【暗記の仕方を身に付ける！】反復学習法・インターリーブ学習法とは？

こんにちは、家庭教師Campライターの夏海です。梅雨に入り、天候も暖かくなったり、寒くなったりしています。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、体調管理には気をつけてください。

そろそろ学校説明会が始まる頃でしょうか。vもぎも今月からスタートです。本格的に受験のスタートという感じがします。家庭教師Campは7/22から夏期講習が始まります。

どの学校を受験するかにもよりますが、夏期講習が終わると過去問を解き始めることになるでしょう。過去問は演習がメインです。

つまり、新たなことを学習する、インプットすることができるのは夏期講習が最後です。夏期講習を有効に活用して、受験合格を目指しましょう。

インプット、すなわち「暗記」をすることは、勉強をするうえで避けては通れない道です。どんなに頭の良い人でも、漢字や英単語はもちろん、数学の公式や周期表を毎回一から考えていては時間がいくらあっても足りません。

暗記の仕方、どうしていますか？

みなさんは、勉強をどのように進めているでしょうか。

最近生徒を見ていると、暗記苦手な方が多いように感じます。英単語、歴史の出来事、数学の公式、漢字などです。これらは各教科の基本となるため、必ず覚えなければいけません。

例えば、数学の展開公式を覚えていなければ方程式の計算や因数分解ができません。英単語は覚えられていないと、何が書いてあるのか理解できません。

暗記は嫌いな生徒が多く、学校のテストでも良い点が取れない生徒は「もういいや…」と諦めてしまうこともあります。しかし、暗記は一番手っ取り早く取り組めることでもありますよね。

どのように暗記をすればよいのか。今回は2つの勉強法をご紹介します。今回紹介する2つの勉強法は『反復学習法』と『インターリーブ学習法』です。難しそうな名前ですが、なにも難しいことはありません。

◎反復学習法

まず、反復学習法から紹介します。その名の通り、身につけたい内容を繰り返し学習する方法です。

ひたすら同じことをかいたり、読んだりすることで定着させていきます。例えば、英単語を覚えたい場合は他の勉強はせず、ずっと英単語を書き続ける、読み続けるといいうような勉強方法です。

こちらの反復学習法は1つのことに集中することが得意な方に向いています。例えば、本を読んでいるといつのまにか何時間も経っていたとか、ゲームを何時間も飽きずに続けられるとかそういった方におすすめです。自分の集中力を活かして、一気に暗記事項を覚えてしまいましょう。

逆に、飽きっぽいかたはこの方法はあまり向かない可能性が高いです。その場合は、次に紹介するインターリーブ学習法を試してみましょう。

◎インターリーブ学習法

次に、インターリーブ学習法をご紹介します。

こちらは反復学習法と異なり、名称が英語なので、どのような方法なのか分かりにくいと思います。この学習法も繰り返すことは繰り返すのですが、繰り返しの間に何か別の学習を挟みます。

たとえば、英単語を覚えようとしているときに、30分英単語を書いたら次は数学の計算問題を30分勉強し、また英単語を書くというような勉強方法です。

こちらのインターリーブ学習法は、いくつかのことを並行して進めるのが得意な方に向いているのではないかと思います。いくつかの教科や内容を並行して進めるので、時間の使い方が上手な方、スケジュールを立てるのが苦にならない方におすすめです。また、定期テスト直前は複数の教科を対策することになるので、必然的にこのような学習法を試していた、なんて人もいらっしゃるかもしれませんね。

一方で、いろいろなことを同時に勉強すると混乱してしまう方にはあまり向かないでしょう。時間区切りで進めていくと集中できない人は、単元やページ区切りで行ってみるのも良いでしょう。

私はこのインターリーブ学習法を学生時代に行なっていました。この2つの学習法はよく比較され、こっちの方が効率がいい!と言われがちですが、かなり相性によると思いますので、色々試してみて自分に合う勉強法を見つけてください。

どちらの方法を実践するにしろ重要なのは、繰り返し練習するということです。暗記が苦手という生徒のほとんどが1回のみ多くても2回程度しか繰り返しをしていません。暗記が苦手と思えば思うほど繰り返して覚えることが嫌になってしまうので、自分に合った方法を見つけ、たくさんのことを覚えていきましょう。暗記の仕方に困っている人は、ぜひ反復学習法とインターリーブ学習法を試してみてくださいね。

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