【沿線から考える学校シリーズ】⑫東京メトロ南北線沿いの私立中学校

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こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。

受験の志望校選びとしての条件はまず「自宅から無理なく通えるか」もしくは「交通アクセスに無駄がないか」が重要です。

ここ数年の情勢もあって、遠方の志望校だと通学するお子様の身体的にも、定期代にかかる金銭的な負担も重くなってしまうので、できるだけ効率的に通いたいとお考えの保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、まずは沿線から志望校を探してみよう！　というのがこちらのブログの主旨です。
沿線シリーズ続編第１２弾、東京メトロ南北線バージョンです。ではさっそく参りましょう！

東京メトロ南北線の特徴

東京メトロ南北線は、東京都品川区目黒駅から北区赤羽岩淵駅までを結ぶ、東京メトロが運営する鉄道路線です。

赤羽岩淵駅より先は、さいたま市浦和美園駅へと至る埼玉高速鉄道線に接続しています。

反対に、目黒駅から先は東急目黒線に接続し、目黒駅では南北線だけでなく都営三田線も交互に直通運転をしているので、目黒駅ホームにそれぞれの列車が到着するのが特徴です。

なお、東京メトロ南北線は発車サイン音が特徴的で、

平成3年の開業当初より環境音楽のパイオニアである吉村弘氏の手がけた、

王子駅付近を流れる音無川のせせらぎをイメージしたアンビエントなメロディ（♪ほわわわわわ～）が流れていたのですが、

2015年に各駅で異なるご当地メロディへと全面リニューアルをしました。

各駅メロディ聴きたさに電車に揺られてみる……というのもまたオツですね！

というわけで、今回は東京メトロ南北線沿線の主要な私立中学、国公立中高一貫校をご紹介していきます。

赤羽岩淵～本駒込

まず赤羽岩淵駅からスタートしましょう。

続く駅名としては、志茂・王子神谷・王子・西ヶ原・駒込駅となります。

王子駅ではJR線や都電荒川線に、駒込駅ではJR線に接続します。このエリアにある中学校は以下の通りです。

赤羽岩淵駅では、徒歩14分のところに「成立学園中学校」、

そして同じく赤羽岩淵駅最寄りの「サレジアン国際学園中学校」は徒歩8分ほどの位置にあります。

続いて、王子神谷駅最寄りの「東京成徳大学中学校」は徒歩5分ほど、

また、王子駅最寄りの「順天中学校」（徒歩8分）、「桜丘中学校」（徒歩3分）があります

さらに進んで駒込駅最寄りの中学校は、「文京学院大学女子中学校」（徒歩3分）、

「女子聖学院中学校」（徒歩7分）、「聖学院中学校」（徒歩7分）、

男子校の「本郷中学校」（徒歩7分）が挙げられます。

公立中高一貫校である「都立小石川中等教育学校」も、駒込駅から徒歩13分の位置にあります。

また、隣の本駒込駅より徒歩5分の位置に「駒込中学校」があります。

東大前～四ツ谷

東大前駅から先の駅としては、後楽園・飯田橋・市ヶ谷・四ツ谷駅と並びます。

こちらの区間内では、後楽園駅から先はすべてターミナル駅となっており、

さまざまな鉄道路線の乗り入れがあるため、利用者数も大変多くなっています。中学校は以下の通りです。

後楽園駅では、「桜蔭中学校」（徒歩10分）、続いて「東京学芸大学附属竹早中学校」は徒歩15分の距離です。

飯田橋駅では、公立中高一貫校である「千代田区立九段中等教育学校」（徒歩10分）、

女子校の「白百合学園中学校」（徒歩10分）、また男子校の「暁星中学校」（徒歩8分）があります。

続いて、市ヶ谷駅最寄りの中学は「大妻中学校」（徒歩10分）、「三輪田学園中学校」（徒歩8分）、

「東京家政学院中学校」（徒歩6分）、「麹町学園女子中学校」（徒歩10）、それぞれ女子校になります。

さらに進み、次の四ツ谷駅最寄りの学校は、「雙葉中学校」（徒歩2分）、「女子学院中学校」（徒歩12分）、いずれも女子校です。

以上、歴史のある学校が林立するエリアで、まさに文教都市といった趣がありますね。

永田町～目黒

永田町駅から先は、溜池山王・六本木一丁目・麻布十番・白金高輪・白金台、終点目黒駅と続きます。

こちらも六本木一丁目駅と白金台駅以外の駅には、東京メトロ・都営地下鉄・JR線といった鉄道の乗り入れがあります。

こちらの区間の中学校は以下の通りです。

まず永田町駅には、女子校である「山脇学園中学校」が徒歩10分の位置にあります。

続いて麻布十番駅の最寄りの中学校は、「東洋英和女学院中学部」（徒歩7分）、

男子校の「麻布中学校」（徒歩15分）、「慶應義塾中等部」（徒歩15分）です。

白金高輪駅の最寄りの中学校としては、男子校の「高輪中学校」（徒歩5分）、女子校である「普連土学園中学校」（徒歩10分）が挙げられます。

続く白金台駅には「聖心女子学院中等科」（徒歩２分）、「頌栄女子学院中学校」（徒歩10分）があります。

終点の目黒駅では、「多摩大学目黒中学校」（徒歩12分）、「目黒日本大学中学校」（2019年より「日出中学校」より校名変更）が、徒歩5分の位置にあります。

以上、東京メトロ南北線沿線の主要な中学校をご紹介しました。

学校選びにはさまざまな条件が影響しますが、まずはご自宅から通える範囲内でどのような学校があるか知ることが大事です。

志望校の選択肢をあらかじめ持っておく重要性

志望校を何校か絞って、各校へ出願する前に入試スケジュールを組んでいく必要がありますが、

万全に予定を組めたと思っても、２月の入試が始まっている最中に、

実際のお子様の試験の手ごたえから、

「やはりもう少し偏差値ランクを下げたほうが」、

「逆にやる気が出てきてチャレンジしてみたい」という理由で

志望校選びが再考される可能性も十分あるのです。

出願締め切りに間に合わなかったという後悔をしないためにも、

あらかじめ選択肢を持っておき、お子様と十分すり合わせをしておきたいものです。

そこで、やはり前もって実際にお子様とも一緒に現地の説明会に出かけてみることをおすすめします。

学校へ直接足を運べば、在籍する先輩や先生たちの表情も見られますし、校舎の雰囲気を味わえます。

また学校周辺の施設や経路でも発見があるでしょう。

その体験からモチベーションが上がることによって、より具体的に今後の学習や生活習慣を考えられるようになります。

ぜひ積極的に参加して、さまざまな学校の空気に触れてみましょう♪

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