家庭教師ブログ
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2024.09.13
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
本日は茨城県公立中高一貫校に受かるにはと題し、適性検査問題分析をお届けいたします。
茨城県公立中高一貫校は現在13校あります。
このうち、下妻第一高等学校附属中学校・水海道第一高等学校附属中学校は
2022年に開校した非常に新しい学校です。
茨城県立並木中等教育学校
茨城県立古河中等教育学校
茨城県立勝田中等教育学校
茨城県立日立第一高等学校附属中学校
茨城県立竜ケ崎第一高等学校附属中学校
茨城県立下館第一高等学校附属中学校
茨城県立太田第一高等学校附属中学校
茨城県立鉾田第一高等学校附属中学校
茨城県立鹿島高等学校附属中学校
茨城県立水戸第一高等学校附属中学校
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校
茨城県立下妻第一高等学校附属中学校
茨城県立水海道第一高等学校附属中学校
「地域の中の学校」として、中高一貫の6年間の学習で、地域の中等教育の多様化を推進しています。
グローバル社会に対応できる課題を発見・分析・探究・解決する力を養成します。
それでは早速適性検査について見ていきましょう。
茨城県の公立中高一貫校では、すべての学校で共通の検査問題が出題されます。
適性検査Ⅰ・Ⅱに加え、グループ面接を実施します。
適性検査は問題の文章量・図表数が多く、制限時間内で素早く正確に、情報を読み取る読解力が必要とされます
それでは各問題を詳しくみていきましょう。
大問5題、小問18問の構成です。
茨城県共通問題の適性Ⅰは2023年は大問1⃣~4⃣があり、1⃣と2⃣が主に算数の問題、3⃣と4⃣では主に理科の問題がそれぞれ出題されました。
1⃣では色々な大きさの円の半径・直径を求め、規則的に並べることを考える問題が出題されました。
記述問題はなく、2問とも問題文から状況をよく把握すれば計算で求めることができるような問題でした。
2⃣では条件に合わせて行動の計画を考える問題が出題されました。
問題2ではルートを考える際に時間や入場料、移動にかかる運賃なども考慮しないといけないものですが、全ての行動を考えるのではなく決まっているものの穴埋めでしたので、
その部分だけ、時刻表や料金表を見て条件に合うものを考えていく問題でした。
複雑な計算はないので、表や図から時間や金額を正しくまとめる力が必要となります。
3⃣では水溶液の濃さに関する問題が出題されました。
問題2では水溶液の濃さに関する計算が必要であり、問題3では食塩が水に溶けるときの性質についての知識が必要とされました。
どちらも水溶液の濃さに関する問題では頻出の内容ですので比較的対策しやすい問題でした。
4⃣では台風の動きや気象の変化に関する問題が出題されました。
問題1では台風が通過する際の天気や風の変化についての知識問題、問題2は降水量の計算問題、
問題3はグラフの読み取り問題となっています。
特に問題2では単位を変換しながら大きな数字の計算を正確に行う力が求められる問題でした。
普段から天気予報などで気象の変化のことを学んでいきましょう。
[適性検査Ⅱ]大問3題、小問14問の構成です。
1⃣と2⃣では、地形図や資料の読み取り問題のほか、社会の知識を問われる問題が多く出題されました。
外様大名について説明させる記述問題や歴史上の出来事を時系列順に並べ替える問題、日本国憲法に関する選択問題など、様々な形式で出題されるため、
ただ用語を暗記するだけでなく、深く理解していなくては対応できないでしょう。
また、法隆寺のある都道府県を答える問題では、都道府県の形が分からなければ答えられない形式になっていました。
3⃣と4⃣は、資料をもとに会話文の空欄を埋める問題です。
特別な知識は問われませんが、資料から素早く正確に情報を読み取る力が問われます。
また、30~35字の記述問題も出題されるので、資料から読み取った内容を自分の言葉で説明する練習が必要です。
いかがでしたでしょうか。
来年度受験の方、志望校として検討していらっしゃる方いずれもご活用いただけましたら幸いです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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