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【中高校生必見】音楽を聴きながら勉強すると、勉強ははかどるか?

2021.11.08

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こんにちは、家庭教師Camp事務局です。

 

共通テストまでのこり約70日、都立中入試まで残り約90日、都立高入試まで残り約100日となりました。

 

最近は勉強量の増えた生徒が多くなってきており、大変うれしく思っています。皆さんは自習をする際、学校の宿題をする際はどのような環境で勉強をしているでしょうか。近年はスマートフォンが普及してきておりイヤホンで音楽を聴きながら、動画を見ながらなど何かをしながら勉強をしている生徒が目立ちます。そのような生徒に尋ねると、「音楽を聴きながらのほうが集中できる」「まわりの音が聞こえなくなるから集中しやすい」などという答えが返ってきます。

 

実際何かを聞きながら勉強をすると効率がよくなるということはあるのでしょうか。

 

実は、私は大学の卒業論文をこれに近いテーマで書きました。また、多くの学者や大学教授が音楽と勉強の関連性について研究を行い、論文を書いています。この記事では、音楽を聴きながら勉強をすると効率は上がるのかということについて紹介していきます。

 

 

◎勉強中は音楽を聴かないほうがよい

まず、理解度の面から考えると勉強中は音楽を聞かないほうがよいです。

音楽を聴きながら勉強をすると計算のスピードや文章読解の能力、記憶力が落ちるという実験結果もあります。

特に、現代文、英語、日本史などの文章を読む教科は音楽に邪魔され読解力が下がるので、できるだけ聴かずに勉強しましょう。

また、集中力の面から考えてもあまりよいとは言えません。

好きな音楽だとそちらに気が向いてしまい、勉強に集中しているつもりでもできていないということがあるかもしれません。

 

音楽を聴きながら勉強することのメリット

しかし、音楽を聴きながら勉強をすることの利点もあります。

音楽にはリラックスできたり、気分を盛り上げたりする効果もあります。

数学や理科の計算問題は読解問題と比べて音楽の影響が少なくなっています。

比較的影響の少ない数学、理科などの教科で音楽を聴くなど教科によって聴く、聴かないを分けるといいと思います。

 

◎歌詞がある音楽より歌詞がない音楽のほうが効果がある

次に音楽を聴かないとどうしても勉強ができない!という方におすすめの音楽をしょうかいします。

どうしても音楽を聴きながら勉強をしたいという方は歌詞がない音楽または洋楽を聴きましょう。

歌詞がない音楽というのはクラシックやインストゥルメンタル(インスト)です。

これらのなかでも激しい曲調のものよりゆったりとした曲調のほうがよいです。

また、暗い曲調よりも明るい曲調のほうがよいです。

喫茶店で流れているゆっくりしたクラシックやオルゴール調の曲などは気が散ることもなく、リラックス効果が高いものもあるので、おすすめです。

個人的には東京ディズニーランドとディズニーシーのBGMが気分が上がるのでおすすめです。

 

最近ではヒーリング効果のある音楽として波の音や鳥のさえずりなどの音を聴く方も増えているそうです。

このような音も勉強の邪魔にはならないと思うので、聴いてみるといいかもしれません。

 

洋楽も歌詞の内容を調べると意味は分かりますが、実際に音楽として聴いてみると何を言っているのか分からないということがあると思います。

じっくり聞かなければ洋楽もBGMのような役割を果たすので、勉強中に聴く音楽として適しています。

洋楽お聴く場合も、テンポが速く激しい曲ではなく、ゆったりとした曲がよいです。

 

◎動画を聴きながら勉強はよくない

私が学生の頃はまだあまりスマホが普及していなかったため、iPodやwalkmanなどの携帯音楽プレイヤーを使用して音楽を聴いていました。

しかし、最近では学生のほとんどがスマホを持っており、音楽だけでなく、動画もいつでも見ることができる世の中になってきています。

生徒の中にも、画面は見ずに動画を聴きながら勉強をしている子がたまにいます。

また、自宅で宿題を行うときなどにテレビをつけっぱなしにして勉強をしている子もいます。

「画面は見ていないからいいじゃないか!」「音楽と同じじゃないか!」と考えるかもしれませんが、人が話している声とうたっている声は別物です。

どうしても話し声が聞こえるとそちらに気持ちが向いてしまうものです。

動画は勉強中に不必要な情報が入ってきてしまうので、勉強中は聞かないようにしましょう。

 

 

【中高校生必見】音楽を聴きながら勉強すると、勉強ははかどるか? まとめ

この記事では下記の3つについてご紹介しました。

 

◎勉強中は音楽を聴かないほうがよい

◎歌詞がある音楽より歌詞がない音楽のほうが効果がある

◎動画を聴きながら勉強はよくない

 

簡単にまとめると、勉強中はできるだけ音楽を聴かないほうがよいが、聴くとすれば歌詞がないものや自然の音などがよいということです。

また、YouTubeの動画やテレビを勉強中に聴くのはやめましょう。

 

普段の勉強の時はいいですが、本番は音楽がありません。

わたしも中学の頃は音楽を聴きながら勉強していました。

テストで緊張するタイプではないのですが、音楽を聴いていたことが影響して、本番はまわりの受験生のペンの音や咳払いの音などがかなり気になりパニックになりかけました。

上手に活用できるのであれば、勉強がはかどり効果もあると思います。

しかし、本番は音楽を聴くことができないということも考えておく必要があります。

音楽を聴きながらの勉強に慣れすぎてしまい、本番失敗してしまったということがないように注意しましょう!

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