家庭教師ブログ
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2024.04.01
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
国語・数学・英語・理科・社会など主要5教科の中でも、
英語は成績を上げるのが難しい教科と言われていますが、
中学・高校と最低6年間は英語とお付き合いしなければなりません。
また、高校入試だけでなく、
大学入試においても英語は特に重要な教科です。
文系大学、理系大学を問わず英語は受験必修科目となります。
そこで、今回は高校受験の英語対策について解説していきます。
近頃改訂された学校教科書は、以前の内容に比べ単語・連語の難易度がレベルアップしています。
入試では非常に長い長文を時間内に読まなければなりません。そこで、3個くらいわからない単語・連語が出てくると、その文章の意味がわからなく文脈がつかめなくなってしまいます。
英語力=単語力とよく言われます。高校受験で身に着けておくべき単語は2500語程度です。
そこで、おすすめの単語帳は「ボキャブラリー・グリット2500」(教育開発出版 刊)です。
単語の覚え方は、まず単語の読み方(発音)を覚えましょう。
次に単語のつづりを覚えるときは、できれば発音しながら紙に何度も書いて覚えましょう。
五感を用いて覚えると暗記の定着力が圧倒的に高まります。
暗記科目全般に言えることですが、暗記の定着に大事なのは時間ではなく回数と頻度です。単語帳は少しずつ進めるのではなく、広めの範囲を何周もするようにしましょう。
文法は「パースペクティブ」を使用して力をつけていきましょう。
・動詞 ・未来の文 ・助動詞 ・比較 ・受動態 ・不定詞 ・動名詞
・現在完了 ・分詞 ・関係代名詞 ・接続詞 ・前置詞
以上の主な単元ごとに説明を読んで文法の決まりに従って問題を繰り返し解いて、理解できるようにしておきましょう。
私立の難関高校の入試問題では、高校で使用しているテキストの文章が、ほぼそのまま使われています。
関係副詞・分詞構文・仮定法・話法の転換など高校1・2年生レベルの文法事項まで学習する必要があります。
語彙力と文法が身につけば、長文読解問題に苦手意識を持たずに問題なく読めるようになります。
長文読解力をつけることは、一朝一夕にはできませんので毎日地道に進めましょう。
高校入試では、都立自校作成校や難関私立高ほど長文読解問題の分量が増えていきます。
パースペクティブの長文問題をしっかり解いたら、過去問の長文問題を早い時期から解いていきましょう。
都立高入試では、与えられた場面にそって自分で考えた英作文を3つ書く問題が出題されます。
英作文において一番大事なことは、文法的に間違った英語を書かないということです。
難しい語句や表現を使うよりは、よく知っている英語で書くようにしましょう。
私立高入試では、指定された語数や英文数で、英作文を書く問題が出題されます。
過去問で出題された英作文問題をきちんと解けるようにしておきましょう。
また、良く出題されるテーマにそって実際に考えて書く練習をしておきましょう。
筆記問題対策だけではなく、早い時期から日常的な対策が必要です。
リスニング対策というと聴く勉強をイメージすると思いますが、
聴くという勉強は受動的で、脳が活性化しにくいです。
そのため、聴くだけでなく音読をするといいでしょう。
聴いている英語もしっかりと追えるようになり、聴く方にも効果が出ます。
都立高や私立高の過去のリスニングテストや英語検定3級・準2級などのリスニング教材を用いて対策しましょう。
東京都ではスピーキングの試験が実施されます。
タブレット画面に従って英語を話していきます。
イラストの状況を説明したり質問について自分の意見や考えを話したりします。
日常でも、簡単な文章を英文に変換して話す練習をしたり、
英語検定の2次試験のように友達同士、面接形式で練習したりするのも良いでしょう。
また、中学生向けの英語教材動画を活用しましょう。
YouTUBEのような動画配信サービスには個人・企業の発信問わず膨大な動画があり、玉石混交です。
また、動画にたどり着くまでに時間がかかり、
結局別の勉強に関係ない動画を見てしまう……ということにもなりかねません。
NHKラジオ・テレビの語学サイト(NHKゴガク)や、
東京都の提供している英語教材などの学習動画配信サイト「TOKYO ENGLISH CHANNEL」は
中学レベル以外でも目的別に検索ができるのでおすすめです。
問題集はすべてをやり切るつもりで、まず自分に合ったものを購入し、
一度だけでなく何回も解き直しましょう。
間違えた問題にチェックをし、できるまで何度も解きましょう。
問題集はいくつもやるのではなく、一冊を何周もする方がおすすめです。
志望校の過去問は5年分を解き、出題傾向をしっかりつかみましょう。
問題集と同様に間違えた問題にチェックをし、何度も解き直ししましょう。
また、時間を計って、時間配分に気をつけながら問題を解く練習をしましょう。
以上が高校受験の英語対策ですが、気づいたことがあれば、今日から少しずつ取り組んでいきましょう。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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