家庭教師ブログ

学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 の紹介

2023.11.30

こんにちは、家庭教師Campライターの瀧本です。

 

連日更新しております「都立自校作成校に合格するには」シリーズですが、今回は「都立国分寺高校」についてご紹介していきます。前回ご紹介した都立新宿高校と同じく「進学重視型単位制」の高校になります。エリアは異なると思いますが、単位制高校を考えている方は新宿高校と合わせて検討されるかと思います。さっそくまいりましょう。

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学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 ◎概要

まずはアクセスを確認していきましょう。

 

〒185-0004 東京都国分寺市新町三丁目2-5

JR中央線「国立」駅北口より 立川バス10分、下車し自転車約7分または徒歩約25分

西部国分寺線「恋ヶ窪」駅より立川バス15分、下車し徒歩5分または自転車10分、徒歩25分

西武国分寺線「鷹の台」駅より自転車10分、徒歩約25分

 

最寄り駅が「国分寺」ではないので注意しましょう。

中央線ユーザー・西武線ユーザーともに通学圏内ですが乗り換えが発生することが多いかもしれませんので、入試前にきちんと足を運んで経路を確認しましょう。

 

学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 ◎特色

 

国分寺高校の教育目標は、一言であらわすと「知(知恵)・情(豊かな心)・意(強い意志)」を兼ね備え、心身ともに健康で調和の取れた人間の育成となっています。そのため、進学重視型単位制高校や理数教育重点校に選ばれ国公立大学の進学など「文」に力をいれている一方、行事や部活動などの「武」にも精力的な学校です。ちなみに、女子の制服はスカートとスラックスが選べるということで、うれしいポイントではないでしょうか。

 

実際に、部活動は基本的なものだけでなく山岳部や水泳部などの豊富な運動部、イラスト文芸部や華道部、軽音楽部、コーラス部などの文化部があります。都立高校唯一のレゴ部もあるということで、私立高校などでたまに見られる部活動もあるのは珍しいですね。

 

単位制の高等学校は学年の区別がなく、3年間で必修科目と自分の適性・興味・進路に合った科目を選択して、卒業までに所定の単位数を習得すれば卒業できます。

1年次~3年時まで各38単位を修得しなければ卒業はできませんが、ある程度自由に好きな教科を選んでとることができます。例えば、3年次では38単位中26単位が必修科目です。必修科目は卒業に必ず必要なので、全員が修得する必要があります。

 

大学受験実績につきましては、東大をはじめとした国公立大学への進学実績を継続しており、2年連続100名以上を掲げています。私立大学では慶応義塾大学、上智大学、早稲田大学、東京理科大学や法政大学、中央大学、明治大学、青山学院大学、立教大学など早慶上理・MARCHへの進学実績を出しています。

指定校推薦でもそういった学校や北里大学・東京都立大学・明治薬科大学などへの進学者がいます。最初から指定校推薦のみを考えるのは危険ではありますが、国分寺高校の中でも高い成績をおさめることができれば、指定校推薦による合格も目指せますね。

 

学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 ◎入試形態

国分寺高校は他の都立高校と同じく、推薦入試と一般入試で入学者を決定いたします。

 

推薦入試では小論文と面接を行います。公式HPでは小論文の主な内容のみが表されていますが、実際には文章や図表・資料が豊富になる内容となっており、しっかりとした小論文となっています。作文ではないため注意しましょう。

また、面接においても自分の将来に対する計画性や実行力がポイントとなります。

一般入試は学力検査による入試です。進学指導重点校の例にもれず、英語・数学・国語国分寺高校オリジナルの問題が出題されます。

 

理科と社会については都立高校の共通問題になります。5教科500点を700点に換算(1.4倍)し、300点に換算した内申点、11月末に受験したスピーキングテストの得点20点と合わせ、1020点満点で合否を判定します。

 

学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 ◎対策方法

国分寺高校も、他の高校と同様に内申点は重要になります。オール5を達成している生徒は少ないかと思いますが、少なくとも「5が多く、4がちらほら」という状態には持っていきたいところです。換算内申的には50後半~60前半を目指しましょう。副教科を含めしっかりとらないと達成は難しいところです。

 

また、国語・数学・英語も難しいとはいえ平均点は50~60近くありますので、合格するためには60~70点近くは取りたいところです。国語は読み書きを大問1つにまとめ、小説文・論説文・現古融合文という構成で、都立高校にはよく見られる大問構成となっています。

国分寺高校だけでなく他の都立自校作成校の過去問も併せて演習しましょう。

数学については関数と平面図形の融合問題が高頻度で出題され、図形の応用問題の割合が高いです。

また、解き方の分かる問題で失点しないような計算力も大切になります。

英語については、問題数が多いため読解・解答スピードが重視されます。早い段階から長文読解の演習にふれ、正答率だけでなく解くまでにかかった時間を意識しましょう

 

学校別「自校作成校に合格するには」⑨都立国分寺高等学校 ◎自校作Camp

そこで、国分寺高校対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「都立高最難関受験コース-自校作Camp-」です。

オンライン家庭教師の家庭教師Campは、2023年度入試において日比谷高校・西高校・国立高校や戸山高校・立川高校といった都立最難関校への合格者を輩出いたしました。

 

前述のような国分寺高校に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説してもらうことができます。

また、自校作Campでは自らも都立自校作成校に合格した教師たちが指導することもできますので、その学校にあった細かいポイントや、受験勉強のノウハウなども指導できます。

都立高校スピーキングテスト対策講座

都立国分寺高校を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。

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【この記事を書いた人】
瀧本
【略歴】
私立大学大学院修了(哲学)。大学院在籍時よりパリ第七大学に留学、帰国後仏語通訳ガイドをしつつ塾講師、家庭教師、通信制高校非常勤講師を務める。
大学院終了後個別指導塾校長を経て個別ena校長に。中学・高校・大学入試を幅広くフォローし、
これまで難関私立中、三鷹中、立川国際中など都立中高一貫校、都立高校の指導重点校や大学附属私立高、GMARCH・
早慶上智などへの合格者多数輩出。また、15年以上の指導歴をふまえ、様々な理由から成績不振に陥ってしまった生徒や、
不登校生徒をもつ家庭へ包括的なアドバイスも行う。指導のモットーは「遊んで学べ、学んで遊べ」。
個人の主張と対話を育てる小論文指導を得意とする。
こちらのブログには学習・進学に役立つ情報だけでなく、ちょっとした息抜きになるような雑学コラムも載せていきます。

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