家庭教師ブログ
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2023.12.01
こんにちは、家庭教師Campライターの夏海です。
もう12月に入りましたね。師走です。
つい最近まで夏だったような気がしてなりませんが、
確実に受験日は近づいていますね。
冬休み、クリスマス、お正月とイベントも増えますが、
体調に気を付けて過ごしましょうね。
今回も都立自校作成校の紹介シリーズです! 今回は「都立国際高校」についてご紹介していきます。
国際高校は都立高校のなかでもかなり特殊な学校です。
偏差値がちょうどいいから受験してみようとあまり調べずに受験を考えている方もいるかもしれません。
何も調べずに受験すると、大変なことになるのでよく調べてから受験するかどうか決めましょう。
まずは、アクセスを確認していきます。
国際高校の最寄り駅は駒場東大前です。
池之上駅からも歩いて通学ができます。
今まで紹介したほかの都立高校と比べると、井之頭線しか使えないので、乗り換えなどで少し通学は大変かもしれません。
しかし、渋谷から2駅と大きな駅へはアクセスが良いので、広範囲から通える高校です。
〒153-0041 東京都目黒区駒場2-19-59
京王井の頭線 駒場東大前駅西口改札(渋谷より2駅)より徒歩5分
京王井の頭線 池ノ上駅(渋谷より3駅)より徒歩7分
一番の特徴は都立では珍しい国際バカロレアコースがあることです。
国際高校は国際バカロレア(IB)認定校であり、国際バカロレアコースが設置されています。国際バカロレアコースを修了すると、日本の高校の卒業資格、及び国際バカロレア・ディプロマプログラム(フルディプロマ)認定資格が取得できます。世界共通の統一試験で24点以上(45点満点)の成績を取得する必要がありますが、卒業後は海外の大学の受験資格を得られるため、海外で勉強をしたいと考えている方にはぴったりの学校です。ほとんどの授業を英語で行うため、相当の英語力が必要になりますが、英語に自信がある方はぜひ受験を検討してみてください。
また、国際高校は普通科がなく、上記の国際バカロレアコース、国際学科の2つのコースのみとなっています。英語に特化した学校のため、英語が大好きという方は受験をおすすめします。逆に、英語が苦手という方は合格したとしても、学校生活でかなり苦労することになると思います。
国際高校はコースが2つあり、それぞれのコースで入試形態が異なります。
国際学科は推薦入試と一般入試で入学者を決定します。推薦入試は全体の30%、一般入試は70%の割合で募集人数が決まっています。推薦入試は1000点満点で判断されます。調査書点(500点)、面接点(200点)、作文点(300点)の合計です。
面接は個人面接です。小論文は文章を読み自分の意見を記述する問題が出題されています。昨年は教育理念に絡めた問題でした。テーマは東京都の教育委員会のホームページに掲載されています。
一般入試は学力検査による入試です。英語のみ独自問題を使用します。国際学科というだけあって英語はかなりむずかしくなっています。5教科500点満点を700点に換算し、300点に換算した内申点と合わせ、1000点満点で合否を判断します。
募集人数は25名です。英語運用能力検査、数学活用能力検査、小論文、個人面接、調査書の5つの合計点で合否を決定します。英語運用能力検査は筆記試験[60分](リスニング、リーディング、ライティング)、面接試験[10分](スピーキング)となっています。
調査書以外は基準点があり、その点数に満たない場合は不合格となるため、バランスよく点数をとる必要があります。全て独自問題を使用するため、専用の対策が必要です。
国際高校もほかの学校と同様に内申点は重要になります。素内申40点、換算内申56点以上あると安心です。5教科でオール4以上、副教科でオール5を目指しましょう。そのためには副教科の勉強も力を抜くことができません。
一般入試で言うと、英語の得点は2倍になるため、特に英語に力を入れる必要があります。国際高校の英語は独自問題で、共通問題とはかなりレベルが高くなっています。100字以内の英作文を書く問題やかなり長い長文が出題されるので、日ごろから英語に慣れておくことが必要不可欠です。
英語以外の教科は共通問題です。英語だけに集中しすぎてしまい、他の4教科の勉強をおろそかにしてしまうと合格は難しくなります。国際高校は偏差値が高い学校のため、共通問題は受験生全員が高得点をとれるように対策しています。共通問題で悪い点数を取ってしまうと周りと差が生まれてしまい、英語だけで挽回することが難しくなります。一番力を入れるべきは英語ですが、その他4教科も高得点が取れるように対策をしましょう。
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