家庭教師ブログ
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2023.05.12
こんにちは。家庭教師campライターの槌谷です。今回は城北中学校・高等学校についてご紹介いたします。
1941年に初代理事長・学校長である深井鑑一郎と井上源之丞が旧私立城北中学校再興の意図を持って創立城北中学校を設立しました。1947年に新学制の実施により新制城北中学校が設置されました。
〒174-0074
東京都板橋区東新町2-28-1
東武東上線「上板橋駅」徒歩約10分
東京メトロ有楽町線・副都心線「小竹向原駅」徒歩20分
城北中学校は創立時から引き継がれている「質実厳正」の精神を大きな柱として、「着実・勤勉・自主」を日々の行動規範に位置付け、「人間形成と大学進学」を教育目標に掲げています。
城北中学校・高校では中高6年間を「基礎期」「錬成期」「習熟期」に分けた一貫教育体制をとっています。中でも火・水・木・金曜の朝8時15分から9時までを「主体的な特別活動の時間」として、生徒自身のやりたいこと・伸ばしたいこと・補習を行う時間を設けています。その他、ICT教育にも力を入れており、やりたいことを探求・実現するためのツールやノウハウが存在し、未来を見据えた先進的な取り組みから課題に対してチャレンジする姿勢を育てることが環境が整っています。
2023年の大学合格実績は国公立大学では東京大学6名、京都大学3名、一橋大学5名、東京工業大学7名など、私立大学では早稲田大学85名、慶應義塾大学64名、上智大学44名、東京理科大学108名などとなっております。
城北中学校の選抜は学科試験の結果をもとに判断されます。一般学級の試験科目は4科型になります。検査時間及び配点としては以下の通りです。
国語（50分・100点）、算数（50分・100点）、社会（40分・70点）・理科（40分・70点）
国語の試験時間は50分で配点は100点です。大問は2題、読解問題と漢字などの知識問題が出題されます。読解問題では小説や物語文から引用され、文章量が非常に多くなっています。その上、記述問題も出題されるため、時間制限内に本文理解及び表現が的確に出来るよう演習を積み重ねておくことが重要です。漢字や知識問題は書き取りのほか、語句の意味なども合わせてしっかりと覚えておくようにしましょう。
算数の試験時間と配点は国語と同様に50分で100点です。大問1の基礎計算の問題内容から大問2以降では仕事算や速さ、図形の問題が出題されています。特に図形問題の難度は高く、1問あたりにかける時間が長くなってしまいがちですので、時間配分に注意する必要があります。難度の高い問題で時間を取られ過ぎてしまい、比較的点数の取りやすい基本問題、計算問題で点が取れるよう、頻出単元で苦手な単元がある場合はあらかじめ類題を繰り返し解いておき、どの単元でも安定して解けるようにしておきましょう。
社会の試験時間は40分の70点満点です。大問は3題、地理・歴史・政治から出題されます。問題数はおよそ50問程度と制限時間に対して多いため、1問あたりにかけられる時間は多くありません。短時間で文章の読み取りから正しい選択肢を見極めるために、基礎的な知識はしっかりと練習して定着させておきましょう。難度自体は他の学校と比べ、同偏差値帯の学校とはそこまで変わりません。地理・歴史に重点をおいた構成ですが、大問3の政治・時事問題でも得点できるよう、普段から新聞やニュースなどアンテナを張っておきましょう。
理科の試験時間は社会と同様に40分の70点満点です。大問は6題程度出題され、4分野から満遍なく出題される傾向にあります。ほとんどが選択式の問題になっているため、大問は多いですが、時間が足りなくなるという心配はしなくとも大丈夫でしょう。難度は標準的な問題になっているため、基本的な問題で点が取れないと差がつきやすくなります。単元別で類題演習を行い、過去問では傾向を掴んだ上で、正答率の高い基礎問題ではなるべくミスなく解けるように、間違いの多かった苦手な問題は克服しておきましょう。選択問題とはいえ、物理・化学単元での計算問題で取りこぼしをしないよう、時間を計りながらどのような形式の問題でも解けるように準備しておくことが重要です。
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