家庭教師ブログ
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2023.11.29
こんにちは、家庭教師Campライターの夏海です。
今回は「都立新宿高校」についてご紹介していきます。
都立新宿高校は普通科単位制という通常とは少し異なる形態の高校です。
新宿高校は普通科単位制の中では最難関の高校です。単位制についてもご説明しますので、新宿高校の受験を考えている方はぜひご一読ください。
▼日比谷▼ ▼西▼ ▼国立▼ ▼戸山▼ ▼青山▼ ▼立川▼ ▼八王子東▼
まずは、アクセスを確認していきます。その名の通り、新宿区に位置しています。最寄り駅は新宿駅、新宿三丁目駅等です。JR新宿駅の目と鼻の先にあり、立地はかなり良いです。
JR、東京メトロ、都営線、京王線、小田急線、西武線の駅から徒歩15分以内で通うことができるので、都立高校の中でも屈指の通いやすさではないでしょうか。さすが新宿です。
しかし、逆に考えると繁華街が近いので、夜遅くになると少し治安が心配です。
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番4
JR線「新宿」駅:南口・東南口・甲州街道改札 徒歩4分
東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅 徒歩2分
東京メトロ丸の内線「新宿三丁目」駅 徒歩4分
都営新宿線「新宿三丁目」駅 徒歩4分
都営大江戸線・新宿線「新宿」駅 徒歩7分
京王線「新宿」駅 徒歩10分
小田急線「新宿」駅 徒歩10分
西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩11分
最初に少し触れましたが、新宿高校は進学重視型単位制という形をとっている学校です。
単位制の高等学校は学年の区別がなく、3年間で、必修科目と自分の適性・興味・進路に合った科目を選択して、卒業までに所定の単位数を習得すれば卒業できます。
1年次~3年時まで各38単位を修得しなければ卒業はできませんが、ある程度自由に好きな教科を選んでとることができます。
例えば、3年次では38単位中26単位が必修科目です。必修科目は卒業に必ず必要なので、全員が修得する必要があります。
残りの12単位は選択可能科目の中から自由に選ぶことができます。
国立文系であれば教科数が多いので、日本史演習や政治経済を履修したり、私立理系であれば3教科のみ必要な場合が多いので、ドイツ語や体育を履修したりします。
大学ほど自由に授業がとれるわけではありませんが、システム的には大学と似ています。
私の通っていた高校も単位制だったのですが、私が数学の授業を受けている間に友人は家庭科の調理実習をしていてうらやましかった記憶があります。
自分の進路に合わせて履修することができるので、かなり合理的です。
新宿高校は進学指導特別推進校に指定されています。
高い志をもち、将来社会のリーダーとなる高い資質をもった生徒の能力を一層伸⾧させつつ、進学希望実現のため進学指導の体制を充実させ、安定的な進学実績の確保に努めています。
「全員指導者たれ」という校是のもと、「毎日が文武両道」を掲げ学習と部活動や学校行事等をともに大切にするよう指導しています。
特徴としては、教員が多いことによる充実した習熟度別授業、長期休暇中の補習等です。
「進路は補欠なき団体戦」という合言葉を掲げ、土曜授業を含めた授業を重視する高校です。
週末課題、1700時間の補習・講習、勉強合宿など、「団体戦」であることを意識した教育といえます。
また、校則で禁止されていることはそれほど多くありませんが、自律的規範意識を育てるため、時間や身だしなみに関しては指定されています。
新宿高校は推薦入試と一般入試で入学者を決定します。
推薦入試は全体の10%、一般入試は90%の割合で募集人数が決まっています。
推薦入試は900点満点で判断されます。調査書点(450点)、面接点(180点)、作文点(270点)の合計です。面接は個人面接です。
小論文はグラフや表を読み取り、その内容や問題に対する解決策などを記述する問題が例年出題されています。テーマは東京都の教育委員会や新宿高校のホームページに掲載されています。
一般入試は学力検査による入試です。英語、数学、国語は新宿高校オリジナルの問題が出題されます。
5教科500点満点を700点に換算し、300点に換算した内申点、事前に行われたスピーキングテストの得点20点と合わせ、1020点満点で合否を判断します。
新宿高校もほかの学校と同様に内申点は重要になります。オール5をとっている生徒もたくさん受験します。その中で周りの生徒と競わなければいけないので、内申点が高いに越したことはありません。素内申40点、換算内申56点以上あると安心です。5教科でオール4以上、副教科でオール5を目指しましょう。そのためには副教科の勉強も力を抜くことができません。新宿高校を目指しているかたは、今から副教科に力を入れていきましょう。
また、理科、社会は共通問題なので、100点に近い点数をとる必要があります。新宿高校は国語、数学、英語が自校作成問題です。そのため、共通問題より難易度が高く、点を取るのが難しくなっています。理科、社会は共通問題を使用するため、点が取りやすく受験生はみなここで得点しようと考えます。理科、社会はほかの教科と比べ簡単とはいえ、対策をしないと点は取れません。甘く見ずにしっかり対策を行って本番に臨みましょう。
自校作成問題となる国語については、昨年度もほぼ例年通りの分量でした。
漢字も出題されますが、読みについては日常生活で目にしないようなやや難しいものが出ています。大問2では記述問題が出題されていません。大問3では記述問題と200字作文が出題されました。テーマが哲学であるため、身近な体験等にからめるのが難しかったと思います。
数学の傾向も大きくは変わっていません。大問1の小問集合は標準的なレベルですので、しっかりと演習を積んで確実に得点したいところです。大問2以降は二次関数・平面図形・立体図形など分野としてはオーソドックスですが、適語補充型の問題もあり、解答の流れに沿った答案が求められます。
英語については、まずリスニングを除く40分間で長文3題をこなす必要があるので、できる問題を確実に得点できる問題の選球眼・回答力、そして速読力が求められます。
新宿高校の過去問以外にも取り組んでいくことによって、分量に対する慣れをつくることが大切です。また、単語やイディオムで詰まると時間がかかりますので、語い力も非常に重要です。
そこで、新宿高校対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「都立高最難関受験コース-自校作Camp-」です。オンライン家庭教師の家庭教師Campは、2023年度入試において日比谷高校・西高校・国立高校や戸山高校・立川高校といった都立最難関校への合格者を輩出いたしました。
前述のような新宿高校に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説してもらうことができます。
また、自校作Campでは自らも都立自校作成校に合格した教師たちが指導することもできますので、その学校にあった細かいポイントや、受験勉強のノウハウなども指導できます。
都立新宿高校を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
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