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「栃木県公立中高一貫校に合格するには」栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校・栃木県立佐野高等学校附属中学校・栃木県立矢板東高等学校附属中学校 の紹介

2022.08.21

「栃木県公立中高一貫校に合格するには」栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校・栃木県立佐野高等学校附属中学校・栃木県立矢板東高等学校附属中学校 の紹介

こんにちは。家庭教師Campライターの今津です。

 

これまで、都立中の学校別紹介「都立中に合格するには」シリーズを投稿していましたが、もちろん他の都道府県にも優れた公立中高一貫校が存在します。今回は栃木県の公立中高一貫校として、「栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校」「栃木県立佐野高等学校附属中学校」「栃木県立矢板東高等学校附属中学校」の3校を紹介いたします。

 

▼これまでの「合格するには」シリーズはこちらをクリック!▼

栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校 ◎概要

立地・交通アクセス

〒321-0912 栃木県宇都宮市石井町3360-1

JR「宇都宮駅」より南東へ約4km

JR「宇都宮駅」からバスで約20分「宇都宮東高校」下車

 

宇都宮東高校は創立当初から男子校でしたが、2007年に中高一貫の附属中学校が設立され、2010年4月より高校1年生が初の男女共学になりました。

栃木県立宇都宮東高等学校附属中学校 ◎特色

創立以来、一貫して「正・剛・寛」の三文字を校訓としています。「正」とは、正しく物事を見、正しく物事を判断する能力の向上を図ること。「剛」とは、その正しい判断力を身に付けて、これを実践する強力な実践力を持つこと。「寛」とは、人間尊重の精神を表したものです。宇都宮大学との連携講座を各学年3回ずつ行うなど、科学的な見方や考え方の育成に力を入れています。

 

今回紹介する3校の中では、例年最も受験倍率が高くなるのが宇都宮東高校附属中です。大学進学実績としては、東京大学をはじめ全国の国公立大学への進学者を多く出しているほか、早稲田大学や慶應義塾大学、明治大学、法政大学などの私立大学への合格者も数多く出しています。

栃木県立佐野高等学校附属中学校 ◎概要

立地・交通アクセス

〒327-0847 栃木県佐野市天神町761-1

JR「佐野駅」北口より徒歩10分

 

佐野高校は、1901年に栃木県第四中学校として開校しました。栃木県内では4番目に古い男子校でしたが、2008年に附属中学校が設立され、第1期生が高校へ進学した2011年に男女共学の中高一貫校になりました。

栃木県立佐野高等学校附属中学校 ◎特色

自主独立・進取創造・和親敬愛」を校訓として掲げ、問題解決力やコミュニケーション能力を備えた、グローバル社会で活躍できるリーダーの育成に取り組んでいます。平成28年から令和2年までの5年間、栃木県内で唯一、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されました。

 

大学進学実績としては、宇都宮東高校と同じく全国の国公立大学への進学者を多く出しています。私立大学では、早稲田大学や上智大学、中央大学などへの合格者を輩出しています。

栃木県立矢板東高等学校附属中学校 ◎概要

立地・交通アクセス

〒329-2136 栃木県矢板市東町4-8

JR「矢板駅」東口より徒歩10分

 

2012年に、高校に併設する形で附属中学校が開校しました。栃木県では宇都宮東高校附属中、佐野高校附属中に続き3校目の中高一貫校となります。

栃木県立矢板東高等学校附属中学校 ◎特色

生徒指標として「至誠礼譲(誠実な心をもち、礼儀を重んじ、譲る心をもって人に接すること)」「和敬信愛(お互いを敬い、協調することによって和を保ち、人を信じて大切にすること)」「進取究明(自ら進んで勉学に励み、物事の真理を徹底的に追究して明らかにすること)」「自主創造(自ら考え判断・行動し、絶えずよりよいものを求めて創意工夫すること)」を掲げ、教育目標である「高い志を抱き、次代を力強く担うリーダーの育成」に力を入れています。

 

合格実績としては、筑波大学や東京工業大学、横浜国立大学などの国公立大学のほか、法政大学や明治大学、東京理科大学といった私立大学への合格者を出しています。

栃木県公立中高一貫校 ◎入試対策

栃木県公立中高一貫校の入試では、適性検査が50分、作文が45分、面接が20分で実施されます。第1次審議で定員の40%まで男女別で選抜され、第2次審議では男女の別なく選抜されます。

 

適性検査は、理系分野と文系分野の複合問題となっています。知識の暗記ではなく、課題解決能力や思考力、表現力など、日常の学習によって身に付けた総合的な力が見られます。資料やデータから情報を読み取り、記述する問題などが出題されます。長い文章を整理して読み解く練習や、資料の中から共通項目を見つける練習などが必要となります。

 

作文は、会話文や資料を参考にして、自分の意見を600字程度で記述する形式です。課題や資料に対して自分の考えをまとめる力、そして筋道を立てて的確に文章で表現する力が見られます。また、自分の経験や見聞きしたことに触れながら記述する必要があります。日頃から長い文章を書く練習をすることが大切です。

 

面接は、1グループ5人程度の集団面接で、自己紹介や志望理由が問われます。自分の考えを表現する力や、6年間の一貫教育で学ぶ意欲がみられます。しっかりと自分の考えをコンパクトな文章にまとめて返答できるかがポイントです。

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都立中対策で培った指導ノウハウを活かし、みなさんの志望校合格を徹底サポートしていきます。ぜひ一度家庭教師Campにお問い合わせください。

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【この記事を書いた人】
今津
【略歴】
指導歴12年。個別指導塾のほか集団塾や神奈川県の塾でも校長を務め、現在はena個別稲城長沼校長を務めています。
中学受験では都立南多摩中、神奈川県立相模原中、私立栄光学園中、東京都市大付属中、鴎友学園女子中など、高校受験では都立立川高校、国立高校などに合格者を輩出。
様々な指導経験を活かし、役立つ情報を発信します。

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