家庭教師ブログ
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2024.03.01
こんにちは。家庭教師Campライター事務局です。
突然ですが、「○○教育」と名の付くものは世の中にたくさんありますよね。
例えば、小学校・中学校の「義務教育」。あるいは「プログラミング教育」も近年話題です。いつの世でも、教育の内容は時代の傾向を反映していると言えます。
今回はどんな教育があるか、代表的なものを見ていきましょう。
単に「リテラシー教育」と言われることもあります。もともとリテラシーとは「読解記述力」を指す言葉だったようですが、現在よく日本で使われる意味としては「正しく活用できる力」ぐらいの広い意味合いになっていると言えるのではないでしょうか。実際、千葉県警が公開している「ネットリテラシーの基本」では、ネットリテラシーを以下のように定義しています。
ネットリテラシーとは、インターネット・リテラシーを短縮した言葉で、インターネットの情報や事象を正しく理解し、それを適切に判断、運用できる能力を意味します。
他にも、さまざまな「リテラシー」がありますが、やはりIT関連・メディア関連のものが多いです。
メディアリテラシー:新聞やテレビ等のマスメディアを中心に、メディアの発信する内容を正しく理解できるとともに、批判的に読み解くことができる能力。
コンピューターリテラシー:コンピューターを操作して必要な情報や目的とする作業をこなせる能力。
ICTとは「Information and Communication Technology」の略語です。
直訳すると「情報通信技術」となります。
ただ、日本で言う「ICT教育」はほとんど「ICTを利用した教育方法」ということで、
情報通信技術について教えることを指しているわけではありません。
例えば、公立中学校に1人1台タブレット端末を支給し、
タブレット端末による学習を進める、といったこともICT教育と呼ばれています。
ICTとかIoTとか、似たような単語が多いですが混同しないことが大切です。
こちらも話題になっている「IoT」は「Internet of Things」の略語で、
「モノのインターネット」と直訳できます。
すなわち、もともとインターネットにつなぐことが多いパソコンやスマートフォン以外にも、
家電製品やエアコンなどさまざまなものがインターネットにつながる仕組みのことを指します。
一昔前に話題になっていた「ユビキタス」と近いものがありますね。
キャリア=将来のこと、とくに将来の職業・人生設計に関する教育も現在盛んにおこなわれています。
自分の人生を早いうちから考えておくことは、どのような人にとっても大切なことです。
実際にキャリア教育の現場では、学校の先生だけでなくビジネスの現場で働いている人や研究者などをお呼びし、講演会などを開くことも多いです。
人生100年時代とも言われ、人生設計を考えることの大切さが説かれる一方、新型コロナウイルスの流行など「不確実性が高く将来の予測が困難な時代(VUCA)」でもあります。
保護者様におかれましては、今後どういったキャリア教育が行われていくのか、志望校の学校説明会などをぜひご覧いただければと思います。
一昔前に流行した言葉ではありますが、新型コロナウイルスの流行により食事の形式も見直されたことや、在宅時間が増えたことから、改めて脚光を浴びている印象があります。
食に関する正しい知識や食習慣を身に付けたり、食文化を知り受け継いだりすることが主な目的です。
実は平成17年には食育基本法が、平成18年には食育推進基本計画が制定されるなど、日本政府として取り組んでいる教育の一つでもあります。
中学入試などの観点で言えば、食を通じた問題は多々見られます。
例えば、日々の食卓にならぶ料理の食材は、国算であればどの県で多く収穫されるのか。
海外産であれば輸出入の問題や食料自給率の問題。
調理方法についても、加熱や切り方などを考えれば理科・算数の問題にすることもできます。
日々の食事の中でも食育はできますので、ぜひ夕食の際などにさりげなく話題にしてみてはいかがでしょうか。
教育法を考えた人の名前を冠する教育も多々あります。
オーストリアの哲学者・神秘思想家のルドルフ・シュタイナーが提唱したと言われる「シュタイナー教育」、
イタリア初の女性医学博士・教育者と言われるマリア・モンテッソーリによる「モンテッソーリ教育」などです。
将棋の藤井聡太さんが幼少期にモンテッソーリ教育を受けていたということで、近年また注目されています。
ここではその教育法の是非については触れませんが、大事なことは「ご家庭・保護者様もその教育法を理解・実践できるか」ということにあると思います。
子どもたちにとって、幼稚園の中ではOKとされていたことが、家に帰るとまったくNG、ということになると「どちらに従えばよいのか」と悩んでしまいます。
「ダブルバインド」という言葉もありますが、矛盾した内容が先生と保護者様から同時に与えられることは、子どもにとってあまり良いこととは言えません。
今回は「○○教育」と題して、5つの「○○教育」を紹介していきました。
様々な教育方針があり、教育現場でも盛んにおこなわれていますが、教育は決して学校だけで行われることではないと考えて、ご家庭での過ごし方や教育方針について考えることも大切だと思います。
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