知識の暗記だけではなく、グラフや資料を読み取り、そこから考察する力が重要です。
適性検査Bでは、社会的事象、自然・数理的事象、文章などを題材とした問題が出題されています。
過去問を見ると、記号で答える問題だけでなく、資料や文章を読み取ったうえで、自分の考えを記述する問題も見られます。
適性検査Cは、第1次選抜のA・Bとは形式が大きく変わります。
文章や資料、会話文などを読み、それらをもとに条件に沿った発表原稿を作成する形式の問題が出題されています。
過去問では、3つのテーマについて、それぞれ300字以内でまとめる形式が見られます。
資料を読み取る力だけでなく、必要な情報を整理し、自分の考えを筋道立てて文章にまとめる力も必要になります。
時間内に複数の発表原稿を完成させるためには、日頃から資料読み取りや作文・記述の練習を積み重ねておくことが大切です。
また、大宮国際中の公式サイトでは、過去数年分の適性検査A・B・Cや集団活動などの過去問題が公開されています。
まずは大宮国際中の過去問を繰り返し解き、出題形式や時間配分に慣れておきましょう。
そのうえで、他の埼玉県公立中高一貫校の過去問にも取り組み、さまざまな資料やテーマに対応できる力を身につけていくとよいでしょう。
まずは交通アクセスを確認してみましょう。
〒330-0073 埼玉県さいたま市浦和区元町1-28-17
JR京浜東北線「北浦和」駅東口から徒歩12分
駅からの道は比較的分かりやすいでしょうか。北浦和駅からの距離もさほど長くはないのではないでしょうか。
平成19年4月1日に、さいたま市初の併設型中高一貫教育校として開校した学校です。
埼玉県内の公立中高一貫校の中でも比較的歴史のある学校で、現在はさいたま市立浦和高等学校とともに6年間を見通した中高一貫教育を行っています。
併設型の中高一貫校であるため、浦和中学校から浦和高等学校へ内部進学する道がある一方、高校から入学する生徒もいます。
中学校からの6年間だけでなく、高校入試を経て入学する生徒とともに学ぶ環境があることも、浦和中・浦和高校の特徴の一つです。
学校教育目標は「高い知性と豊かな感性・表現力を備えた国際社会に貢献できる生徒の育成」です。
6年間の一貫した教育活動を通して、高い知性と教養を身につけるだけでなく、
豊かな感性・表現力や創造性を育み、国際社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
また、学校づくりの視点として「さいたま市民の期待に応える学校」を掲げているほか、
「文武両道の精神が息づく特色ある教育活動を行う学校」「高い目標をもって一人ひとりの進路希望が実現できる学校」などを掲げています。
6年間の教育は、中1・中2の「前期課程(基礎)」、
中3・高1の「中期課程(充実)」、
高2・高3の「後期課程(発展)」という3段階に分けて行われています。
中3・高1の中期課程では、学びをさらに充実させ、高2・高3の後期課程では発展的な学習へと進んでいきます。
また、高校1年生からは高校入試を経て入学した生徒も加わり、内部進学生と高校入学生がともに学ぶ環境となっています。
部活動や学校行事、委員会活動などにも力を入れており、
「文武両道」「自由闊達」「自主自立」という教育理念のもと、学業だけでなく学校生活全体を充実させることを重視しているのも特徴です。
大学進学実績も注目されます。
2026年4月時点の合格実績では、国公立大学の合格者が137名。
東京大学5名、一橋大学9名、東京科学大学(旧・東京工業大学)9名など、難関国公立大学にも合格者を出しています。
埼玉大学13名、千葉大学12名など、近隣の国公立大学への合格者も多く見られます。
私立大学では、早稲田大学71名、立教大学108名、明治大学123名、法政大学72名など、多くの合格者を出しています。
このように市立浦和は、6年間の中高一貫教育による継続的な学習環境に加え、
高校から入学する生徒とも切磋琢磨できる環境があり、学業・部活動・学校行事のバランスを大切にしながら、
高い進路目標の実現を目指せる学校といえるでしょう。
浦和中の第1次選抜では、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱの2つの検査が行われます。
第2次選抜では、適性検査Ⅲに加えて、個人面接と集団面接が行われます。
第1次選抜に合格しなければ第2次選抜へ進むことができないため、まずは第1次選抜を突破することが重要です。
一方で、第2次選抜でも適性検査Ⅲという作文形式の検査が行われるため、
第1次選抜を突破した後も、文章を読み取り、自分の考えを論理的にまとめる力が求められます。
このように、筆記形式の適性検査と面接の両方が第2次選抜に含まれている点は、浦和中の入試の特徴の一つといえるでしょう。
第1次選抜の適性検査Ⅰでは、物語文や説明文などの文章、社会的事象に関する資料などを題材とした問題が出題されています。
記号で答える問題だけでなく、資料から必要な情報を読み取り、計算したり、自分の考えを短く記述したりする問題もあります。
そのため、単に知識を覚えるだけではなく、「なぜそう考えたのか」という根拠や必要なキーワードを、限られた字数で簡潔にまとめる練習が重要です。
適性検査Ⅱでは、数理的な事象や自然現象などを題材とした問題が出題され、算数・理科分野の力が問われます。
問題量に対して限られた時間で処理する必要があるため、素早く正確に問題を読み解く力も重要です。
また、理科についても、単純な知識の再現だけではなく、実験や自然現象を題材に、結果を考察したり、筋道を立てて説明したりする力が求められます。
資料や実験結果などを読み取り、そこから考察して答えを導くという点では、都立中高一貫校などの適性検査にも通じる部分があります。
第2次選抜の適性検査Ⅲは、文章や会話文、資料などを読み取り、それらを踏まえて発表原稿を作成する作文形式の検査です。
公式には45分間で複数の課題について、それぞれ300字程度でまとめる形式とされています。
過去問を見ると、250~300字程度の発表原稿を作成する問題が複数出題されています。
第1次選抜の適性検査Ⅰ・Ⅱとは形式が大きく異なるため、
素早く資料や文章の要点を読み取り、必要な情報を整理したうえで、自分の考えを筋道立てて文章にまとめる力が必要です。
面接も浦和中の入試における大きな特徴です。
個人面接は10分間程度で、入学への意欲や目的意識、将来の夢などについて質問されます。
また、現在の選抜では、個人面接の冒頭に英語による自己紹介も行われます。
集団面接では、令和8年度は7人程度の集団で、与えられた課題の解決に向けて話し合う形式でした。
単に自分の意見を主張するだけでなく、他者とコミュニケーションを取りながら、共通の課題を解決しようとする姿勢がみられます。
浦和中を目指すのであれば、適性検査Ⅰ・Ⅱの対策だけでなく、第2次選抜を見据えて、
早い段階から作文・記述や面接、そして英語で自分のことを話す練習にも取り組んでおくとよいでしょう。
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