家庭教師ブログ
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2025.12.15

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塾より伸びるオンライン家庭教師
みなさんこんにちは。家庭教師Camp事務局です。
今回は「SSH・スーパーサイエンスハイスクール」について解説していきます。
皆さんの中には既に 😀 理系に行きたい! と考えている人もいると思います。
そのような人に是非読んでほしい記事となっています。
「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、先進的な科学技術、理科・数学教育を通じて、
生徒の科学的な探究能力等を培うことで、将来社会を牽引する科学技術人材を育成するための取り組みのことです。
SSHでは「科学への夢」「科学を楽しむ心」を育み、生徒の個性と能力を一層伸ばしていくことを目指しています。
またSSHでは、平成14年度より大学や研究機関等とも連携して先進的な理数系教育を実施し、魅力的なカリキュラムを開発するなど、科学技術に夢と希望を持つ、創造性豊かな科学技術人材の育成に取り組んできました。
また、SSH指定校を拠点校として、地域への成果の普及などを行っています。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、SSH指定校への物品購入、
研修・講師費用等の支援、並びに発表会等の企画運営などを行い、
SSHと密接に連携しその取組を積極的にサポートしています。JSTは文部科学省の所管となっています。
SSHには二つの型があります。
①基礎枠
②文理融合基礎枠
上記の二つに加え、科学技術人材の育成に係る更なる取組を行う場合、
希望すれば科学技術人材育成重点枠に応募可能となっており、SSH指定校の中には重点枠の学校もあります。
重点枠については、広域連携・海外連携・革新共創・探究推進・高大接続・その他があり、この中のどれかに指定されています。
SSHにはいくつかの段階分けがあります。
創成期(Ⅰ期・Ⅱ期)→
発展期(Ⅲ期・Ⅳ期)→
リーディング期(先導的改革Ⅰ期・Ⅱ期)→
認定枠(5年)
という順番で進んでいきます。
実際の取り組みについて
では実際にSSHに指定されている高校ではどのような取り組みがなされているのでしょうか。
3回にわたって
東京都のSSH指定校についてお伝えしました。
(その②)に引き続き
その③でまとめています。
埼玉県のSSH指定校はこちら。
千葉県のSSH指定校はこちら。
神奈川県のSSH指定校はこちら。
栃木県・群馬県のSSH指定校はこちら。
大阪府のSSH指定校、
①はこちら。
②はこちら。
③はこちら。
京都府のSSH指定校はこちら。
兵庫県のSSH指定校はこちら。
奈良県のSSH指定校はこちら。
岡山県のSSH指定校はこちら。
北海道のSSH指定校はこちら。
前回は長野県のSSH指定校を見ていきました。
今回は「静岡県のSSH指定校」です!
特徴:研究開発のテーマは鍛え抜かれた実践力と科学に基づく創造力で、世界をリードする最先端科学技術者の育成。
具体的な取り組みとしては、「RACE学習スパイラル」の実践が挙げられる。
工業高校では、科学的な知識が未熟な段階から、実験実習などの体験を通して「実感Realize」することで学び、数学や理科などの共通教科での知識の深まりによる「分析Analyze」から洞察力を高め、問題解決への「着想Conceive」する力を知らず知らずの間に身につけてきた。
SSHでは、更に着想した問題解決を「評価Evaluate」するRACE学習スパイラルを体系化し、実践することで、生じるさまざまな問題に果敢に立ち向かう、鍛え抜かれた実践力の育成を目指す。
RACE学習スパイラルの実践を実践するために、RACE学習ノートを導入。ノートに記録する際、R 、A、C、Eのカテゴリに分けて記載。
これによって、RACE学習スパイラルを体系化し実践。さらに将来のポートフォリオを目指し、デジタル版のRACE学習ノートも開発。
特徴:市高科学教育プログラム(Ichiko Science Education Program 通称ISEP)の開発。
研究①主体的に課題の解決に取り組む生徒の育成
ミニ課題研究などを通して、科学的・数学的に探究する能力と態度を身に付ける。
先端科学の体験や科学者との交流、自然体験学習等を通して、科学の使命や課題等を理解し、
自己の在り方・生き方を考えるとともに、科学技術の面から社会に貢献しようとする高い意志を持つ。
研究②国際社会で活躍・貢献できる人材の育成
外国人と科学的な題材について英語で会話や討論する機会を多く持つことを通して、
研究発表会などで積極的に英語を使い討論できるようになる。
国内・国外の人々との交流を通して、発信力、コミュニケーション能力及び国際性を育てる。
特徴:「研究の前の調査や発表の仕方も含めて学べる」
――将来につながる科学的思考力と表現力を育てる。
1. 最先端の科学を体験
スーパーカミオカンデや、スイスでの科学研修におけるCERN・ベルン大学など、世界屈指の研究機関を訪問。
科学者の活動に直接触れることで、科学の最前線を実感するとともに、生徒たちは自身の将来やキャリア形成について考えを深める。
2. 自ら問い、深める研究活動
自然現象の観察から課題を見出し、仮説を立てて検証する力を育成する。
例えば、地域での環境調査を通して統計の基礎を学び、住民へのアンケート結果を分析・発信するなど、
研究と社会との接点を重視している。
研究スキルを身につけた生徒たちは、静岡大学・静岡県立大学・静岡理工科大学と連携し、
実験・考察・発表を日常的に実施。
科学への理解を深め、社会と科学技術をつなげて考えられる広い視野を養う。
3. 多彩な発表の機会
SSH活動では、研究成果をポスターやスライドにまとめて発表する機会を必ず設け、生徒の表現力を継続的に鍛えている。 また、「21世紀の中高生による国際科学技術フォーラム(SKYSEF)」や海外での研究発表会、「Science Sphere」など、校外でも発表の場を数多く経験。これらに向けた英語発表力の育成のため、ネイティブ講師による科学英語の授業では、イギリスの中学校で使用されている教科書を用いて実践的に学習している。 こうした取り組みを重ねた生徒のプレゼン力や英語力は飛躍的に向上し、大学や他校からも高く評価されている。
4. 科学を通じた国際交流
これまでにアメリカ・イタリア・スイス・台湾で海外科学研修を実施。
各国の研究機関や科学者との交流を通して、グローバルな視野と科学的探究心を育ててきた。
台湾研修では現地高校生と共同プロジェクトや研究発表を行い、科学を媒介とした国際的な議論を経験。
参加生徒はその後、SKYSEFをはじめとする国際フォーラムでリーダーシップを発揮し、海外研修での成果を広く発信している。
特徴:『スーパーサイエンス講座』
1年生は「SSH基礎講座」、2・3年生は「SSH応用講座」という授業が毎週1~2時間あり、
より高度な内容の理数科目の学習を行う。
毎年著名な研究者をお招きして,講演会も実施している。
『科学的思索を深める』
県内外の大学と連携を図り,大学での講義または大学からの講師派遣による特別授業・基礎実験などを行う。また、県内外の国立の研究所や企業の研究所の見学、研究の内容に関する講義の受講、実験・実習等を行っている。
更に、本校を卒業し各界で活躍する若手研究者を招き、「プロフェッショナルと語る会」を開催している。
『一流の科学に触れる』
ノーベル賞受賞者または一流の科学者による講演等を企画、実施している。
理数科では、東京大学・理化学研究所や、
海外研修で米国の大学(ハーバード、マサチューセッツ工科、スタンフォード大学等)への訪問研修を行う。
更に,浜松医科大学,静岡県立大学薬学部,国立遺伝学研究所等を訪れる研修を企画・実施している。

いかがでしたでしょうか。
今回は静岡県にあるSSH指定校について4校の取り組みを紹介しました。
SSH指定校でも実施しているカリキュラムはそれぞれに特色や違いがあります。
文理融合基礎枠もありますので、理系に興味のある人だけでなく、文系の人も確認しましょう。
気になる場合はオープンスクールなどの体験授業に足を運んでみましょう!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!
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