家庭教師ブログ

神奈川県立相模原中等教育学校の入試対策|適性検査の傾向と合格するための勉強法

2026.09.08

 

こんにちは、家庭教師Campです。

 

本日は、神奈川県立 相模原中等教育学校の入学者選抜について見ていきましょう。

相模原中等教育学校の入試は、一般的な私立中学校のように

国語・算数・理科・社会といった教科別の学力試験を行うのではなく、適性検査によって受検生の思考力や判断力、表現力などを測ります。

神奈川県教育委員会によると、適性検査は「これからの社会で必要とされる幅広い教養を育成していく上での基礎的な力」を測るための検査とされています。

 

※現在の試験科目・試験時間・配点

現在の相模原中等教育学校では、

  • 適性検査Ⅰ:45分・300点
  • 適性検査Ⅱ:45分・300点

の2つの適性検査が行われています。

また、合否は適性検査の結果だけで決まるわけではありません。

提出された調査書も含めて総合的に選考され、成績上位者から募集定員160名が合格者として決定されます。

 

グループ活動は現在の入試にはありません

以前の相模原中等教育学校では、適性検査に加えてグループ活動による検査が行われていました。

しかし、現在の入学者選抜ではグループ活動は実施されていません。


適性検査Ⅰ

適性検査Ⅰは、45分・300点で実施されます。

神奈川県の県立中等教育学校では、相模原中等教育学校と平塚中等教育学校が共通の適性検査問題を使用しています。

近年の問題では、会話文や表、グラフなどの資料を読み取り、必要な情報を整理して答える問題が多く見られます。

相模原中等教育学校の適性検査Ⅰでは、算数的な考え方を必要とする問題に加え、理科や社会などの内容を組み合わせた問題も出題されます。

ただし、単純な計算問題を大量に解くというよりも、

「文章や資料から必要な情報を読み取る」
→「条件を整理する」
→「計算・推論する」
→「答えを導く」

という複数の力を組み合わせて解くことが重要です。

また、試験時間に対して問題量が多いため、正確さだけでなく処理スピードも重要です。

2026年度の神奈川県共通問題についても、資料や会話文から必要な情報を読み取る力と、時間内に処理するスピードが求められました。

 

適性検査Ⅰの対策

適性検査Ⅰ対策では、次のような力を意識して鍛えましょう。

  • 小学校算数の基礎を確実にする
  • 表・グラフ・図などの資料を読み取る
  • 複雑な条件を整理する
  • 文章から必要な情報を素早く見つける
  • 計算を正確かつスピーディーに行う
  • 初めて見るテーマでも、問題文の説明をもとに考える

「暗記は必要ない」と考えてしまうのはおすすめできません。

適性検査は教科別の学力検査ではありませんが、算数・国語・理科・社会などで身につける基礎的な知識や技能は、問題を解くための土台になります。

 


適性検査Ⅱ

適性検査Ⅱも、45分・300点です。

適性検査Ⅰと同様に、会話文や資料などを読み取ったうえで、条件を整理し、論理的に考える力が求められます。

特に対策しておきたいのが、自分の考えを文章で説明する問題です。

単に「私は○○だと思います」と答えるだけではなく、

「私は○○だと考える。なぜなら△△だからである」

というように、資料や自分の経験などを根拠として、筋道を立てて説明する練習が重要です。

2025年度の適性検査でも、資料を踏まえて自分が提案する活動について、理由などを含めて70~80字で記述する問題が出題されています。

 

適性検査Ⅱの対策

適性検査Ⅱでは、

  • 資料の内容を正確に読み取る
  • 複数の情報を比較する
  • 自分の考えを整理する
  • 結論と理由を明確にする
  • 限られた字数で簡潔に説明する

といった力を鍛えることが大切です。

作文対策というと、長い文章を書く練習をイメージしがちですが、相模原中等のような適性検査では、

限られた字数の中で必要なことを過不足なく伝える力が重要になります。

 


相模原中等教育学校に合格するために大切なこと

相模原中等教育学校の入試対策で、特に意識したいのは次の4点です。

 

① 小学校の基礎学力を固める

適性検査は特殊な問題が多いからといって、基礎学力を軽視してはいけません。

特に算数の計算力、国語の読解力、理科・社会の基本的な知識は、適性検査を解くうえで重要な土台になります。

 

② 長い文章・資料に慣れる

適性検査では、会話文や資料、表、グラフなど、多くの情報を読み取る必要があります。

普段から新聞やニュース、図表のある文章などに触れ、「何が重要な情報なのか」を考える習慣をつけておきましょう。

 

③ 自分の考えを説明する練習をする

「答えが合っている」だけではなく、なぜそう考えたのかを説明する力が重要です。

家庭でニュースや身近なテーマについて話し合い、「あなたはどう思う?」「なぜそう思う?」と理由まで説明する練習をしておくとよいでしょう。

 

④ 過去問を時間内に解く

相模原中等の適性検査は、問題をじっくり考えていると時間が足りなくなる可能性があります。

まずは時間を気にせず問題の仕組みを理解し、その後、

「45分でどこまで解けるか」

を意識した演習に移行していきましょう。

 

間違えた問題についても、答えを覚えるだけではなく、

  • なぜ間違えたのか
  • どの情報を見落としたのか
  • 条件整理のどこでつまずいたのか
  • 時間が足りなかった原因は何か

まで振り返ることが大切です。


まとめ

神奈川県立相模原中等教育学校は、6年間の中高一貫教育を生かし、

科学・論理的思考力、表現コミュニケーション力、社会生活実践力の育成に力を入れている学校です。

入学者選抜では、現在は適性検査Ⅰ・Ⅱの2つの検査が行われ、それぞれ45分・300点となっています。

さらに調査書も含めて総合的に選考されます。

合格を目指すなら、単なる知識の暗記だけではなく、

「読んで理解する」
「情報を整理する」
「自分で考える」
「理由をつけて説明する」

という一連の力を身につけることが重要です。

そして何より、適性検査特有の問題に早い段階から慣れておくことが大切です。

相模原中等を志望する場合は、神奈川県教育委員会が公開している過去の適性検査問題も活用し、

実際の問題形式を確認しながら対策を進めていきましょう。

 

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