「難関私立中に合格するには」㊷立教池袋中学校・高等学校　の紹介

こんにちは。家庭教師campライターの髙木です。今回は立教池袋中学校・高等学校　(以下、立教池袋中学校)についてご紹介いたします。

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「難関私立中に合格するには」㊷立教池袋中学校
◎概要

まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。

立地・交通アクセス

〒171-0021　東京都豊島区西池袋5-16-5

各線：池袋駅　西口より徒歩10分

地下鉄：要町駅　6番出口より徒歩5分

西武池袋線：椎名町駅　徒歩10分

付属の小学校や大学のキャンパスも池袋にあるので、池袋に16年、あるいはそれ以上通い続けることになる子も多いです。

「難関私立中に合格するには」㊷立教池袋中学校・高等学校　◎特色

立教池袋中学校は立教大学附属の私立男子校です。キリスト教に基づく教育を建学の精神に掲げ、礼拝・聖書の時間がカリキュラムの中に設置されています。こうした教育を通して、真理探究への謙虚な姿勢、自由を尊重しつつ他者との関係、秩序を重んじる、社会で生きる力を身につけた人物を育てることを目指しています。

例年9割ほどの生徒が立教大学に進学していることから、受験の意識しない学校生活となっており、多様な学習・体験活動を通じて自らの「テーマ」を見つけることを大切にしています。高校2年次から作成していく卒業論文はその「テーマ」の結実と言えるでしょう。また6年間を通し、言葉を基調とした学習を意識しています。文系、言語科目の教育に力を入れるだけでなく、あらゆる学問において的確な言語を用いて自分の考えを表現し、同時に相手の思いを受け止めるコミュニケーション力の醸成を目指しています。自由選択講座の制度により、理系教育にも余念はありません。そして立教といえば、やはり国際教育です。先述の言語教育への注力のほかに、留学制度の充実、多様な国際体験プログラムの設置をしています。

上記の通り、立教大学への進学率は9割ほどですが、立教大学にない学部への進学を希望する生徒への外部受験サポートも行われています。

「難関私立中に合格するには」㊷立教池袋中学校・高等学校　◎入試の特徴と対策

算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・50点)の学力試験です。12/3には帰国生入試、2/5にはAO入試があり、科目はそれぞれ国語・算数・面接となります。

選抜方法・内容

算数では男子校らしく平面・立体図形の問題が頻出。平面では相似比を利用する問題はもちろん、角度を求める発展問題が出ることも珍しくないです。立体も単純な体積問題、切断以外にも、水深・影など多様なラインナップになっています。図形以外も割合と比や、数の性質の問題も多く出されます。

国語はボリュームの少ない文章読解の大問が４題と、漢字の書き取りの構成です。４つの長文の内訳は様々で、小説文・論説文・随筆文・詩・韻文のいずれがどういった割合で出題されるかは決まっていません。様々な種類の文章に数多く触れることが重要となります。また短い文章の読解というのはテキストによっては扱いがないこともあるので、過去問演習の量がカギとなります。

理科は4分野それぞれから出題されますが、物理・化学に比重は偏ります。特に物理ではてこ・滑車・輪軸の問題が頻出です。苦手とする生徒も多い単元ですが、しっかりと対策しておきましょう。他には地学より、天体の単元が頻出です。こちらも事前に要復習です。

社会も地理・歴史・公民からバランス良く出題されます。知識問題が多数を占めており、その問題数は膨大です。反射レベルで的確に答えられるような定着度が試されます。何度も繰り返し小問演習に取り組みましょう。最後は記述問題が出題されます。こちらも要チェックです。

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