家庭教師ブログ
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2023.09.14
こんにちは、家庭教師Campライターの夏海です。
いつも家庭教師Campのブログにお越しくださいまして、ありがとうございます。
今回は都立中の中から、都立武蔵高等学校附属中学校をご紹介したいと思います。
▼小石川中▼ ▼立川国際中▼ ▼南多摩中▼ ▼両国中▼ ▼白鷗中▼
▼大泉中▼ ▼九段中▼ ▼桜修館中▼ ▼富士中▼ ▼三鷹中▼
まず、いろいろな保護者の方と面談をしていく中で、
都立武蔵中についてのお話もするのですが、「あの武蔵中とは違う学校なのか」ということをよく聞かれます。
「あの武蔵中」とは御三家に数えられる、私立武蔵中のことです。
私立武蔵中のほうが、御三家というくくりから知名度があります。
しかし、都立武蔵中と私立武蔵中は全く別の中学校です。
東京都立武蔵高等学校・附属中学校 〒180-0022 東京都武蔵野市境4-13-28
(私立)武蔵高等学校・中学校 〒176-8535 東京都練馬区豊玉上1-26-1
都立武蔵中は以前紹介したように、東京都が設置した6年間の教育を基本とした学校です。
武蔵中は併設型に属します。一方、私立武蔵中は私立の中学校です。
このように2つの学校は全く違う学校なので、ご注意ください。
今回ご紹介するのは東京都立武蔵高等学校・附属中学校です。
東京都立武蔵高等学校・附属中学校 あらためてアクセスは以下の通りです。
東京都立武蔵高等学校附属中学校
〒180-0022 東京都武蔵野市境4-13-28
○JR 中央線・西武多摩川線 武蔵境駅北口下車徒歩 10 分
○西武新宿線 田無駅 より西武バス 武蔵境駅行き
○西武池袋線 ひばりヶ丘駅 「桜橋」バス停下車 7 分
○京王線 調布駅より小田急バス武蔵境駅南口行き下車徒歩 10 分
まず、都立中高一貫校と呼ばれているので、
高校からの受験もできると考えがちですが、
都立武蔵は高校受験ができません。
2021年度から高校受験の募集を停止しており、
中学入試でしか都立武蔵に入学するすべがなくなりました。
このため、どうしても都立武蔵中高で勉強したいということであれば、中学受験をするしかありません。ご注意ください。
都立武蔵中は「国際社会に貢献できる知性豊かなリーダーの育成」という目標を掲げています。この実現のために地球学、英語教育、生徒主体という点に力を入れています。
地球学とは総合的な学習の時間に地球規模の問題について知り、
課題解決にむけて学び行動していくという学習です。
国際的な問題を自分のこととかんがえ、解決に向け行動するということをすることで、
「国際社会に貢献できる知性豊かなリーダーの育成」を達成しようとするSDGsと絡めた学習や、
体験学習もあるので実際に生徒が体験しながら学習し、最終的には発表を行います。
中学1年から高校1年までの4年間で学習するので、
たくさんの課題に触れることや、一つのこと尾突き詰めて学習することができます。
中高一貫校ならではの学習です。
英語教育は、実際に英語を使用するということに力を入れています。
中学3年生では、国際機関や企業海外の団体等と連携し
オールイングリッシュで行う東京グローバルゲートウェイの体験学習に参加ができます。
また、海外の講師と1対1でオンライン英会話をする機会もあるため、
自分の英語が海外の方にどのくらい通じるのか挑戦する機会があり、
中学生・高校生のうちに英語や英会話へたくさん触れることができます。
都立武蔵中の入試は適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲの3教科です。
この3教科の点数と報告書の点数を合わせて合否を決定します。
各教科の得点の比率は1:1:1です。適性検査が75%、報告書点が25%です。
適性検査Ⅰは共同作成問題を使用します。
適性検査Ⅱは大問1と大問3が共同作成問題で、
大問2が独自作成問題です。
適性検査Ⅲは独自作成問題です。
内容は適性検査Ⅰが作文、適性検査Ⅱが理科、社会、算数、適性検査Ⅲが理科、算数となっています。
小石川中も同じような構成ですが、独自作成問題の内容が大きく異なります。
都立武蔵中の適性検査Ⅲ大問1は図形問題の出題が多いです。
方眼用紙や図形などに書き込む、手を動かす問題が例年出題されています。
大問2は理科の観察や実験に関する問題が出題されることが多いです。
ただ2023年度は算数分野からも出題されており、傾向は多少変わっても、
普段の練習通りに順を追って考えれば正解にたどりつくことは変わりません。
また、自分の仮説や実験の内容を記述する問題もよく出題されています。
解答を整理しながらまとめあげる記述力がカギとなります。
何から始めればいいかわからない場合はまず、理系から始めてください。
ほかの都立中と同じように、適性検査Ⅲは算数、理科が出題されます。
特に図形は必ずと言っていいほど出題されるので、対策が必要です。
複雑な図形が出題されても、構造が理解できるようまずは基本的な平面図形、空間図形を学習してください。
それができたら、過去問などの複雑な問題に取り掛かりましょう。
図形は苦手意識を持っている生徒が多いですが、
繰り返し練習すると立体の構造などが頭の中で理解できるようになります。
苦手な人ほど図形の問題を繰り返し解いてください。
また、都立の問題は時間が足りなくなることがほとんどです。
日ごろから計算練習も行いましょう。
文章を素早く読み、手順やゲームのルールをしっかり把握することも大事です。
そこで、都立武蔵中対策としてぴったりなのが、
オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
前述した都立武蔵中に向けた対策ができるのはもちろんですが、
1対1なので分からないところをその都度聞くことができます。
志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。
😥 図形の問題の解き方が分からない!
🙁 記述がうまく書ける方法を教えてほしい!
などなど、学習のお悩みに合わせて、志望校ごとに指導いたします。
都立武蔵中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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