家庭教師ブログ

【知ってる!?雑学】1月の行事、豆知識

2024.01.06

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こんにちは。家庭教師Campの深川です。

 

明けましておめでとうございます。今年も一年、よろしくお願い申し上げます。

さて、本日は1月の行事についてご紹介したいと思います。

お正月などすでに済んでしまった行事もありますが、豆知識としてお付き合いください。

 

1月1日 元旦

 

元旦の「旦」には、「朝、夜明け」という意味があります。

正確に言うならば、元旦は1月1日の早朝(夜明けから午前中)を指します。

それに比べて、元日は1月1日の一日中を指します。

家族揃ってお膳を囲み、お屠蘇とお節、お雑煮で「あけましておめでとうございます」という時間帯が元旦なのでしょう。

もちろん、生活様式が多様化している現代では、どのご家庭もそのように過ごすとは限りませんが。

こうしてみると、お正月では「食」が大切なポイントになるようですね。

一つずつ見ていきましょう。

お屠蘇には「邪気を屠り、魂を蘇る」という意味があります。

日本酒を想像する方も多いと思いますが、本来は味醂(みりん)に屠蘇散(山椒や桔梗などの薬草が調合されたもの)を入れて作ります。

味醂もお酒なので、未成年の方は注意をしましょう。

お節には、新年を寿ぐ食べ物が入っています。

黒豆やきんとん、昆布締め、数の子など、それぞれに意味があります

「黒豆は一年、まめに過ごせるように」、

「きんとんは、金団と書くので、生活が恵まれるように」、

「昆布締めはよろこぶ」、

「数の子は代々数が増えて栄えるように」、などなどです。

一方では、365日休みが無い主婦に休日を与えてあげようという意味合いもあるそうです。

地方によってはお節料理は男性が作り、女性は台所に入らないところもあるそうです。

 

お雑煮は、大晦日に神棚にお供えしておいたお餅や野菜を入れて、翌日に食べたことが起源だと言われています。

様々な具が入っている事から雑煮と呼ばれています。

 

1月7日 七草

 

 1月7日は人日(じんじつ)の節句という日です。

春の七草が全部入った七草粥を朝に食べると、一年を無病息災で過ごせると言われています。

科学的には、お餅などもたれやすいものを食べ続けた胃を休ませてあげるという役割が七草粥にはあるようです。

ちなみに春の七草とは、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」です。

最近では、スーパーなどで「七草粥セット」として売られていますね。

 

1/11 鏡開き

 

年神様にお供えしておいた鏡餅を神棚からおろして食べる日です。

もともとお正月は、年神様を迎える行事です。

お迎えした年神様をお送りするのが鏡開きです。

年神様の力が詰まった鏡餅を食べる日でもあるのです。

年神様の力をいただいてその年の無病息災を祈るとともに、五穀豊穣も願います。

もともと武家から始まった行事なので、刃物で鏡餅を切ることはタブーとされています。

刃物は切腹を連想させるからです。手で割るか、槌で開くのですが、

「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が定着したそうです。

 

1月第2月曜日 成人の日

 昔は1月15日に行われていた行事ですが、「ハッピーマンデー制度」により、1月の第2月曜日に行われるようになりました。

「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日だということです。

現在、成人年齢は18歳に引き下げれましたが、20歳で成人式を行う自治体がほとんどです。

成人になると飲酒・喫煙が法律的に合法になります。

ここで、1つおもしろいのは競馬は大学生ならばNGなこと。

競馬は学生のうちはできないのだそうです。18歳で社会人になった人は競馬ができます。

また、何歳でも大学生になっている人はできません。窓口で年齢確認されるわけではありませんが・・・。

年齢確認といえば、最近では鎮痛剤を買うときに確認されることもあるそうです。

 

 1/15 小正月

 

 年末から元旦、松の内と続いてきた正月を締めくくるのが、小正月です。

小正月には、正月飾りの門松やしめ縄飾り、書初めなどを、大きな焚火になるように組んだ木や竹などに結び付けて燃やします。

いわゆるどんど焼きです。

また、小正月の朝には小豆粥を食べる習慣があり、古くは「土佐日記」や「枕草紙」などに、小正月に小豆粥を食べたということが記されていたそうです。

また、小正月には「餅花」を飾る風習があります。

正しい由来は不明ですが、養蚕農家が繭玉を木の枝に付けて正月飾りにした、とか、鏡餅を八百万の神に供えるかわりに、小さな餅をたくさん枝に付けたなど、諸説あります。

小正月が終わったあとは、「餅花」を焼いて食べると1年が無病息災でいられるとも言われているそうです。

 

1月中旬の土日

 

大学入試共通テストが行われます。

センター試験から変わって、難易度が上がり、皆さん苦労しているようです。

さて、テストの前に食べる願掛けメニューをご存じですか?

「カツ」はもちろん、「カツカレー」は「華麗に勝つ」、

ウインナーは「winner」、

おくらや納豆などねばねばしたものは「ネバーギブアップ」、

たこは「置くとパス」、キットカットは「きっと勝つ」などなど。

 

知らない間に願掛けメニューは種類が増えていました。

 

願掛けメニューにこだわらずに、テスト前日やテスト当日の朝は、

消化のよい、体が温まるものを食べることがおすすめです。

 

本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。


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【この記事を書いた人】
深川佐知子
【略歴】
指導歴30年以上のベテラン。現在はena個別の校長を務め、大学受験では早稲田大学や東京薬科大学、高校では立川・国分寺・中大附属高校などに合格者を輩出。自身の子供も中学受験を経験し駒場東邦中学に進学後、東京大学に合格した。どの学年で、どんな勉強をしたらよいのか、など、教育者と保護者の視点から情報を発信していきます。

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