広尾学園中学校の出題傾向と対策

算数

例年大問5問で大問1は小問集合、大問2は一行問題です。分数小問や一行問題は確実に得点したいところですので、毎日少しずつ演習を解く習慣をつけましょう。「図形問題」と「速さ」「数の性質」が頻出傾向です。単純計算ではなく何段階かに分けて計算させる問題も出ますので、応用系の演習問題にたくさん取り組む等、重点的に対策しましょう。本科受験の場合は途中式を書かないので、計算ミスのないように注意が必要です。医進・サイエンスコースの場合は途中式を書く必要があり、時間内に正確な式を書けるように過去問で練習をしてください。

国語

漢字と知識問題が１問ずつ、説明文･論説文が1問と小説･物語文から1題ずつ出題されます。医進・サイエンスコースは小説・物語文がありません。いずれにしても長文のボリュームが多いので、徹底して速読を身に付ける必要があります。長文そのものの難易度は高くありませんが、設問に紛らわしいものがあったり長文記述解答が必要になることがあるので、不安な人は過去問を多く解いて傾向を掴んでください。知識問題については大問1つを使って熟語や慣用句から幅広く出題されるので、なるべく早いうちから問題集で語彙力を養うようにしましょう。

理科

近年の特徴として大問のうち1、2個はリード文が長いことがあげられます。国語のように速読で読み切るよりも、知識さえあれば必要なところを読むだけで答えられるので、教科書知識の定着を目指しましょう。実験や観察から考察する問題が頻出傾向です。筆記させる問題が出ることもあり、単純に暗記をするだけではなく、いつも「なぜそうなるのか」を自分で考え記述する訓練をすることが大事です。少しですが配点の高い計算問題も出ますので、頻出である「力のつり合い」等を中心に対策しておきましょう。

社会

各分野からバランスよく出題されるため、偏ることなく教科書範囲を覚えるようにしましょう。大きな意味では「世界と日本」が頻出テーマになります。数年分の過去問を解いてみて傾向を掴んでください。24年度は「SDGs」23年度は「応援消費」と、その年の時事問題から大問が一つ作られており、記述解答させることもあります。これに対応するには日々新聞やニュースを見て関心を持つことが必要になります。「韓国大統領訪日」をもとに日韓外交の歴史を選択する等の時事と歴史の融合問題も出ています。

難関私立中受験対策コース

広尾学園中学校対策コースの概要

各教科 50分×月4回　11,880円(税込)

※1教科につき、教材費1冊2,420円(税込)を別途頂戴します。

受講の流れ

4教科でお申し込みの方

※4教科以外でお申し込みの場合は、家庭教師Camp事務局までお問合せください。