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2026.07.10

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こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
本日のブログは、
【2026年度版最新!】国立中入学検定問題分析 お茶の水女子大学附属中学校 検査Ⅱです。
お茶の水女子附属中を志望している方、必読です!
なお検査Ⅰについてはこちら
なお検査Ⅱについてはこちら
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1 基礎計算力を見る問題
4問の一行計算問題で構成されていました。全体的に難度は易しく、合格のためには確実に正解しておきたい内容です。特に④は「3.14」という共通因数に着目して計算をまとめることで、計算ミスを最小限に抑え、かつ短時間で正解を導き出せる構成になっていました。
2 文章問題集合
3進数の概念を背景とした図形の規則性に関する問題をはじめ、量り売りを題材にした単位量あたりの計算問題、円グラフの割合から実際の数量を導き出す問題、そして作図の問題というバラエティに富んだ構成でした。
【問1】図形の規則性の洞察力と3進数の処理能力をみる問題
与えられた図表のパターンから、その背後にある「3進数」の法則性を見抜く洞察力が求められました。法則性さえ掴めれば、題意の図が10進数でどの数値に対応するかを導き出すプロセスは標準的な難度であり、論理的思考の柔軟性を測る良問といえます。
【問2】単位量計算の処理能力を見る問題
100gあたりの価格を基準に450g分の代金を算出する、あるいは一定の予算内で購入可能な重量を逆算するといった、実生活に即した単位量計算の問題です。難度は標準的であり、正確な計算手順が身についていれば得点できる内容でした。
【問3】円グラフの読解力を見る問題
320冊という蔵書全体の内訳を示した円グラフを読み解く問題です。単なる割合の算出に留まらず、「その他25%のうちの20%が辞書である」といった「割合の割合(積)」を考慮して具体的な冊数を導き出す思考プロセスが含まれていました。難度は標準的ですが、小5算数の重要分野である「割合」の本質的な理解が問われています。
【問4】条件に合わせて作図する力を見る問題
長方形の頂点に長さ6cmのひもで繋がれた動点Aが、壁などに遮られながら移動できる範囲を図示する問題です。これは中学入試の平面図形分野において、複数の扇形を組み合わせて面積を求める「犬の散歩」や「ひもの回転」として知られる頻出テーマです。過去に同様の求積経験があれば、作図の指針も立てやすく、比較的取り組みやすい問題であったと言えます。
3 規則性に関する問題
おはじきを正五角形や正七角形の形に並べていく際の規則に関する問題でした。例年、お茶の水女子大附属中では規則性の問題が頻出ですが、今回は「導き出した数式の意味を言葉(日本語)で説明させる」という新傾向の設問が見られました。数式を単なる計算ツールとして扱うのではなく、その構造を言語化して捉え直す力が求められたと言えます。
【問1】与えられた数式をきちんと言葉で説明する力
おはじきを頂点、ストローを辺として、正五角形を「辺を共有する」ように6個並べる際の総数を題材とした、規則性に関する問題でした。具体的には、全おはじきの個数を導き出す算式が提示され、この数式内に登場する2つの「5」がそれぞれ何を表しているのかを日本語で説明させるという形式です。例年、規則性の問題が頻出していますが、今回のように「与えられた数式の構造を言葉で説明する力」を問う問題は新傾向といえます。
【問2】与えられた数式をきちんと言葉で理解する力
問1と同じ「正五角形を6個並べる」設定を維持しつつ、異なるアプローチから数式の意味を問う問題でした。与えられた式がどのような考え方に基づいて作られたのかを理解した上で、図中のおはじきを適切に丸で囲んで示すという形式でしたが、これは「全体の個数(5個ずつ6群)から、重なっている部分(2個ずつ5箇所)を引く」という構造を視覚化させるものでした。問1と同様、数式の意味を深く捉える力が試される新傾向の問題でしたが、仕組み自体は平易であり、落ち着いて式の構造を分析できれば確実に正答できる内容でした。
【問3】規則を応用して計算する力を見る問題
問1や問2で扱った規則性をより複雑な図形へと応用させ、その思考過程を記述させる問題でした。具体的には、対象となる図形が正五角形から「正七角形」へと変わり、その正七角形が1辺を共有する形で20個連なっている場合に、必要なおはじきの総数を求めさせるという内容です。図形の形状や連結数は変化していますが、問1・問2で確認した「最初の図形の頂点数」と「追加される図形ごとに増える頂点数」の関係性に着目する、あるいは「全頂点の延べ数から重なり部分を引く」といった一貫した規則性を用いることで解答が可能です。解答に至る思考プロセスを論理的に記述する必要があるため、単なる計算力だけでなく、自分の考えを正確に伝える表現力も試されました。図形が複雑化した分、注意深い処理が求められますが、これまでの小問の誘導を正しく理解できていれば、難度としては標準的なレベルであり、落ち着いて対処することで着実に得点できる問題と言えます。
4 身近な事象を題材にした問題
円形と角柱という形状の異なるペットボトルのうち、どちらがより効率的に段ボールへ詰められるかを考察する問題でした。例年、最後の大問では落雷のメカニズムなど日常生活に即したテーマが選ばれる傾向にあり、今回もその流れを忠実に踏襲したものと言えます。
【問1】立体の体積を正確に計算する力を見る問題
提示された資料を読み解く必要はなく、設問文に示された条件から純粋に計算能力を測る内容でした。条件として具体的に数値が与えられており、円柱の体積公式を正しく適用できれば容易に正答にたどり着ける平易な問題です。
【問2】対称な図形の性質の理解力を見る問題
与えられた資料を読み解き、指定されたルールに基づいて作図を行う問題が出題されました。具体的には、「段ボールが点対称になるよう並べられている」という前提条件のもと、その「対称の中心」を正確に書き込み、作図の跡を残したまま示すことが求められました。この問題で提示された図は、一辺が110cmの正方形の枠内に多数の細かな長方形が敷き詰められたものでした。一見すると複雑な配置に見えますが、設問文にある「点対称になるように並べられている」という強力なヒントに着目できるかが最大のポイントです。「正方形の対角線を2本引き、その交点が対称の中心である」という図形の根本的な性質を適用できれば、作業自体は極めて平易です。作問者の意図は、複雑に見える情報の中から「点対称」というキーワードを拾い上げ、問題を抽象化して捉える「メタ認知能力」を測ることにあったと考えられます。細かな図形の並びに惑わされず、俯瞰的な視点で「図形全体の中心」を導き出せた受検生にとっては、短時間で確実に得点できるサービス問題となりました。
【問2】条件に基づき計算する力を見る問題
(1)段ボールの配置計算
丸型ペットボトル用段ボールを、1段に最大何箱並べられるかを計算する問題です。設問で示された図2のような単純な並べ方を想定すると正方形のパレットからはみ出してしまう箇所が生じ、不適切となります。したがって、パレットのサイズ制限である「110cm×110cm」に収めつつ、可能な限り多く積み上げるためには、段ボールの向きを交互に変えるなどの工夫が必要な問題でした。
(2)輸送可能なペットボトル本数の算出
(1)の考察を踏まえ、最終的にパレット1つで何本のペットボトルを運ぶことができるかを論理的に導き出す問題です。まず、基準となる「角型ペットボトル」の数値から状況を整理します。資料では、パレット1つにつき角型用段ボールを45箱積載できること、そして図2の配置から1段あたり9箱並べられることが示されています。ここから、45÷9=5より、段ボールは5段まで積み上げられることが分かります。次に、段ボール1箱あたりの収容本数を確認します。角型の場合、与えられた資料から4本×6本の配列で計24本を運ぶことが可能であると読み取れます。丸型ペットボトル用段ボールについても、角型と同様に5段まで積むことができるという条件に基づき、(1)で導き出した「1段あたりの箱数」に24本を掛け、さらにそれを5倍することで、パレット1つあたりの総本数を算出する流れとなります。一見複雑な数値が並びますが、与えられた条件を一つひとつ数式に落とし込み、段階的に処理していく力が試されました。
いかがでしたでしょうか。
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本日もブログを最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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