家庭教師ブログ
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2023.06.12
こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。受験の志望校選びとしての条件はまず「自宅から無理なく通えるか」もしくは「交通アクセスに無駄がないか」が重要です。
ここ数年の情勢もあって、遠方の志望校だと通学するお子様の身体的にも、定期代にかかる金銭的な負担も重くなってしまうので、できるだけ効率的に通いたいとお考えの保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、まずは沿線から志望校を探してみよう！ というのがこちらのブログの主旨です。今後引っ越しするかもしれないなあ……とお考えの時も、あると便利な沿線シリーズ第１５弾、今回は西武新宿線バージョンです。ではさっそく参りましょう！
西武新宿線は、西部鉄道が運営する都心と埼玉県西部を結ぶ鉄道路線です。西武新宿駅を起点に、中野区や練馬区、小平市、東村山市などに位置する各駅を通過し、埼玉県の所沢駅を経て終点の本川越駅へ至ります。途中の小平駅では、昭島市拝島駅へ向かう西部拝島線への接続もしています。
というわけで、今回は西武新宿線の主要な私立中学、国公立中高一貫校をご紹介していきます。
まず西武新宿駅からスタートです。とはいえ、スタートと言いながらいきなりここで注意しておきたいのが、西武新宿駅の所在地です。新宿は都内最大のターミナル駅であり、JR線や京王線、小田急線など鉄道各線、東京メトロ丸の内線などを有していますが、こちらの西武新宿線は他線の新宿駅から徒歩にしてだいたい10分ほど、靖国通りを挟んで歌舞伎町側に位置していますので、西武新宿線を利用の際は時間に余裕を持ちたいところです。
なお、いずれは地下通路によってJR線との乗換時間が大幅に短縮されるようなのですが、実現はかなり先のようです。新宿駅の地下通路と複雑な出入り口の様相をたとえた「新宿ダンジョン」はまだまだ健在となりそうですね。
さて、話を戻します。続く駅名としては、高田馬場・下落合・中井駅となります。西武新宿駅、高田馬場駅は準急、急行、拝島ライナー、特急「小江戸」などの停車駅ともなっています。また、中井駅は都営大江戸線の接続駅でもありますね。
このエリアにある中学校は以下の通りです。
高田馬場駅では、男子校である「海城中学校」が徒歩12分の位置に、また「学習院女子中等科」が徒歩14分の位置に、男子校の「早稲田中学校」はバス8分の位置にあります。
続いて中井駅最寄りの中学校は、「目白研心中学校」（徒歩12分）です。
そして新井薬師前駅からの駅名は以下の通りです。沼袋・野方・都立家政・鷺ノ宮・下井草・井荻・上井草・上石神井となっています。
なお、鷺ノ宮駅と上石神井駅では、準急、急行、通勤急行が停まります。
こちらの区間にある中学校は以下の通りです。
まず新井薬師前駅の最寄りには、女子校である「大妻中野中学校」があります。徒歩にて12分程度のアクセスです。
そしてさらに進んで鷺ノ宮駅には、「文化学園大学杉並中学校」（バス10分）があります。また、下井草駅最寄りの「日本大学第二中学校」は、バス利用で11分ほどの位置にあります。
上石神井駅の最寄りにある中学校は、「吉祥女子中学校」（バス15分）、「早稲田大学高等学院中学部」（徒歩7分）です。
武蔵関駅から先は、東伏見・西武柳沢・田無・花小金井・小平・久米川、東村山駅と続きます。武蔵関駅から終点までは準急が、また、田無駅から終点までは急行が停車します。田無駅、東村山駅は通勤・快速急行の停車駅となっています。
こちらの区間の中学校は以下の通りです。
まず武蔵関駅には、「成蹊中学校」が徒歩20分の位置にあります。また、同じく武蔵関駅最寄りの「東京女子学院中学校」は徒歩3分のアクセスです。
さらに進んで田無駅が最寄りなのは、「武蔵野大学中学校」（徒歩15分）、また、公立中高一貫校である「東京都立武蔵高等学校附属中学校」はバス利用で14分ほどの位置です。
続いて花小金井駅では、男子校の「サレジオ中学校」がバス20分の位置にあります。
また、久米川駅最寄りの「明法中学校」はバス7分のアクセスです。
所沢より終点の本川越駅までの間では、航空公園、新所沢、入曽、狭山市、新狭山、南大塚駅があります。こちらの区間の中学校は以下の通りです。
まず入曽駅最寄りの中学校は「狭山ヶ丘高等学校付属中学校」で、スクールバスで15分の位置にあります。さらに進んで新狭山駅最寄りの「西武学園文理中学校」はバス8分のアクセスです。
また、本川越駅最寄りの中学校は以下の通りです。
「星野学園中学校」（バス15分）、男子校の「城西川越中学校」（スクールバス20分）、同じく男子校の「城北埼玉中学校」（スクールバス25分）があります。
以上、西武新宿線の主要な中学校をご紹介しました。学校選びにはさまざまな条件が影響しますが、まずはご自宅から通える範囲内でどのような学校があるか知ることが大事です。
志望校を何校か絞って、各校へ出願する前に入試スケジュールを組んでいく必要がありますが、万全に予定を組めたと思っても、２月の入試が始まっている最中に、実際のお子様の試験の手ごたえから、「やはりもう少し偏差値ランクを下げたほうが」、「逆にやる気が出てきてチャレンジしてみたい」という理由で志望校選びが再考される可能性も十分あるのです。出願締め切りに間に合わなかったという後悔をしないためにも、あらかじめ選択肢を持っておき、お子様と十分すり合わせをしておきたいものです。
そこで、やはり前もって実際にお子様とも一緒に現地の説明会に出かけてみること
をおすすめします。学校へ直接足を運べば、在籍する先輩や先生たちの表情も見られますし、校舎の雰囲気を味わえます。また学校周辺の施設や経路でも発見があるでしょう。その体験からモチベーションが上がることによって、より具体的に今後の学習や生活習慣を考えられるようになります。ぜひ積極的に参加して、さまざまな学校の空気に触れてみましょう♪
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