家庭教師ブログ

【2024年度最新版】 都立戸山高等学校 入試問題分析

2024.05.30

▼入試情報盛りだくさん! 無料会員登録はこちら▼


Camp+会員申し込み

こんにちは

家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、2024年度 都立戸山高等学校 入試問題分析についてです。

戸山高を志望している方、必読です!

 

都立戸山高等学校 2024年度入試 国語問題分析

 1⃣漢字(読み) 2⃣漢字(書き) 3⃣小説文 4⃣論説文 5⃣ 現古融合文

例年通り大問5問で、難度も昨年度と同程度である。

1⃣・2⃣の読み・書きともに、今年度も四字熟語が出題されている。

3⃣の小説文の出典は、大正・昭和期の作家である宮本百合子の『雨と子供』で、記号問題5問、記述問題1問の出題と例年通りである。

文章量は昨年度と同程度であるが、記述問題の字数は昨年度に比べ減少した。記号問題は登場人物の様子・心情について答える問題と、表現方法の特徴を問う問題であった。

いずれも典型的な出題であり、過去問を用いた対策を十分にしておきたい。

4⃣の論説文の出典は、濱良祐『曲がり角の向こう』で、インターネットの発達に伴う社会の変化を批判的に論じた文章である。

入試の論説文として典型的な題材であり、内容や主旨の理解は難しくない。

傍線部に関する適切な説明を選ぶ問題が中心で、小問数も例年通りであった。

作文問題はインターネット社会の状況について、その弊害と解決のための行動が問われた。

5⃣の出典は、渡辺秀夫『かぐや姫と浦島』。文章中に和歌・古文が引用され、訳文が添えられる融合文であった。例年通りの形式であり、読解の難度は高くない。

昨年度は和歌の技法が問われたが、今年度は熟語の意味を問う語彙の問題が出題されている。

全体を通じて、書かれていることを正確に読む力が問われる出題である。

典型的な問題の解法、近代文学からの出題に対応できる語彙力を身に付けるため、ほかの都立自校作成校の過去問にも積極的に取り組んでいきたい。

 

都立戸山高等学校 2024年度入試 数学問題分析

 1⃣小問集合 2⃣関数 3⃣平面図形 4⃣空間図形

例年と同じく大問4問、小問14問の問題構成。

作図問題が1問、証明問題が1問、途中の過程を書かせる問題が2問出題されており、出題内容に変化はない。

1⃣は小問形式の問題で、平方根の計算、二次方程式、連立方程式、確率、作図と出題内容はほとんど変わらなかった。作図は角度の大きさから角の二等分線に気づくことができたかどうかがポイントであった。

2⃣は二次関数の問題。放物線を題材にした典型的な問題である。

3⃣は平面図形の問題で、三角形と円を組み合わせた問題。〔問1〕は辺の長さの比から三角形の面積を求める問題。〔問2〕(1)は合同の証明問題。平行線の性質と円周角の定理を用いて説明できたかがポイントであった。(2)は線分の長さを求める問題だが、相似な図形を利用できるかどうかで差がつく問題。

4⃣は立体図形から、円柱の表面上を点が動く問題。〔問1〕は相似な三角形から線分の長さを求める問題。〔問2〕は三角形の面積の最大値を求める問題。〔問3〕は円柱の側面上を通る線分の最小値を求める問題だが、整数問題でもあるので差がつく問題。

対策としては、普段から解けなかった問題の解き直しをすることが有効である。他の自校都立作成問題校の過去問もすべて取り組み、様々な解法を身につけていこう。

都立戸山高等学校 2024年度入試 英語問題分析

〔英語〕 1⃣リスニング 2⃣対話文 3⃣長文読解

大問構成は例年同様、2⃣が対話文、3⃣が説明文形式の長文読解だった。

今年度は2⃣・3⃣が合計約2250語となり、昨年度の約2165語と比べ、語数自体は少し多くなった。

2⃣は折り紙についての対話文で、会話文補充、空所補充、整序英作、要約文など例年よく出題されるタイプの問題だった。〔問2〕の空所補充は形容詞形と副詞形の違い、主語が人かそれ以外によっての使い分けなど、基本文法について高い応用力や活用力が求められた。〔問4〕の整序英作は原形のbeとcreateから目的語・補語を考えれば比較的容易に解けたのではないかと思われる。

3⃣は“the James Webb Space Telescope”〔ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡〕を中心とした天体についての説明文。〔問1〕は空所前後の語や句、節との関係をよく見れば問題なく解けるが、ある程度時間がかかることが予想される。〔問3〕は空所後のand become~、その後の文を参考にしつつ、かたまりを作って組み合わせる必要があり、素早く解くのには難度が高い問題だと言える。

〔問6〕の英作文は受験生によって書きやすさが分かれるため、英作文に手を付けるのか他の問題に時間をかけるのか、素早い判断が求められたと考えられる。

形式こそ都立自校作成問題校ではよく出るものだが、様々なテーマの長文読解に慣れている必要がある。

本校の過去問はもちろんのこと、その他の都立自校作成問題校の問題、難関私立校の問題にも数多く触れておくべきである。

 

【2024年度最新版】 都立戸山高等学校 入試問題分析 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

自校作成問題は早くから練習をし、過去問や他校の難関高校の問題も含めてさまざまな問題に触れましょう。

家庭教師Campでは、志望校別の対策コースも設置しております。

戸山高校対策コースの詳細はこちらまで!

都立高_戸山高校対策コース

 

▼入試情報盛りだくさん! 無料会員登録はこちら▼


Camp+会員申し込み

難関中高大受験のための
オンラインマンツーマン指導
月額 5,940円(税込)~
入会金・管理費・解約金はありません

カテゴリ一覧