家庭教師ブログ
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2024.03.02
こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。受験の志望校選びとしての条件はまず「自宅から無理なく通えるか」もしくは「交通アクセスに無駄がないか」が重要です。
ここ数年の情勢もあって、遠方の志望校だと通学するお子様の身体的にも、定期代にかかる金銭的な負担も重くなってしまうので、できるだけ効率的に通いたいとお考えの保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、まずは沿線から志望校を探してみよう！ というのがこちらのブログの主旨です。沿線シリーズ続編第７弾、JR中央・総武線（千葉～三鷹）バージョンです。ではさっそく参りましょう！
JR中央・総武線は一般的に、列車でいうところの黄色の車体、千葉～三鷹駅間の路線がイメージされると思います。前回JR中央線（三鷹～八王子まで）の特集でお伝えしたように、中央線もそもそもの路線は大変長距離にわたります。そして総武線はさらに千葉方面へ伸びる路線になります。黄色い車体は区間内に38の駅それぞれに止まる各駅停車、青色の総武線快速はそのうち東京駅を終着駅として9つの駅に止まる列車です。
というわけで、今回はJR中央・総武線沿線、千葉県の稲毛～東京都武蔵野市の三鷹駅までの区間にある主要な私立中学、公立中高一貫校を紹介していきます。
千葉駅の西側は、西千葉・稲毛・新検見川・幕張・幕張本郷・津田沼と続きます。青い車体の総武線快速ですと、千葉、稲毛、津田沼の駅順に停車します。
さて、まず西千葉駅です。駅から徒歩10分、千葉大学西千葉キャンパス内に「千葉大教育学部附属中学校」があります。
そこから進んで稲毛駅より、バス15分の距離に中高一貫校「千葉市立稲毛国際中等教育学校」があります。幕張駅には、いわゆる渋幕と呼ばれる「渋谷教育学園幕張中学校」（徒歩16分）、「昭和学院秀英中学校」（徒歩16分）があります。
さらに西へ進んで津田沼駅、バス15分の「東邦大学付属東邦中学校」、バス25分の「千葉日本大学第一中学校」があります。
東船橋駅から西側は、船橋・西船橋・下総中山・本八幡・市川・小岩駅と続きます。千葉県から東京都へ渡る区間で、京成本線、東京メトロ線、東武野田線や都営新宿線と、各線が乗り入れる駅も多くあります。
まず市川駅には、女子校である「国府台女子学院中学部」（徒歩12分）、「日出学園中学校」（徒歩15分）があります。
また、本八幡駅には「市川中学校」（バス20分）があります。さらに江戸川を越えて東京都に入った先の小岩駅には女子中高一貫校の「江戸川女子中学校」（徒歩10分）があります。
新小岩駅から先は平井・亀戸・錦糸町・両国・浅草橋・秋葉原駅へと至ります。こちらの区間の中学は以下の通りです。
錦糸町駅徒歩5分の「都立両国高等学校附属中学校」のほか、両国駅徒歩6分の「安田学園中学校」、同じく両国駅徒歩5分の場所に位置する「日本大学第一中学校」があります。また、さらに隣駅の浅草橋駅では「開智日本橋学園中学校」（徒歩3分）があります。
御茶ノ水・水道橋・飯田橋・市ヶ谷・四ツ谷駅と、駅は千代田区から新宿区へ移ります。千代田区には百年以上前に創立された名門女子校が多く、仏教系・カトリック系の学校と出自もさまざまです。総武線沿線駅最寄りの主な中学を挙げますと、水道橋駅徒歩7分の「桜蔭中学校」、同じく水道橋駅徒歩15分「共立女子中学校」、「白百合学園中学校」（飯田橋駅徒歩10分）、市ヶ谷駅徒歩8分「女子学院中学校」、四ツ谷駅徒歩2分「雙葉中学校」があります。
また、近年注目を浴びている国際バカロレアプログラムを採用し、共学化した「千代田国際中学校」（元・千代田女学園中学校）は飯田橋駅徒歩8分の位置にあります。
さらに信濃町・千駄ヶ谷・代々木・新宿・大久保・東中野・中野・高円寺・阿佐ヶ谷駅へと続きます。こちらの区間の中学は以下の通りです。
名門男子校の「海城中学校」は大久保駅徒歩5分、「明治大学付属中野中学校」は東中野駅徒歩5分、女子校の「大妻中野中学校」は中野駅徒歩10分、さらに進んで高円寺徒歩12分の女子校「光塩女子学院中等科」があります。
続きまして、荻窪・西荻窪・吉祥寺、終着点の三鷹駅に至るまでは、私立中学校の比較的多いエリアといっていいでしょう。
荻窪駅から徒歩15分に位置する「日本大学第二中学校」、西荻窪駅徒歩8分「吉祥女子中学校」、吉祥寺駅よりバス5分の「成蹊中学校」、三鷹駅よりバス9分の「法政大学中学校」、同じく三鷹駅よりバス13分に位置する「都立三鷹中等教育学校」もあります。
以上、JR中央・総武線の主要な中学をご紹介しました。学校選びにはさまざまな条件が影響しますが、まずはご自宅から通える範囲内でどのような学校があるか知ることが大事です。
志望校を何校か絞って、各校へ出願する前に入試スケジュールを組んでいく必要がありますが、万全に予定を組めたと思っても、２月の入試が始まっている最中に、実際のお子様の試験の手ごたえから、「やはりもう少し偏差値ランクを下げたほうが」、「逆にやる気が出てきてチャレンジしてみたい」という理由で志望校選びが再考される可能性も十分あるのです。出願締め切りに間に合わなかったという後悔をしないためにも、あらかじめ選択肢を持っておき、お子様と十分すり合わせをしておきたいものです。
そこで、やはり前もって実際にお子様とも一緒に現地の説明会に出かけてみることをおすすめします。学校へ直接足を運べば、在籍する先輩や先生たちの表情も見られますし、校舎の雰囲気を味わえます。また学校周辺の施設や経路でも発見があるでしょう。その体験からモチベーションが上がることによって、より具体的に今後の学習や生活習慣を考えられるようになります。ぜひ積極的に参加して、さまざまな学校の空気に触れてみましょう♪
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