家庭教師ブログ
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2022.11.25
こんにちは。家庭教師Campライターの高木です。今回の記事では、難関私立中の一つ、渋谷教育学園幕張中学高等学校についてご紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-3
JR京葉線 海浜幕張駅 徒歩10分
JR総武線 幕張駅 徒歩16分
京成線 幕張駅 徒歩14分
いずれの駅からも、徒歩だけでなく路線バスで向かうことができます。なお、駐車場はないためお車での来校はNGとなります。
渋谷教育学園幕張中学高等学校(以下渋幕)は以前のブログでご紹介しました渋渋(渋谷教育学園渋谷中学高等学校)と教育理念を共有する同じ学校法人が運営する中高一貫校です。
渋幕は渋渋と比較しますと、男子の方が生徒数が多い点、高校からの募集も行っている点で異なります。また進学実績では、一概には言い切れませんが東大合格者数においては昨年38名の渋渋に対し、渋幕は74名とやや差ができている状況です。(現役合格者数/合格者数で比べますと渋渋の方が高い)
クラブ活動は全体的に渋幕の方がバラエティに富んでいます。幕張という郊外の地域に位置することから広い校舎の敷地を確保できていることが要因でしょうか。ここもやはり渋渋と同様に、グローバルな部、同好会の存在が際立ちます。
算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各45分・75点)の学力試験です。
算数は大問5題構成。計算・一行問題のような簡単な問題はほとんど出題されず、幅広い分野から応用問題が出題されます。基礎的な力はもちろん、出題比率の高い図形分野中心に様々なタイプの応用問題の練習をしておきましょう。途中式で得点できるような普段からの勉強の進め方と、作業量の多い問題でも整理して正答するといった取り組みが合格へとつながっていくはずです。
国語は長文2題構成、文章は論説文と小説文となっています。文章量の多さもさることながら、やはり単純な内容の難易度の高さが読解全体のハードルを上げています。また3.4問出題される記述問題は、文章からではなく自分の言葉でまとめることを求められるので、表現語彙力も必要となります。総合的な国語力が試される試験といえるでしょう。
理科は4分野それぞれから出題され、渋渋と同様に思考力・記述力を重視した問題となっており、単純な知識問題は少ないです。計算問題も出題されますが、やはり配点は高くなく、渋幕の理科を攻略するのであれば、仕組みを考える力、その考えを文におこす力は必須でしょう。
社会も各分野から出題され、総合問題1題と歴史と地理の大問1題ずつという3題構成が多いです。特徴的なのはほとんどが記述問題で構成されていることです。ただの単語の暗記、なんとなくの理解では太刀打ちできませんので、各分野とも流れ、背景の理解に徹底的に取り組みましょう。
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