家庭教師ブログ
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2023.11.28
こんにちは。家庭教師Campの深川です。
前回は、「英語」は国際化に必要なツールであるということを書かせていただきました。
とはいえ、英語は小学校でも必須化されていますし、大学受験の英語も難化しています。
勉強としての英語はとても大切です。
しかし、ここ最近、
😥 「英語が苦手」
という子が増えているように感じています。
耳で聞くことはできる、口で言うことはできる、
しかし、手で書くことができないというタイプが多いです。
また、読んで意味を取ることはできても、文法になるとまるでダメという子も多いです。
be動詞と一般動詞の区別が覚えられない、人称代名詞が覚えられない、などなど。
つまずく箇所は何となく共通しています。
それでは、なぜ、このような子どもが増えてしまったのでしょうか。
日本人は読めて書けるのに話せない
・・・というのが、長年の教育現場での課題になっていました。
それを解消するために様々な手が打たれてきました。
その中の1つが、小学校での英語の必須化でしょう。
ALTの先生がいて、コミュニケーションをとる、英語であいさつをする、基本的な用語は覚えるなど、メリットはたくさんあります。
子どもは楽しく英語を覚えます。しかし、そこに落とし穴があると思うのです。
小学校でまあまあ楽しかった英語が、
中学に入った途端に、文法を学ばなければならないわ、単語をきちんと書かないといけないわ・・・
要するに、考えたり、覚えたりする分野が一気に増えるのです。
日本人である私たちは日本語をペラペラ話すことができます。
日常でペラペラ話している言語に対して、文法的な解釈をしろと言われたら、けっこうきついと思います。
少なくとも私は嫌です 🙁
主語と述語くらいならともかく、
「私はかつて横浜に住んでいました。」という文章を文法で説明しなさいと言われたら、皆様もどうでしょうか。
「私」が名詞で「は」は助詞、「私は」で主語になって、
「かつて」は副詞で、「横浜」は名詞、「に」は助詞、「住んで」の「住ん」は「住む」の連用形で、
接続助詞の「で」が付いた形・・・など、文章を文法的に考えていたら、うんざりしてしまいます。
子どもたちはある程度、楽に英語にとりかかれたは良いのですが、その後に待っている文法とライティングにうんざりしてしまうのでしょう。
昔のように、中学生になってがっつり文法から入るというのは、
英語と全く違う文法体系で生きている私たち日本人にとっては、
厳しいようでいて、その実、的を射た勉強法だったのかもしれません。
さて、偉そうなことを書きましたが、私はその昔、英語が嫌いでした。
面倒でしたし、何か良くわからなかったのです。
そのまま英語嫌いが続くはずだったのですが、中学1年生のころに先輩からビートルズを教えてもらって、すっかりファンになりました。
最初は聞くだけで満足していたのですが、そのうちに歌の内容が気になり始めました。
少しずつですが、自分で辞書をひいて訳すようになったのです。
また、英語の歌詞そのものも暗記するようになっていました。
学校で関係代名詞を習っていたとき、今一つピンとこなかったのですが、
ビートルズの歌を聞いているときに、完全に理解できました。
今でもその歌詞を覚えています。
♪〝She looked at the letter that is lying there・・・.“
“the letter”が先行詞で〝that”が関係代名詞、
”is lying there”が〝the letter”を修飾しているんだ、
と分かったときには自分なりに衝撃的でした。
また、同時に英語って面白いなと思えたのです。
この頃から、英語は私の得意科目になりました。模試を受けても英語は必ず良い点数が取れていました。
現在、英語が苦手、英語が嫌いと思っている子どもにも諦めないでほしいと思っています。
洋楽を聞いてみる、洋画を観てみる、いっそのこと、英語圏の子どもと友だちになるとか、
いろいろな方法があると思います。
それこそ、無限にあるゲームアプリの中から楽しそうなものを見つけ出すのも良いでしょう。
学習アプリに限らず、英語のゲームに挑戦するのも良いのではないでしょうか。
少しでも、英語はまんざらでは無いと思える体験をしてほしいと思います。
それが無理なら最後の手段です。
文法マスターになってしまうことです。
文章の構造が分かれば、英文は確実に理解できます。
言語なので多少の例外はありますが、文法を身につけてしまえば、今、難しいと思っている英文でも簡単に見えてくるでしょう。
🙁 英単語が苦手という子ども多くいます。
小学校でローマ字を習うので、ローマ字と混乱する子どもが多いのです。
英単語を覚えるのは、英語を母国語としている人たちにとっても共通らしいです。
そのためにフォニックスがあるのです。
フォニックスは、英語が母国語にも関わらす、英単語が書けない人のために開発されたものです。
英単語の読み方には一種のルールがあります。それを体系だてたのがフォニックスです。
どうしても単語が覚えられない場合、フォニックスを勉強してみるのも良いでしょう。
しかし、そんな面倒なことをしなくても、ローマ字読みで覚えたって良いと私は思っています。
Orangeのことを「オランゲ」と読んでいた子どもが都立高の最高峰にしっかり合格していますので。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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