家庭教師ブログ
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2023.10.05
こんにちは。家庭教師Campライターの工藤です。
日が暮れるのも早くなり、あっという間に暗くなってしまいますね。
涼しくなってきて、お布団が気持ちいい季節でもあります。
上手に睡眠時間をとって、勉強と休息のバランスを取りましょうね!
さて、都立中の学校紹介シリーズ「都立中に合格するには」第9弾は、桜修館中等教育学校です。
一般に「桜修館」と呼ばれる本校は、東京東部~中央に位置する都立中です。それでは見ていきましょう。
▼小石川中▼ ▼武蔵中▼ ▼立川国際中▼ ▼南多摩中▼ ▼両国中▼
まずは交通アクセスについて確認していきましょう。
〒152-0023 東京都目黒区八雲1丁目2号
東急東横線「都立大学」駅から徒歩10分 その他バス停の最寄複数あり
駅としては「都立大学」駅が最寄ですが、他の都立中と比べバスの交通網が発達しています。
「都立大学付属高校前」という東急バスのバス停が最寄ですが、
この都立大学付属高校というのは、桜修館中央教育学校の前身(母体校)のことです。
知らなかった人も多いのではないでしょうか。
桜修館中は名前の通り「中等教育学校」に分類され、6年間の一貫教育です。
そのため高校入試はありませんので、桜修館中で学びたい人は、中学入試に全力を注ぎましょう。
桜修館中は「真理の探究」を校訓に掲げ、
「6年間の一貫した教育活動の中で、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって国際社会を担う人材を育成する」ことを教育目標とし、
「高い知性」「広い視野」「強い意志」の3つを育んでいくこととしています。
「論理学習」と呼ばれる教育を推進しており、
「国語で論理を学ぶ」「数学で論理を学ぶ」という授業で、論理的思考力や説明能力を養っていきます。
奇しくも最近、高校国語が論理や文学に分かれることについての議論が行われていましたが、いち早く論理的な国語力の育成に力を入れていると言えます。
また、こうした論理的思考力の追求は、都立中入試においても求められる資質でもあります。
世界で活躍する人材を育成するうえで、やはり桜修館中も国際教育に力を入れ始めています。
英語合宿や海外修学旅行、希望者には第二外国語の授業や海外語学研修などのイベントに参加できます。
2年生~5年生(中学2年生~高校2年生)までは少人数クラスでの授業などもあり、自分のレベルに合わせて演習することができます。
部活動についてはオーソドックスな部活がそろっていますが、
「弓道」「フィールドワーク」「日本文化(カルタ・茶道)」「創作」などは珍しいでしょうか。
後期課程(高校生)からは軽音楽部もあるのは、私立中ならよく見られますが、都立中などでは珍しいですね。
大学進学実績については、他の都立中と同じく国公立大学への進学も多々見られます。
安定して東京大学への現役合格者を輩出しており、距離的にも近い東京都立大学にも進学者がいます。
他の都立中に比べ、横浜国立大学への進学者が多いのが特色でしょうか。私立大学への合格者としては、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・明治大学への進学者が多いです。
志望されている方は、ぜひチェックしてみましょう。
桜修館中の入試形態はいわゆる「一般枠募集」のみとなり、
適性検査型入試のみとなります。桜修館中の入試は適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱの2教科です。
この2教科の点数と学校の成績による報告書の点数を合わせて合否が決定します。
報告書点と筆記試験の配点比率は3:7と、比較的報告書点の比重が高いです。
(都立富士中も同様です。)
ただ、全体の配点の半分を適性検査Ⅱが占めていますので、
いかに適性検査Ⅱを取りこぼさないかが重要になってきます。
適性検査Ⅰは桜修館中の独自作成問題を使用します。
かつてはかなり国学的な、独特の問題を出題していました。
しかし、近年は2つの文章から読み取る問題が2題、作文問題1題と都立中の共同作成問題の傾向によってきており、全体的な文章量も増えてきています。
過去問はしっかりと解いておきつつ、あまり古い年度の傾向が苦手であってもあきらめずに取り組んでいくことでチャンスが生まれます。
適性検査Ⅱは都立中の共同作成問題を使用します。しかし、大問1のみが桜修館中の独自作成問題になります。
伝統的文化を題材とし、与えられた条件を基に情報を整理して論理的に考える力が問われています。
初見のゲームなどのルールを素早く把握できる力が必要です。私立中の算数における特殊算の知識なども持っておくと良いです。
独自作成である適性検査Ⅰは、過去問以外にも触れて幅広い出題形式に対応できるようにしましょう。
年々変化しているため、大きく内容が変わる可能性もあります。
桜修館中の過去問だけにとらわれないようにしましょう。
また、読解問題の内容が作文にも大きく影響するため、作文だけに意識を向けすぎず、
読解問題(要約問題など)を確実に解けるように練習しておきましょう。
適性検査Ⅱは、大問1以外は共通問題ではあるものの比重が大きいです。
こちらは7割近い得点力が求められます。基礎的な計算力を養っておくことはもちろん、
前述のような特殊算、初見のゲームのルールを読み解くなど他校の適性検査Ⅱ・Ⅲの演習などをしっかりしておくことが大事です。
また、減点を防ぐためにも、記述内容に言葉の漏れがないか、
順番がおかしくないかなどを常日頃見返したり模範解答と照らし合わせたりする練習をしておきましょう。
そこで、桜修館中対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「学校別都立中受験コース」です。
前述のような桜修館中に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説を受けることができます。
志望校ごとにコースが分かれているので、その学校にあった細かいポイントまで指導します。
会話文や文章からルールを正しく把握するためのコツ、読解問題の読み取りポイントなど、桜修館中だからこその指導をいたします。
また、都立中を志望されている皆様に向けて、学校別のオンライン相談会を現在承っております。
完全無料・オンラインで個別実施いたしますので、下記のリンクより概要をご覧いただきお申込みくださいませ。
都立桜修館中を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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