家庭教師ブログ
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2023.07.15
こんにちは。家庭教師Campライターの杉浦です。
先日、アメリカ南部のフロリダ州から、宇宙望遠鏡「ユークリッド」が打ち上げられました。
このユークリッドは、宇宙空間を飛行しながら星々を観測する宇宙望遠鏡です。
口径が1.2mもあり、なんと国立天文台の望遠鏡の2倍近くの大きさです。
100億光年先までの銀河を観測し、巨大な地図をつくることを目標にしています。
また、宇宙のあらゆる場所に存在するといわれる暗黒物質「ダークマター」や、宇宙を膨張させている未知のエネルギー「ダークエネルギー」の謎の解明に挑みます。
ちなみに100億光年先とは、光の速さで移動して100億年かかる距離のことです。とんでもなく遠くまで観測できるのですね!
宇宙のロマンを感じる「ユークリッド宇宙望遠鏡」のニュースですが、実は私立中入試でも宇宙や星に関する問題が出題されます。
今回は私立中入試・理科で頻出の「天体」について、「必ず覚えたい15の星の名前」を紹介します!
春の大三角は、うしかい座のアルクトゥルス・おとめ座のスピカ・しし座のデネボラの3つでつくられます。
しし座の心臓部分にある一等星レグルスもまとめて覚えるとよいでしょう。
夏の大三角はこと座のベガ・はくちょう座のデネブ・わし座のアルタイルの3つでつくられます。
夏の星座といえばさそり座も有名ですね。赤い一等星のアンタレスもまとめて覚えましょう。
また、こと座のベガは織姫、わし座のアルタイルが彦星です。
冬の大三角はこいぬ座のプロキオン・おおいぬ座のシリウス・オリオン座のペテルギウスの3つでつくられます。
その他にも冬の一等星には、オリオン座のリゲル、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、おうし座のアルデバランがあります。
以上が季節ごとの大三角と、中学受験で覚えたい15個の星たちです。
覚えてほしい星は一等星が14個、二等星が1個です。
星の明るさを示す単位を「等級」といいます。
一等星とは、夜空を見上げて最も明るく見える星たちのことです。
反対に、肉眼でギリギリ見える最も暗い星が六等星です。
等級がひとつ変わると、明るさは約2.5倍変化します。六等星と一等星では100倍も明るさが異なります。
春はアルクトゥルス・デネボラ・レグルス・スピカ
夏はベガ・デネブ・アンタレス・アルタイル
冬はプロキオン・ペテルギウス・リゲル・シリウス・カペラ・ポルックス・アルデバラン
中学受験において天体を学習するとき、
ポイントは一等星と星座をセットで覚えることです!
夜空を見上げると、星座だけでなく流星群、国際宇宙ステーションなど、様々なものが観察できます。8月13日にはペテルギウス座流星群が見頃になるそうです。
理科の暗記は、実際に体験して覚えるとしっかり定着します。
ぜひ夜空を見上げて、実際に観察しながら覚えてくださいね!
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