家庭教師ブログ
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2023.07.28
こんにちは。家庭教師Campライターの槌谷です。
今回は愛知県の名古屋中学校・高等学校についてご紹介いたします。
名古屋中学校・高等学校は併設型中高一貫校の男子校です。創立者である宣教師のフレデリック・C・クライン氏により、1887年に名古屋中学校の前身である私立愛知英語学院（のちに名古屋英和学院に改称）を創立しました。1920年に名古屋中学校と改称後、1947年に新制名古屋中学校、1948年には新制名古屋高等学校が設立されました。2017年時点で創立130年を迎えています。
〒461-8676
愛知県名古屋市東区砂田橋2-1-58
名古屋市営地下鉄名城線「砂田橋」駅3番出口すぐ
名鉄瀬戸線「守山自衛隊前」駅徒歩7分
名古屋中学校は建学の精神である「敬神愛人」に基づき教育を行っています。中高6年一貫教育として、この6年間を基礎的段階、習熟度段階、発展的段階の3段階に分けて、段階に適した指導を行っています。中学１～２年では基礎的段階とされ、各教科に対しての興味関心を高める指導が行われます。基礎的かつ必要なことをしっかりとこなせるように、中学校の3年間は均等クラスで過ごすことになります。高校からは本人の希望と学力を踏まえ、習熟度別のクラス編成が行われます。また、創立以来、国際的な視野を持った教育を重視し、毎年春と夏に海外での英語研修や兄弟校での国際交流活動が行われています。
2022年度では国公立大学は名古屋大学や名古屋工業大学、三重大学など多くの合格者を輩出しており、その他難関校でも多数の合格者を輩出しています。また私立大学においても、難関・医科歯科など現役含め例年多くの合格者を輩出しています。
名古屋中学校の選抜は学科試験の結果をもとに判断されます。
試験科目は4科目（合計300点満点）になります。
検査時間及び配点としては以下の通りです。
国語（60分・100点）、算数（60分・100点）、社会（40分・50点）、理科（40分・50点）
国語の試験時間は60分で配点は100点です。これまでの受験生平均は50点台後半となっていました。出題される傾向はほぼ変わらず長文読解、詩、語句系の問題が出題されています。長文では物語文と説明文から出題され、中でも記述問題が多く出題されるケースが増えてきています。文章量も多くなってきているため、時間配分に注意する必要があります。その他、語句系統の問題においては過去問などでも確認しておきつつ、出題割合が増えている記述問題の対策も行いましょう。
算数の試験時間と配点は国語と同様に60分で100点です。受験生平均が50点を下回っている中で、合格者の平均は60点を超えています。図形問題や整数問題が頻出です。図形においては面積を求める問題や角度を求める問題の割合が多く、苦手な受験生は過去問や問題集で類題をこなしておくことが必要です。また小問集合では基礎問題が出題されているため、ここではしっかり点数を取り切ることが求められます。過去問で傾向をつかみ、その中でも苦手な分野単元がない状態で試験に臨めるよう準備をしておきましょう。
社会の試験時間は40分で配点は50点です。合格者平均が33点ですので6割以上取れるようにしておくことが必要です。地・歴・政治分野から出題されます。いずれの分野についても基礎的な事柄を答えられるように学習しておくことが大切です。文章や史料を読み取り解答する問題形式になっており、教科書内容をしっかりと把握しておくことで得点に繋がりますので隅々まで確認しておきましょう。
理科の試験時間は社会と同様に合計40分の50点満点です合格者平均は31点とこちらも6割を取る基準として過去問にあたるようにしましょう。理科は出題されやすい単元がはっきりとしており、生物・地学分野から多く出題される傾向にあります。その他の単元からも出題数に違いはありますが、解けるようにしておきましょう。一部解くことが難しい問題が出題されていますが、6割の基準を考えた場合、解ける問題で時間をかける方が得点につながるため、むやみにその1問に時間をかけ過ぎないように注意しましょう。
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