静岡県

公立高校受験対策

オンライン高校受験なら、家庭教師Campにお任せください。

現在静岡県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、静岡県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

静岡県の公立高校入試の学力検査は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で、入試の当日点は1科目50点満点×5教科の250点満点となります。また、内申点は中学3年2学期(後期)の9教科の5段階評定で評価され、合計は45点満点になっています。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は小説文読解、大問2は論説文読解、大問3は生徒のスピーチ原稿に関する問題、大問5は条件作文が出題されました。大問1、2では漢字の読み書きの問題が、大問3では話す事、聞くことに関わる問題も出題されていたため、広い範囲の国語知識を身に付ける必要があります。
長文読解では本文と設問で対応する部分を見つけ出す能力が求められました。また、条件作文では自分の体験や意見を具体的に、的確にまとめることが大切です。

数学の傾向と対策

大問7題構成です。大問1では小問集合、大問2は作図、確率の問題、大問3は表やグラフなどの資料を活用した問題、大問4は連立方程式に関する長文の問題、大問5は空間図形の問題、大問6は関数に関する問題、大問7は平面図形から出題されました。
解答までの過程を記述する必要がある問題が出題されていたり、解答に時間がかかる問題があったりするため時間内に解ききることが難しくなっています。対策のためには。基礎事項を理解した後に時間管理をしながら過去問を解くことが効果的です。

英語の傾向と対策

大問4題構成です。大問1はリスニング、大問2は対話文読解、大問3は条件英作文、大問4は長文読解が出題されました。大問2、4の読解問題は例年、空所補充、語形変化、整序英作文、日本語記述など多岐にわたっているため、普段の授業や教科書を通して基本事項を理解することに注力しましょう。また、文法や構文に関する知識も教科書でおさえましょう。出題内容は例年、変わっていないため過去問の演習を通して問題に慣れておくことが大切です。

理科の傾向と対策

大問6題構成です。例年通り、物理、化学、生物から1題ずつ、地学から2題、小問集合が1題出題されています。記述問題が多く、文章記述問題の他にも作図問題や計算問題などと解答方法も多岐にわたっていました。また基本的な問題から、思考力、判断力、表現力を問う問題まで幅広く出題されており、広範囲に及ぶ対策が必須となっています。対策としては基本事項を確実に理解した後に、問題文や設問を正しく理解し、そのデータを適切に処理できるように演習を重ねることが挙げられます。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。日本地理、世界地理、歴史、公民が各1題ずつ出題されました。記述問題の比率が高くなっており点数の半分以上が記述問題によるものでした。記述問題の多くは資料の活用が前提になっているため、読解のための基礎学力が必要です。日ごろから条件に則った文章を構成する能力を身に付けることを意識して演習を重ねていくことが対策につながります。また、記述問題は配点が高くなっているため条件を的確に満たす答案を作れるようにすることが得点につながります。

上位校について

上位の高校を目指す方はそれに特化した対策が必要となります。内申点についての評価方法を見て「中三からしか入らないから、対策はそれからでも」などと考えてはいけません。成績はすぐには上がりませんから早いうちから特性を理解して対策しておきましょう。

内申点対策

上位の高校を目指す人は皆高い内申点(評定)をとってきます。静岡県は内申点が総合点に対して占める割合がそこまで大きくないですが中3のみの成績で算入されるので一度の定期テストの結果が入試の数点分くらいの重みを持つこともありますから学力検査の対策をしつつ、軽んじはしない。程度の温度感で対策していくのが良いと思います。

一般入試対策

静岡県の学力検査の難易度は年度にもよりますが教科間の差が比較的大きいです。簡単な問題に対してはミスを減らせるような力が、難しいハイレベルな問題では基礎に加えて思考力・発想力が求められることが多いため傾向と個人の得意不得意に合わせて教科ごとの目標点を定めて過去問の対策などをすることをお勧めします。

選抜方法

入試日程

例年では、2月下旬の決められた日程までが出願受付日、2月下旬ごろの指定された日で出願変更の受付が可能となり、3月上旬の2日間で一般選抜が行われます。合格発表は検査日から約1週間後で行われます。原則としてこの一般選抜では学校裁量枠と共通枠を別々に志願することはなく、1校1学科(科)の受験が認められています。例外として出願した学校の複数学科ある学校を第一志望とした場合、同系列で同じ系列の学科に限り、第二志望の学科を志望することが可能です。

入試内容

静岡県の公立高校の入試には、1回の選抜で合格者の決定を決める「一般選抜」と特定の学校で実施される「特別選抜」があります。また、一般選抜では各学校が独自に定め「学校裁量枠」と、全県共通の選抜方法により実施される「共通枠」という2つの選抜枠を設けられていますが、別々に志願することはなく両方をあわせた一般選抜にて1校1学科で志願する形になります。学校裁量枠は原則募集定員の50%以下の人数で学校・学科別に設定され、最初は学校裁量枠での選抜を行い、続いて共通枠での選抜が行われます。
学校裁量枠では調査書(内申点)・学力検査・面接の3つの選抜資料の他、必要によって学校独自の実技試験などを加えることがあります。この学校裁量枠では、枠の設定が無い学校や、1つの学校で複数の枠を設定している学校、2つの科を併願できる枠を設定している学校があるので、よく確認しておきましょう。また、共通枠においては学校裁量枠と同様に調査書(内申)・学力検査・面接の3つの選抜資料を基に3段階の選抜手順により合格者が決定します。第一段階では調査書の9教科評定の上位から共通枠定員までの受験者を対象とし、その中から学力検査の5教科の合計点上位から共通枠定員の75%程度までの受験者を合格者としています。第2段階では第1段階で合格した受験者を除き、調査書の学習の記録以外の記載事項と面接の結果によって、共通枠定員の10%程度の受験者が合格となります。第3段階では第1.2段階で合格した受験者を除いて、調査書の記載事項と学力検査、及び面接の結果を総合的に判定し、共通枠定員の15%程度が合格となります。

学区域

静岡県は学区が撤廃され県内のどこからでもすべての公立高校を受験することができます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 静岡高校(普通科)・清水東高校(理数科)・沼津東高校(理数科)・浜松北高校(普通科)・富士高校(理数科)・磐田南高校(理数科)・韮山高校(理数科)・沼津東高校(普通科)・富士高校(普通科)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 沼津西高校(普通科)・ 榛原高校(普通科)・富士東高校(普通科)・焼津中央高校(普通科)・静岡城北高校(普通科)・富士宮西高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の静岡県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

「お申込みはこちら」から「1回単位で受講」をお選びいただき、「静岡県公立高校受験対策コース」をお申し込みください。

事務局からご連絡し、Zoomにて面談を行います。学習状況に応じて、プランをご提案いたします。

ご自身で授業をご予約いただき、ご受講いただけます。


すでに会員の方は受講生マイページからご購入ください。