家庭教師ブログ
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2024.01.27
こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。
1/13(土)・14(日)は、大学入学共通テストでしたね。
国公立大学受験を迎えるみなさんは、
最初の登竜門でありながら、ほぼそこで受験の大半の命運がかかっている大事な試験です。
また、私大でも共通テスト利用の入試が増えてきていますので、
大学受験を考えている生徒はほぼ全員、通る道でもあります。
この共通テストが来年2025年に変わるのはご存じでしょうか?
来年大学受験を迎える新高3のみなさんはもちろん、新高2の方も!
そして保護者の方もぜひご覧いただきたいと思います。
今回は第三回目、社会・国語・英語についてです。
それでは参りましょう!
前回のブログでは、新課程の導入後、
共通テストにも同様の目的のもとシステムの変更を余儀なくされることとなり、
新たに追加される「情報Ⅰ」科目についてお話しました。
そして前回ブログでは新課程での数学が項目移動をした影響で
共通テスト、ひいては個別の大学入試にも余波が及んでいるというお話でした。
各単元に関しては以上のように項目移動と調整が行われました。
地理歴史・公民は、科目数が以前の10から6つに整理されます。
地理歴史は『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』の3科目に整理されました。
いずれも、試作問題の配点では総合科目25点、探究科目が75点でした。
また、公民は『公共,倫理』『公共,政治・経済』となります。配点は公共25点、倫理または政治・経済が75点となっています。
さらに3分野の基礎をまとめた『地理総合,歴史総合,公共』が新設になりました。
試験時間は60分、3科目のうち2科目選択で各50点となります。
しかし、この『地理総合,歴史総合,公共』は、
大学や学部学科で利用が分かれています。国立大では筑波大など4割の大学が全学部で利用するのに対し、
東京大、東北大など約3割が全学部で利用ができず、一部で利用できる大学も3割程度にとどまっています。
私大入試でも利用の可否は分かれておりますので、
志望校や受験する可能性のある大学・学部学科の指定を早めに確認し、対策を始めていきましょう!!
大問が4題から5題に増えることにより、試験問題が10分長くなるようです。
新設の問題は文章、表やグラフなど複数の資料から総合的に情報を抽出する力を見るものです。
特に難しい内容になっているわけではなさそうですが、
追加される時間は10分しかないので、余裕がないなかで処理速度が求められるのは少々きついといったところでしょうか。
英語の試験形態に大きな変更はありません。
ただ大問数が多く、問題文の総語数も増えているので、
英文からいかに効率よく必要な情報を取り出すかがポイントになってきます。
また、2025年度入試では、リスニング・リーディング形式の問題を通じて総合的な英語力も評価できる作問方針となる予定とのことなので、
試作問題では文章の推敲をする問題などが出題されています。このあたりも要チェックです!!
さて、共通テストシリーズ
いかがでしたでしょうか。
共通テスト、各科目でさまざまな変更がありますが、
早めに知って取り組むことで、入試対策がしやすくなるはずです。
受験情報に関しては、必要な情報を常に調べ、整理する習慣をつけていきましょう。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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