「難関私立中に合格するには」㉜中央大学附属中学校・高等学校　の紹介

こんにちは。家庭教師Campライターの高木です。今回の記事では、難関私立中の一つ、中央大学附属中学校・高等学校についてご紹介いたします。

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「難関私立中に合格するには」㉜中央大学附属中学校・高等学校　◎概要

まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。

〒184-8575　東京都小金井市貫井北町3-22-1

JR中央線：武蔵小金井駅から京王バス「中大循環」にて約6分「中大附属高校」下車

西武新宿線：小平駅から銀河鉄道バス「小平国分寺線」にて約12分「中央大学附属中学校・高等学校」下車

国分寺駅からもバスで10分ほどです。道によっては坂になっているところもありますが、自転車通学も検討できるような環境です。

「難関私立中に合格するには」㉜中央大学附属中学校・高等学校　◎特色

中央大学附属中学校は中央大学の附属校の一つです。「自主・自治・自律」の自由な校風が特徴であり、制服について高校はなし、中学では各アイテムにいくつかの選択肢があり、それらを自由に組み合わせるという形をとっています。

読書習慣を重視しており、中学3年間で60冊、高校3年間で100冊の読破を目標としています。これらの取り組みで身に付けた読解力、情報収集能力は高校3年生次に提出する卒業論文で発揮されることとなります。

進路としてはほとんどの生徒が内部推薦で中央大学へ進学します。高校1年生の1学期から高校3年生2学期までの定期試験と学力テストの総合得点から推薦成績が作成され、推薦順位が高い生徒から希望学部・学科の選択が可能となっています。また国公立大学及び中央大学で学ぶことのできない学問領域の私立大学については、中央大学への内部推薦資格を保持しつつ、他大学の併願受験が可能です。

「難関私立中に合格するには」㉜中央大学附属中学校・高等学校　◎入試の特徴と対策

算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・60点)の学力試験で、2/1と2/4の2日程があります。

算数

算数は割合と比や特殊算、平面図形、立体図形など、他の私立中でも頻出のメジャーな単元から多く出題されるほか、ダイヤグラムや図表を作成しながら解く問題も出題されます。手を動かしながら思考を進めていくこと、ミスの出ないような正確な図表作成能力が求められます。

国語

国語は論説文と説明文からそれぞれ長文読解の大問が1つずつ出題されます。文章の解説文中の空欄を埋める書き抜き問題があり、それも合わせると文章の文字数は相当なものになるので、文章を読むスピードは可能な限り上げて試験に臨みたいところです。全体としては選択肢問題が多いので、記述が苦手なお子さまでも比較的得点しやすいようになっています。

理科

理科は各分野から偏りなく出題されます。難易度が高いわけではありませんが、図表をもとに考察する問題や計算問題など対策していないと困難な問題は出題されるので、過去問演習の時間は確実に取りましょう。

社会

社会は分野を問わない総合問題が2題の構成、分野も時代も飛び飛びに出題されますが、形式に惑わされないよう過去問演習で対策しましょう。地図や資料の読み取り問題があるので、日々の学習においては知識を単品としてではなく相互に関連づけさせながら覚えていくことが重要です。

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