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【2026年度版最新!】国立中入学検定問題分析 お茶の水女子大学附属中学校 検査Ⅰ

2026.07.09

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こんにちは。家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、

【2026年度版最新!】国立中入学検定問題分析 お茶の水女子大学附属中学校 検査Ⅰです。

お茶の水女子附属中を志望している方、必読です!

〔検査Ⅰ〕

1 様々な分野の理科の知識に関する問題

今年度の入試では、ヒトの体のつくりや気温に関する知識・資料読解をはじめ、ホウ酸の溶解度、液性と関連させた環境問題(酸性雨)、さらには懐中電灯やテコ、扇風機といった「日常生活における科学」を意識した問題など、多岐にわたる分野から知識が広く出題されました。昨年度と比較すると取り組みやすい問題は多かったものの、記述問題が追加されたことで時間的に厳しいと感じた受検生もいたようです。内容的には小4、小5で習うようなものばかりであったため、基礎知識をたっぷり蓄えておくだけで得点力に直結すると言えます。

【問1】ひとの体のつくりの理解度を見る問題

ひとの上腕の模式図を読み解き、腕を曲げ伸ばしする際の筋肉の変化について答える問題です。具体的には、肘を曲げたときに「上腕二頭筋」と「上腕三頭筋」がそれぞれどのような状態(縮む・ゆるむ)になるかを問う内容でした。解答は四択形式でしたが、ひとの体のつくりにおける「一方の筋肉が縮むとき、もう一方はゆるむ」という相反する動きの原則を正しく理解していれば、迷わず正解を選べる基本レベルの問題と言えます。

【問2】腕の筋肉のはたらきの理解度を見る問題

日常生活の動作の中で、上腕二頭筋(腕を曲げる際に使われる筋肉)が機能している場面をすべて選択する問題が出題されました。上腕二頭筋は肘を曲げる方向に働く筋肉であるため、物を手前に引き寄せる、あるいは持ち上げるといった「屈曲」の動作が伴う場面を正確に選ぶ必要があります。「すべて選べ」という形式は、一つでも判断を誤ると失点に繋がるため、単なる知識としてだけでなく、自身の体の動きと筋肉の連動をイメージできる「生きた知識」が試されました。

【問3】体のつくりに関する知識を問う問題

肘(ひじ)のように、骨と骨が連結している部分の名称を答える問題が出題されました。「漢字二文字」という具体的な指定があるため、正確な理科用語を記述する力が問われています。正解は「関節」ですが、こうした基礎的な用語を疎かにせず、日頃から漢字で正しく書く練習を積んできたかどうかが試されました。主要な理科知識は、ひらがなではなく漢字で正確にアウトプットすることが、得点を積み重ねる上での大前提となります。

【問4】体のつくりと働きに関する理解を問う問題

骨が担う役割として適切なものを、4つの選択肢からすべて選ばせる問題が出題されました。骨の主要な機能である「支持作用(体を支える)」と「保護作用(内臓を守る)」を正確に識別する力が問われています。一方で、体温調節や不要物の分解といった他の器官(皮膚や肝臓・腎臓など)の働きを混同せずに除外できるか、人体の機能に関する横断的かつ正確な知識が試されました。

【問5】食品と栄養素に関する知識を見る問題

骨を丈夫にするために必要な栄養素と、それを多く含む食品の組み合わせを空欄に当てはめる選択問題が出題されました。お茶の水女子大附属中では、例年こうした食育や栄養に関する事柄が頻繁に出題される傾向にあります。日頃から身の回りの生活科学に興味を持ち、単なる暗記に留まらない「生活に根ざした知識」を積み重ねてきたかどうかが、確実に得点するためのポイントとなりました。

【問6】気温測定の基礎知識の有無を見る問題

気温を測定する際の条件として「不適切なもの」を4つの選択肢から1つ選ぶ問題が出題されました。気温測定の原則である「日陰で、風通しの良い場所で測る」という基礎知識や、百葉箱の構造・役割を正しく理解していれば、迷うことなく正解にたどり着ける内容です。

【問7】気象用語の理解度を見る問題

「真夏日」という言葉の正確な定義を、4つの選択肢から選ぶ問題が出題されました。具体的には、「最高気温」と「平均気温」のどちらを基準にするのか、また「30度以上」と「35度以上」のどちらの数値を指すのかを判別させる内容です。この手の気象用語は、教科書の本文だけでなく、注釈やコラム欄に掲載されていることが多い知識です。教科書の隅々にまで目を通し、日常生活で耳にする言葉を科学的な定義として整理できているかが問われました。

【問8】打ち水に関する理解を見る問題

長時間にわたって打ち水の効果を得るための、適切な水のまき方を4つの選択肢から選ぶ問題が出題されました。この問題を解く鍵は、「水がゆっくり蒸発することで、周囲の熱を奪い続ける(気化熱)」という仕組みを理解しているかどうかにあります。単なる教科書上の知識に留まらず、日常生活の中にある知恵を科学的な視点で捉え直せているかを問う、お茶の水女子大附属中らしい「生活に根ざした」出題でした。

【問9】資料を読み取り考える力を見る問題

打ち水をした日と、打ち水をしなかった日の気温の経時変化を示す2つの折れ線グラフを比較し、打ち水の効果が最も顕著に現れた時間帯を4択の中から選ぶ問題が出題されました。この問題は、設問文の指示通りに「2つのグラフの気温差が最大となっている箇所」を正確に読み取ることができれば正解にたどり着ける、非常に平易な構成でした。

【問10】与えられた公式の運用力を見る問題

屋外での熱中症リスクを判断する指標となる「暑さ指数(WBGT)」をテーマに、与えられた公式を正しく運用する力が問われました。問題文では、暑さ指数を算出するための具体的な計算式が提示されており、その公式に打ち水前後の気温や湿度の数値を当てはめて、指数の変化を計算させるという形式でした。見慣れない公式であっても落ち着いて代入・計算する訓練を積んできた受検生にとっては、確かな手応えを感じながらスムーズに処理できたはずです。

【問11】物質の溶解度に関する理解度を見る問題

10℃の水60gに対し、3gのホウ酸をすべて溶かし切ることができるかどうかを、その理由とともに説明させる記述問題が出題されました。資料として与えられていたのは「水100gあたり」の溶解度データであったため、まずはこれを0.6倍して「水60gあたり」の数値に変換する処理が求められました。計算を進めると、ホウ酸が3.0g溶けるのは水温が20℃のときであることが分かります。したがって、温度を10℃まで下げれば、溶ける量は当然3.0gよりも小さくなるため、「3gをすべて溶かすことはできない」という結論に至ります。単に「溶けない」という結果を答えるだけでなく、比を用いた数値の変換と、温度低下による溶解度の減少を論理的に結びつけて説明する力が試されました。

【問12】溶解度に関する理解を見る問題

会話文の中で、登場人物が「ホウ酸水目薬」を調製する場面を題材に、ホウ酸を溶かす際になぜ水温を上げるのかという理由を問う問題が出題されました。問11の考察とも重なりますが、ホウ酸などの多くの固体物質は、水温が高くなるほど溶ける量(溶解度)が増えるという性質を持っています。選択肢の中から「水温が低い状態だと、すべてが溶けきるまでに長い時間がかかるから」という、溶解速度と温度の関係性を示した適切な理由を選ぶことが求められました。

【問13】水溶液の性質に関する理解を見る問題

リトマス紙の色の変化に関する基礎知識と、示された身近な水溶液の中から「酸性」のものを選び出す問題が出題されました。受検生にとって、ぶどうジュースの正確な液性(弱酸性)については判断に迷う場面があったかもしれません。しかし、「せっけん水=アルカリ性」という定番の知識をしっかりと定着させていれば、消去法を含めて確実に正解を導き出せる構成でした。教科書上の実験だけでなく、生活の中にある物質と結びつけて液性を整理しておく重要性が改めて示された一問です。

【問14】環境問題に関する知識を見る問題

酸性雨の説明として「不適切なもの」を4択の中から選ぶ問題が出題されました。この問題のポイントは、「酸性雨」と「地球温暖化」という2つの代表的な環境問題を混同せずに整理できているかという点にあります。酸性雨の主な原因は、工場や自動車から排出される窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が空気中の水分と反応することです。一方、二酸化炭素(CO₂)は「地球温暖化」の主原因ですが、これが雨水に溶けても通常の範囲内(弱酸性)であり、深刻な被害をもたらす「酸性雨」とは区別されます。科学的なメカニズムを正確に切り分けて理解しているかを問う、環境意識の高いお茶の水女子大附属中らしい締めくくりの問題でした。

【問15】対照実験を考察する力を見る問題

身近なトラブル解決を題材に、科学的な検証手順を問う実験的な問題でした。点灯しなくなった懐中電灯に対し、「電球の寿命(フィラメント切れ)」なのか「電池切れ」なのか、その原因を特定するための適切な実験方法を4択の中からすべて選ぶ形式です。この問題の核心は、「条件制御(対照実験)」の考え方にあります。

・「電池切れ」を疑うなら、電球はそのままに、「新しい電池」に交換して点灯するかを確認する。
・「電球切れ」を疑うなら、電池はそのままに、「新しい電球」に交換して点灯するかを確認する。

このように、検証したい要因以外の条件を固定する手順を正確に理解していれば、正解をすべて選び出すことが可能です。「すべて選べ」という形式は、消去法が通用しにくいため、論理的な思考の徹底が求められました。

【問16】てこの原理を利用した道具に関する知識を見る問題

身近な道具の仕組みを「てこの三要素(支点・力点・作用点)」の観点から分析する、物理分野の典型的な考察問題です。問題では、登場人物が自作した「目薬をさしやすくするための補助道具」の模式図が提示されました。この道具は、特定の箇所を指で押すことで、目薬の容器を挟み込む仕組みになっています。図を詳しく観察すると、指で押す「力点」と、回転の軸となる「支点」の間に、実際に目薬に力が加わる「作用点」が位置していることがわかります。これは「第2種てこ」と呼ばれる構造であり、小さな力で大きな力を加えることができる、あるいはこの道具のように力を加える位置を微調整しやすいという利点があります。受検生には、見慣れない「手作り道具」であっても、どこが固定され(支点)、どこに力を加え(力点)、どこで仕事が行われているか(作用点)を瞬時に見抜く力が求められました。

【問17】流体の温まり方に関する理解を見る問題

冬場の暖房効率をテーマに、空気の性質(対流)をふまえた具体的な解決策を論理的に説明させる記述問題が出題されました。設問は「エアコン使用時に扇風機を上に向けて回すと、なぜ部屋全体が効果的に温まるのか」を問うものです。ここでは以下の2つのポイントを過不足なく記述する必要があります。

①空気の性質:温かい空気は冷たい空気よりも密度が低いため、部屋の上部に溜まりやすい。
②空気の循環:扇風機(サーキュレーター)を上に向けることで、天井付近の温かい空気を押し流し、部屋全体の空気をかき混ぜる(撹拌する)効果がある。

単に「空気を混ぜるから」と答えるだけでなく、「温かい空気は上に溜まる」という流体の基本的な性質に触れた上で、その温度ムラを解消するプロセスを論理的に構成する力が試されました。問15の故障診断や問16の補助道具と同様に、学んだ知識を「実生活の困りごと」にどう適用するかという、お茶の水女子大附属中が最も重視する「活用力」を象徴する良問です。

1.元号を題材とした歴史に関する問題

【問1】歴史の知識を問う問題
710年に遷都した都を答える問題でした。必答問題です。

【問2】歴史の知識を問う問題
1013年〜1017年の文化として正しいものを選ぶ問題でした。1013年〜1017年が平安時代であること、かな文字を用いた作品が平安時代に多く生み出されていることを知っていれば正答できた問題です。

【問3】歴史の知識を問う問題
歴史的建造物や史跡についての問題でした。中尊寺金色堂が岩手県の世界文化遺産であることを知っていれば正答できた問題です。昨年度入試においても、東北地方の世界遺産についての問題が出ています。日本の世界遺産はおさえておきましょう。

【問4】・【問5】歴史の知識を問う問題
問4は歴史的資料の名前、問5は人物を問う問題でした。必答問題です。

【問6】歴史の知識を問う問題
近代史の並び替え問題でした。お茶の水女子大附属中では、例年このような並び替え問題や年表問題が出題されます。並び替え問題の中では、歴史の流れを抑えやすい部分であったため平易でした。

【問7】歴史の知識を問う問題
1945年1月以降に起こったものをすべて選ぶ問題でした。ウの沖縄にアメリカ人が上陸したタイミングが最も判断しにくい問題だったと言えます。すべて選ぶという点からも難度の高い問題でした。

2.産業や輸出入、物価に関する問題

【問1】資料から読み取る問題
「6次産業」について答える問題でした。「6次産業」はテキストでも複数回扱っている範囲です。記述式の問題ですが、e n a の生徒であれば平易であったと言えるでしょう。

【問2】地理の知識を問う問題
野菜(にんじん・じゃがいも・たまねぎ・ほうれんそう)の収穫量上位の都道府県を答える問題でした。記号問題であったため、平易な問題でした。

【問3】地理の知識を問う問題
日本における石炭・鉄鉱石の輸入相手国を国旗で選ぶ問題でした。特殊な問われ方でしたが、問題自体は平易でした。

【問4】資料から読み取る問題
典型的なグラフの読み取り問題です。落ち着いて選択肢を確認すれば、必ず正解できる一問です。

3.2025年に起こった出来事を題材にした問題

【問1】資料から読み取る問題
関東大震災前後の地図を見比べて、街づくりにどのような工夫が行われたかを問う問題でした。選択肢と地図を見比べて解けば、比較的平易だったと言えます。

【問2】資料から読み取る問題
参議院議員選挙における各年代の投票率と関心度のグラフが与えられており、そこから読み取れる内容を答える問題でした。選択肢とグラフを見比べて解けば、比較的平易だったと言えます。

【問3】地理の知識を問う問題
案内用図記号(ピクトグラム)についての問題で、避難所の案内用図記号を選ぶ問題でした。選択肢はデザインが似ているものが選ばれていましたが、冷静に解けば、非常口と津波避難ビルは簡単に識別できます。避難場所と避難所の区別が難しいですが、問題文に、避難所とは「被災者等が一定期間避難生活をする施設」とあるので、建物の中と考えれば、解答はウとなります。

【問4】資料から読み取る問題
パラリンピックへの参加者数が増えたことで、出場者の「クラス」を細かく分けるようになったことに対し、どのような考え方が関わっているかを短い文で答える問題でした。パラリンピックのような世界規模の競技大会において、障害の種類や重さによって「クラス」を分けることで、競技の公平性・平等性につながることが考えられたかがポイントでした。

3 言語を題材とした問題

【問1】具体例を挙げる問題
外国人が日本に何のために来ているのかを具体的に挙げる問題でした。必答問題です。

【問2】会話文から読み取る問題
外国人向けのやさしい日本語に関する問題でした。e n a (家庭教師Camp使用)のテキストにも載っている頻出問題であるため、記述問題ですが比較的平易だったと言えます。

いかがでしたでしょうか。

問題数が非常に多く、ペース配分が大事になってきますね。

 

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本日もブログを最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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