「広島県立中高一貫校に合格するには」広島市立広島中等教育学校　の紹介

こんにちは。家庭教師campライターの槌谷です。今回は広島県の公立中高一貫校の広島市立広島中等教育学校についてご紹介いたします。

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広島市立広島中等教育学校　◎概要

2003年に併設型中等教育学校として開校した広島市立安佐北中学校（・高等学校）を前身とし、生徒一人ひとりの個性を伸ばす教育を進めてきました。そして、2014年4月1日に広島県初の中等教育学校として開校しました。略称は「市広（いちひろ）」と呼ばれています。

立地・交通アクセス

〒731－0212　広島市安佐北区三入東1丁目14-1

・広島駅・バスセンターより広島交通「桐陽台団地」行きに乗車し、

広島中等教育学校の停留所下車（約５０分）
・ＪＲ可部線可部駅下車後、広島交通「桐陽台」行きに乗車し、
広島中等教育学校の停留所下車（約１５分）

広島市立広島中等教育学校　◎特色

教育目標として「高い志をい持ち、品格を備えたグローバル人材の育成」を掲げています。広島県や日本、世界に社会貢献できるグローバルリーダーを輩出するため、リーダーシップの育成・伝統や文化の継承・知的探究能力・コミュニケーション能力の4点の柱として立志（LISI）プロジェクトを進めています。教育目標を実現するため、少人数指導や前倒しの学習、習熟度別授業などを行いながら、思考力や判断力、表現力を養成するための工夫に取り組むなど、6年間完全一貫の利点を活かしながら計画的な教育活動を行っています。

広島市立広島中等教育学校　◎入試対策

広島中学校の選抜は適性検査Ⅰ・Ⅱと面接の結果、及び志望理由書・調査書の資料をもとに判断されます。検査時間及び配点としては以下の通りです。適性検査は各100点満点となっています。

適性検査Ⅰ：50分、適性検査Ⅱ：50分

適性検査Ⅰ

適性検査Ⅰは、テーマに基づき、文章等で表現する問題です。大問は2つ、国語と社会単元の問題になっています。

国語単元では二つの文章を読み取り、各文章で問われていることについて短文で記述する問題や空欄補充、選択問題などが出題されています。また文章内容に沿った300字程度の作文問題が出題されていました。後半の作文記述問題で時間不足にならないよう、前半の読解問題では早く正確に読み解いていくことが求められます。普段から国語の勉強では時間を測って問題演習を行いながら、記述問題の対策として自分が書いた記述内容は学校や塾の先生にも協力してもらうなどして、添削を行い記述力を高めておきましょう。

社会単元では、様々な資料と会話文を読み取り記述する問題が出題されます。資料を一つずつ正確に読み取り、端的に文章をまとめることが求められます。また、会話文と資料を踏まえて自身の考えを書く記述問題も出題されるので、国語の問題と同様に会話文や資料を早く読み解く練習をしておくことが重要です。

適性検査Ⅱ

適性検査Ⅱは、資料などをもとに課題解決する問題です。理科や算数の単元から問題が出題されます。

理科単元では、会話文や図表を読み取り、実験の結果を説明する問題や結果を図に表す問題などが出題されます。文章や図表を的確に読み取り、問題文の条件に沿って解答する必要があります。会話文や図表など、確認すべき内容が多い上、説明する記述問題もあるため、時間制限内に解き切るために必要な情報を即座に判断しながら解くことが求められます。

算数の単元では過去に立体の道順や日暦算を用いた問題が出題されています。特殊算が問題として出題される傾向にあるため、事前に解き方を確認しておき、繰り返し類題演習を行っておきましょう。また、解答の過程（考え方）を書く問題も出題されますので、解答までの流れを文章化出来るように普段から記述演習も行っておきましょう。

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