家庭教師ブログ
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2022.08.06
こんにちは。家庭教師Campライターの今津です。
これまで、都立中の学校別紹介「都立中に合格するには」シリーズを投稿していましたが、もちろん他の都道府県にも優れた公立中高一貫校が存在します。今回は茨城県の公立中高一貫校を紹介いたします。
茨城県では、ここ数年で公立中高一貫校が一気に開校しました。まず2020年に5校開校し、2021年に3校、さらに2022年に2校が開校しました。現在、茨城県の公立中高一貫校は下記の13校になります。
茨城県立並木中等教育学校
茨城県立古河中等教育学校
茨城県立勝田中等教育学校
茨城県立日立第一高等学校附属中学校
茨城県立竜ケ崎第一高等学校附属中学校
茨城県立下館第一高等学校附属中学校
茨城県立太田第一高等学校附属中学校
茨城県立鉾田第一高等学校附属中学校
茨城県立鹿島高等学校附属中学校
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校
茨城県立下妻第一高等学校附属中学校
茨城県立水海道第一高等学校附属中学校
このうち、下妻第一高等学校附属中学校と水海道第一高等学校附属中学校が、2022年に開校した新しい学校です。
中高一貫教育の特徴として、茨城県の教育委員会は「6年間の計画的・継続的な教育活動を通して、興味関心のあることを探究・追究し、個性を伸ばしていくことができる」「中学生から高校生までの幅広い年齢層での活動を通して、社会性や豊かな人間性を培うことができる」と紹介し、「地域のリーダー、地域での学びをベースに世界に飛び立つ人財の育成を目指す」と述べています。
どの学校も開校したばかりなので、中高一貫校としての大学進学実績はまだ出ていません。しかし、中学校が併設される前から筑波大学や茨城大学などの国立大学、早稲田大学などの難関私立大学に合格者を出している高校も多く、数年後に出る中高一貫校としての実績にも期待ができるのではないでしょうか。
茨城県公立中高一貫校の入試では、すべての学校で共通の検査問題が使用されます。適性検査Ⅰ・Ⅱに加え、グループ面接が実施されます。適性検査Ⅰ・Ⅱは問題の文章量・図表数が多いため、制限時間内で素早く正確に情報を読み取る読解力が求められます。
適性検査Ⅰでは大問1・2で理科分野、大問3で社会分野、大問4・5で算数分野の問題が出題されます。ほとんどの大問に記述式の問題が含まれています。大量の文章や図表から情報を読み取り、適切に解答を記述する文章力が必要になります。
適性検査Ⅱでは大問1で国語分野、大問2・3で社会分野の問題が出題されます。適性検査Ⅰと同じく記述式の問題が多く、短時間で文章を作成する力が要求されます。社会分野では茨城県の農業・工業に関連した問題が度々出題されます。
グループ面接は、5人程度のグループで実施されます。これまでの入試では「グループディスカッション」のような形式で行われています。質問に答える面接とは異なり、その場での対応力や積極性、協調性、グループをまとめるリーダーシップなどが求められます。グループ面接の冒頭では、ディスカッションに入る前に志願理由を発表します。
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