小4　暁星中で問われる必須知識を身につける

暁星中の国語は大問1題構成で、10代の少年少女を主人公にした物語文が定番となっています。4年次は基礎となる選択肢問題を中心に読解のポイントを学習します。算数は小問集合の出題がなく、大問ごとにすべての計算や途中式を解答用紙に記述させる方式のため、問題を解きながら時間をかけずに記述してゆく解法を習慣付けることが重要です。授業や宿題では常にこの記述を意識するように対策をします。理科・社会の学習では、身の回りの様々な物事と学習内容を結びつけて考える学習を進めます。 カラーで見やすいテキストを使用し、詳細なカリキュラムに基づき中学入試の理科、社会の土台となる知識をしっかりと学習します。

小5　算数の難問にも対応できる思考力を養う

算数・国語・理科・社会に加え算数の演習を行います。算数演習の授業では、「速さ」「文章題」「整数」の頻出分野を重点的に対策します。特に重要な算数の得点力を向上させ、受験準備学年としての基礎を固めます。国語は配点比率の高い記述問題について、問題文のヒントをもとに過不足なく抜き出すか、自分の言葉で記述する方法を、日々の演習を通して少しずつ身に付けてゆきます。理科はリード文が長く、40分の中ですべて読み取り解答するためには日頃から同様の問題に慣れる必要があるため、少しずつ類似問題に取り組んでゆきます。社会は例年頻出の図表読み取り問題について、学習した知識をどのように当てはめれば良いか、効率的な読み解き方等を学びます。

小6　確実に得点するための記述力を育成する

国語は長文問題文ともボリュームは多くなく平均点が高い傾向のため、ミスなく解答することが重要です。テスト形式の類似問題を解きながら個人の課題を可視化し、適切な強化学習を行います。算数は頻出の3単元に加え毎年1問出題されている「図形」についても掘り下げてトレーニングします。理科と社会は独自の”初見問題”が毎年大問1つ分出題されていて、近年理科は「自由研究の実験」「哺乳類4種の住む地域」、社会は「NHKの朝ドラマ」「都道府県民歌」にまつわる出題がありました。いずれも出題範囲の学習を徹底していれば、テーマについて詳しくなくても解答できるものになっているため、類似問題を使用して学習してゆきます。4教科とも直前期には難関私立中過去問を模試形式で解いて対策します。