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「難関国立中に合格するには」①筑波大学附属駒場中学校・高等学校 の紹介

2022.11.01

「難関国立中に合格するには」①筑波大学附属駒場中学校・高等学校 の紹介

こんにちは。ライターの深川です。今回は中学入試最難関国立の一つ、筑波大学附属駒場中学校・高等学校についてご紹介いたします。

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「難関国立中に合格するには」①筑波大学附属駒場中学校・高等学校 ◎概要

筑波大附属駒場中・高等学校では中学で120名、高校で40名の募集をします。高校からの入学はより狭き門になります。筑波大附属駒場に行くのでしたら、中学受験がお勧めです。

 

筑波大付属駒場中・高等学校が憧れの的なのは絶対的な東大への進学率でしょう。卒業生の約6割が東大に進学します。母体は少ないですが、この進学率は圧倒的でしょう。筑波大附属駒場中・高等学校へのアクセスは、京王井の頭線「駒場東大前」西口下車徒歩7分、東急田園都市線「池尻大橋駅」北口下車徒歩15分です。このあたりは私立駒場東邦、都立駒場高等学校、そして東京大学駒場キャンパスと、有名どころの学校が立ち並ぶ地区です。

「難関国立中に合格するには」①筑波大学附属駒場中学校・高等学校 ◎特色

―筑波大附属駒場中学の魅力―

筑波大附属駒場駒場中学・高等学校は自由な校風で知られています。「駒場の自由」、「六年間の自由空間」といった言葉で表されることが多いです。中1、高1の生徒が「ケルネル田んぼ」に田植えを行うことは有名です。6月に田植え、10月に稲刈りを行い、収穫した米は入学式や卒業式の赤飯として、新入生や卒業生に配られます。

体育祭では「オリンピック方式」が取り入れられており、2日間にわたって戦いが繰り広げられます。また、音楽祭は昭和女子大学人見記念講堂を借り切って行われます。外部から招かれた審査員および音楽教科教諭の決める賞と一般生徒の投票によって決定される大衆賞の2つの賞があります。この大衆賞などは自由な駒場を代表するものですね。文化祭は全生徒が参加。3日間にわたって開催されます。文化祭をしきるのは文化祭実行委員の生徒たち。準備から本番、後片付けまですべてを任されています。

―筑波大附属駒場中・高等学校の教育理念―

自由・闊達の校風のもと 挑戦し、創造し、貢献する 生き方をめざす」。これが教育理念になっています。

挑戦」とは、既存の価値感にとらわれがちな自分自身に立ち向かって、新しい世界を切り開こうとする精神面での姿勢をさし、「創造」とは、筑波大附属駒場中・高等学校の校風である「自由闊達」の具体的な表現で、柔軟にのびのびとすべてに意欲的に取り組もうとする行動面での姿勢をさし、「貢献」とは、自らに「挑戦」し、「創造」した結果として実現したものを、社会に役立てることを指します。

「難関国立中に合格するには」①筑波大学附属駒場中学校・高等学校 ◎入試対策

―筑波大附属駒場中学に合格する子どもー

最難関国立の筑波大附属駒場中学に受かるのはどんな子どもなのでしょうか。

この学校に合格するためには地頭の良さが求められます。いわゆる天才タイプの子どもです。塾で習うことは余裕でついていける、その上で、自分なりの思考ができる子どもです。問題を解いて解いて身につけるだけではなく、自分の頭で閃くことができる子どもが筑波大付属駒場中に合格します。また、決して上品なお坊ちゃんの集まりではないので、逞しさも必要になるでしょう。中高6年間ずっと授業中寝ていたのに、東大に現役合格したというつわものもいるそうですよ。

―筑波大学附属駒場中学の入試傾向 算数と国語―

算数

出題されるのは大問4題で、時間は40分です。ほとんどの中学受験の学校が60分の時間を取っていることを考えると40分は短いです。

2022年度は、「数の性質」「論理パズル」「速さ・点の移動」「規則性」が出題されました。どの問題でも場合分けをする必要があり、ここで躓いてしまうと得点することができません。要するに高いレベルの論理的思考力と、正確で速い計算力が必要になるのです。

また、問題を解くことを億劫がるようではいけません。途中式の記述はもちろん、グラフへの記入など、常に手を動かすことが要求されます。筑波大付属駒場中学の算数を制覇するためには、そういった頭を使う問題を楽しんで解くだけの力が必要です。「規則性」の問題が出題されたときには注意が必要です。とにかく「躊躇なく書き出す」ことが必要なのです。考えてこんでしまうと「躊躇なく書く」ことができなくなりますが、算数を解くにあたってはこの「躊躇なく」が重要なのです。「躊躇なく書き出した」あとは「丁寧に調べる」、そして決して「諦めない」、これが重要になります。

国語

大問4問で、算数と同じく制限時間は40分です。

筑波大付属駒場中学の特徴として必ず「詩」が出題されます。「詩」で問われるのは主題や理由です。言葉遣いは平易であっても、この詩は何が言いたいのだろうと考えると難しいものが出題されます。筑波大附属駒場中学を受験するためには、詩をしっかりと勉強しておくことが必要になります。

また、物語文を含め、文章中の表現からどんなことが表されているのかを自分で考えて自分の言葉で説明しなければならない問題がほとんどです。筑波大附属駒場中学に合格するには算数だけ頑張ればよいとは言えないゆえんがここにあります。

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【この記事を書いた人】
深川佐知子
【略歴】
指導歴30年以上のベテラン。現在はena個別の校長を務め、大学受験では早稲田大学や東京薬科大学、高校では立川・国分寺・中大附属高校などに合格者を輩出。自身の子供も中学受験を経験し駒場東邦中学に進学後、東京大学に合格した。どの学年で、どんな勉強をしたらよいのか、など、教育者と保護者の視点から情報を発信していきます。

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