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【2024年度版最新】「難関私立中に合格するには」①開成中学校・高等学校 の紹介

2024.04.02

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こんにちは。家庭教師Campライターの深川です。

さっそくですが今回の記事では、中学入試の中でも最難関私立である開成中学校・高等学校についてご紹介いたします。

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「難関私立中に合格するには」①開成中学校・高等学校 ◎概要

開成中学校・高等学校は中学で300人、高校で100人の生徒を募集しています。

75%の生徒が中高一貫の良さを味わっていることになります。

校風が合えば、本当に楽しい学校で、

リベンジで高校から開成に入ると「こんなに楽しいのならば中学受験で頑張っておけば良かった」と後悔する子どももいるそうです。

アクセスはJR西日暮里駅から徒歩3分です。

2021年には創立150年を迎え、校舎が新築されました。

 

「難関私立中に合格するには」①開成中学校・高等学校 ◎特色

―開成中学の魅力―

勉強にも部活動にも学校行事にも全力で打ち込めるのが開成の魅力です。

最難関私立だから、東大進学率1位だからといって、勉強だけの6年間にならないことが大きな魅力です。

 

代表的な行事には、筑駒とのボートレース、生徒が自ら作り上げる運動会

生徒が行先を決める学年旅行、生徒が主体となって開催されるハイクオリティな開成祭があります。

部活やクラブは70以上もあり、どんな個性の生徒でも何らかの活動に参加することができます。

ちなみに、開成の公式サイトにあるアクセスマップは鉄道研究部が作っています。

学校が生徒を信頼し、生徒の自主性を重んじていることが伺えます。

 

―開成の教育理念―

開成の教育理念は4つあります。

①開物成務

人間性を啓発し、人としての務めを果たす。

開成」という学校の由来になっています。

②ペンは剣より強し

開成の校章でおなじみですね。どんな権力にも屈せず、学問・言論の優位を信じることに由来しています。

③質実剛健

多くの男子校に見られる教育理念です。

開成の場合は「自身の中に揺るぎない内面を持つこと、安直浮薄に流されない、力強い心構えの基礎」を培うことが謳われています。

④自由

なんでも良いという自由ではなく、「自主」と「自立」を礎に自ら開拓し、育んでいく積極的な「自由」です。

「難関私立中に合格するには」①開成中学校・高等学校 ◎入試対策

―開成中学に合格する子どもー

最難関私立の開成中学に受かるのはどんな子どもなのでしょうか。

天才肌の子どもというわけではなく、秀才肌の子どもが多いようです。

要するにコツコツと勉強ができる子どもです。

公立小学校から受験して合格する子どもがほとんどのようですが、小学校4年生あたりから塾に通っています。「学校の勉強は簡単すぎる」というくらいに塾の勉強を楽しめる、

そして塾の進度に着実についていける子どもが合格します。

 

―開成中学の入試傾向 算数と国語―

 

算数

算数ができるかどうかが開成中学に合格できるかどうかの分岐点になります。

出題されるのは大問3~4題で、小問集合があるかないかは年度によって違います。

最難関私立の小問集合、つまり大問一つにいくつか問題があるスタイルの問題は解けて当たり前のレベルにしておくことが必須なのです。

 

毎年のように出題されるのが「空間図形」と「論理的思考問題」です。

空間図形」では、立体の切断や投影に関する問題が多く出されます。

入試本番で「こんな問題初めて見た」というものが出題されることもあります。

いわゆる初見の問題です。開成中学の合格を勝ちとるためには、初見の問題でも解ける力を身に付けることが必要なのです。

 

図形はセンスの有り無しが大きく左右します。

センスがある子どもにとっては有利になります。しかし、センスが無いからといって諦める必要はありません。センスがある子どもの2倍3倍問題を解けば補うことができるのです。

 

論理的思考問題」では、操作やルールの説明があり、具体的な事例も図を含めて示されています。

これだけ聞くと親切な気がしますが、その分情報量が多く、読んで理解するのに時間がかかります。

また、問題によっては書き出しを行うことで解ける場合もありますが、書き出しを行うとさらに時間がかかります。

問題が何を言っているのかを的確に読み取り、情報処理できる能力が必要になります。

入試は時間との勝負です。素早く正確に解ける力を養うことがとても大切になります。

 

また、開成中学の算数の特徴として解答欄が広くとってあることが挙げられます。

考えや式を書くことで部分点がもらえます。算数ではありますが、記述力を磨いておくことも重要です。

 

国語

出題されるのは大問1~2題。2題であれば物語と説明文、1題であれば物語文の構成になるようです。

物語文では複雑な心情が描かれていたり、説明文では大人が読む新書からの抜粋であったりと、最難関私立にふさわしい問題が出題されます。

 

当たり前のことですが、開成中学は男子校です。そして小学6年生の男子の精神年齢は低い。この二つを合わせて考えてみると、「開成の国語はレベルが高い、難しい」という図式が予想されます。

 

また、記号選択ではなく記述を要求する問題が多いのも特徴です。「なぜですか」という問いに対して過不足なく記述できる力が必要になります。きちんとした答えを書くために、語彙力や漢字を正しく書く力も必須になります。

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【この記事を書いた人】
深川佐知子
【略歴】
指導歴30年以上のベテラン。現在はena個別の校長を務め、大学受験では早稲田大学や東京薬科大学、高校では立川・国分寺・中大附属高校などに合格者を輩出。自身の子供も中学受験を経験し駒場東邦中学に進学後、東京大学に合格した。どの学年で、どんな勉強をしたらよいのか、など、教育者と保護者の視点から情報を発信していきます。

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