家庭教師ブログ
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2021.11.06
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。11月に入り、寒さとともに受験も本格化してきました。
指定校推薦や各種推薦入試の合格発表や本番が始まる中、一般入試に向けた勉強も熱を帯びてきているはずです。
ここで一つよくある質問として、「大学受験はどこの模試を受ければ良いの?」というのがあります。高校やお通いの予備校・塾で案内があるものだけでも、たくさんの種類があります。また、模試の名前から内容が想像しにくいものや、自分の実力や志望校のレベルに応じた受験など、考えるべきことは多々あります。
今回は「大学受験の模試、おすすめは?」ということで、大手予備校などが実施している模試についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
都立高校などで配布されることの多い模試は、河合塾と駿台予備校の二つではないでしょうか。
名前の通り、1月中旬に行われる「大学入学共通テスト」(旧:センター試験または共通一次)の内容に合わせた模試になります。
かなり多くの受験生が受けるので、合格判定などの精度も高いです。判定や成績表の裏面の正答率などを比較して、自分の弱点をつかみましょう。
一般に、駿台の模試よりもやや易しく、ベネッセなどの模試よりも難しいといわれることが多いです。日東駒専から早慶上理あたりの大学を志望している生徒(かなり幅広いですが……)なら一度は受けてみてよいと思います。
ベネッセ(進研)模試は高校で必ず受ける学校も多いので、まずは自分で学外で受けるのには良いと思います。
同じく河合塾が実施する、記述模試になります。すべて記述問題というわけではありませんが、なかなかハイレベルな問題になります。国公立大学を受験する人はもちろん、私立大学のみを受ける人も受けておきましょう。
ただ、志望大学の入試問題の傾向などによっては、直接的には参考にならない部分も出てくると思います。高校入試などと異なり、大学入試は大学ごとに多種多様です。志望校が基本的にマークシート形式あるいは記号問題ばかりで、といった場合には、状況に応じて検討してみてもよいでしょう。
河合塾と同じく、高校で案内されることが多い模試の一つです。受験者数もやはりトップクラスです。
難易度は河合塾の全統模試よりも高い、と感じる人が多いです。同じ人が同じ時期に受けても、やはり駿台全国模試の方が偏差値なども低い傾向にあります。
その分、最難関大学などを志望している人にとっては、より正確な判定と言えるかもしれませんし、問題の難易度としても歯ごたえがあるでしょう。また、高校などで駿台・ベネッセの模試を受けている場合、そちらとドッキングしての判定もあります。
大学入学共通テスト入試プレ
代々木ゼミナールが行う模試になります。名称は変わりますが、高校1年生、高校2年生にも同様に共通テスト系の模試があります。
近年は河合・駿台・東進に比べると現役高校生のなかで知名度が下がっているように感じますが、新傾向に合わせた模試など、充実した内容になっています。
共通テスト本番レベル模試など
今や冠番組も多数もたれている林修先生で覚えている人も多いであろう、東進。
模試の種類も多いですが、外部生(東進に通っていない生徒)が模試を受験すると、近隣校舎にて判定やチューターによる説明があったりすることもあります。まだ予備校や通塾をしていない方にとっては、ありがたいサービスかもしれませんね。
判定は体感厳しめでしょうか。河合や駿台の模試に比べて、東進の生徒が受ける割合が多いからでしょうか。全国的な立ち位置を知るのにはやや微妙です。ただ、成績表の返却スピードなどは早いので、すぐに自分の実力を確認することができます。
高校1年生、2年生は共通テスト同日模試などもおすすめです。
河合塾や駿台など各予備校で、特定の大学(東大、京大など)の模試が行われています。この大学を志望している方は、ぜひ積極的に受けていきましょう。時期としてはだいたい8月以降のことが多いです。(各予備校によって日程は異なるので確認をしましょう。)
普段の模試は、どうしても「自分の志望校を目指していない人」も含めた問題、偏差値、平均点になります。最難関大学を目指す方なら、同じ大学を目指す人=実際のライバル、と競う必要がありますし、自分のいる高校や環境によっては、周りにそういったライバルがいないこともありえます。ぜひ全国のライバルたちとしのぎを削りましょう。
私も受験しましたが、なかなかハイレベルできつかったのを覚えています。場合によっては厳しい判定でメンタルにくるかもしれませんが、諦めず悔しさをばねにして頑張りましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は各予備校などで行われている模試の紹介をいたしました。高校での案内などは正規料金よりお安めのこともありますので積極的に活用していきましょう。会場で受ける場合など、本番を想定した練習にもなりますのでぜひ受けていってください。
また、模試は受けっぱなしでは効果がありません。自分の実力を測るだけでなく、各予備校が分析の結果選び抜いた問題をまとめたものが「模試」です。良質な問題や難問が詰まっていますので、しっかりと復習しておきましょう。
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