家庭教師ブログ
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2024.03.28
こんにちは! 家庭教師Camp事務局です。
この記事をご覧になっているあなたは、きっと現代文を受験で使う、あるいは国語の勉強で悩んでいる方ではないでしょうか。
先週の記事では、現代文の勉強法①~③をご紹介しました。
まだご覧になっていない方は、そちらの記事もご覧ください!
本日の記事では、オンライン家庭教師の家庭教師Campから、現代文の勉強法④~⑥をお伝えいたします!
前回の記事はこちら!↓
国語では基本的に記号の選択肢問題が多いです。
東京大学などは全問記述問題ですが、ごくまれな例だといえます。
選択肢問題に強くなることは、現代文の得点力を上げる近道です。
漢字などの知識問題については前回触れましたが、選択肢問題に対しどのように向き合うべきなのでしょうか。
たいていの選択肢問題は、前半部分と後半部分に分けることができます。
長い場合は、読点または句点で区切りましょう。
正解の選択肢というのは、この前半部分も後半部分も正しいもののはずです。
前半は正しいが後半は正しくない、あるいは前半が違うという場合はひっかけの選択肢です。
自分なりに選択肢の文に傍線を引いて、正しいなら〇、違うと感じる部分は×を書きましょう。
こうすることで、「自分がどこで違うと感じたか」を可視化(見える化)できます。
見直しをするときにも、着目すべき箇所がすぐわかるだけでなく、
解説を読んだとき、自分の考え方の何が違ったのかを照らし合わせることができます。
自分の思考の跡をわかるようにして、復習・見直しに活かせるようにしましょう。
選択肢問題を徹底的に対策したいなら、センター試験の過去問は有用です。
問題数が多くレベルが比較的安定しているだけでなく、スピードも必要な問題量になっています。
文章量のわりに問題集が安いこともありがたいポイントです。
解説の詳しさは各社異なりますので、軽く読んでみてきちんと選択肢の解説をしている問題集を買うとよいでしょう。
古本も比較的充実していますね。
たまに、漢字問題で悩むことがあるかもしれません。
漢字は基本的に知識ですが、ありがたいことに漢字は表意文字です。一つの漢字の意味は、他の二字熟語などで用いられているものと同じかもしれません。
例)地方のユウ説に行く。
この「ユウ」の漢字一文字が分からないとき、仮に「遊」ではないかと考えたとしましょう。
こういう場合には、「遊」を使う二字熟語を考えてみましょう。
「浮遊」、「遊戯」、「回遊」、「遊行」などなど……。
すると、この中のうち、「浮遊」や「回遊」などは、フワフワただよって「移動」したり、ぐるぐると同じところを「動」いたりする意味があることがわかります。
遊説も移動のニュアンスを含んでいますので、「遊」という文字で良い可能性が高まりますよね。
覚えていることが最善ですが、思い出せないときは連想してみましょう。
また、言葉の「意味」について考える習慣を持ちましょう。
「意味」といっても辞書通りの意味ではなく、「なぜ、この文章のここに、この単語・表現が書かれたのか」を考えることです。
小説であれ評論であれ随筆であれ、きちんとした著者が書き、出版社の編集者が何度も確認してお互いに校正して出来上がった文章です。
無駄な表現や文章はありません。すべてに著者の意図が介在しています。
例えば傍線部が引かれた文章の内容について問われたとして、その傍線部に使われている単語が別な箇所でも書かれている可能性は高いです。
単語を絞って、文章全体をざっと検索する気持ちで目を通しましょう。
すると、いくつかの文章がヒットするのではないでしょうか。
そうやって単語一つ一つに意識を配るようにし、著者の意図を把握するため単語の意味=役割に注目しましょう。
まったく同じ表現や単語を繰り返すと、どうしても文章の品格は落ちてしまいがちです。
また、当然指示語や代名詞もあるわけですし、似た表現に置き換えられる可能性も高いです。
指示語などは前後を見て指示語の内容にあたる部分を線で結ぶなどするとよいです。
あとは、似た表現にも着目しましょう。
まったく同じ表現ではないけれど、似た単語を使っている場合は、結局同じことを言いたいわけですから、線で結んでおくとよいでしょう。
ちなみに、作品が書かれた時代によっては単語が古かったり今と意味が異なったりします。
単語自体が、そうした時代背景を持つわけです。
そういったことも意識できるようになると、「この単語がでてきたということは〇〇年代くらいの文章かな」と想像できます。
小説などでは作中の時代をつかむヒントになります。
また、意図的に古い単語を使うことで何かを揶揄したい場合もありますので注意しましょう。
最後に、きちんと解説を読みましょう。
解説にコラムを用意していることもありますし、選択肢の根拠や注意すべきポイントを書いています。
自分の考えたこととよく比較し、修正すべき考え方は直しましょう。
解説には筆者の紹介などが書いてあることがあります。
現代文に出てくる著者は有名どころも多いので、筆者そのものに詳しくなっておくことは有益です。
文学史が出題される大学を志望している人にとっては、その対策にもなります。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございます!
今回の記事では、オンライン家庭教師である家庭教師Campから、現代文勉強法として3つの方法を紹介しました。
【現代文勉強法④】選択肢の吟味を徹底的に!
【現代文勉強法⑤】言葉の「意味」を考える!
【現代文勉強法⑥】解説の読み込みをおろそかにしない!
上記のことを意識して学習を進めていきましょう。
前回の記事では現代文勉強法①~③として基礎的な内容をご紹介しておりますので、まだの方はそちらもぜひチェックしてください!
前回の記事はこちら!↓
また、家庭教師Campでは、小学生~高校生まで、国語や現代文対策を行っております。
国公立大学在籍の教師も多数おりますので、現代文の記述の要点などしっかりと解説していきます。
現代文の勉強法についてもっと詳しく学びたいという方、ぜひ家庭教師Campまでお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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