家庭教師ブログ
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2025.05.12
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皆さんこんにちは家庭教師Camp事務局です。
今回は前回に引き続き、「関税」についてさらに説明していきます。
前編ではアメリカのトランプ大統領が関税をかける理由について学びました。
自国の向上や仕事を守るため、中国などのライバルに対抗するため――
その背景には、政治と経済が深く関係していることが分かりましたね。
でも、
🙂 「それってアメリカの話でしょ。日本には関係ないじゃん。」
と思った人もいるかもしれません。
いやいや、そんなことないんです。
この“関税のケンカ”は日本や私たちの生活にもじわじわ影響を与える可能性があるんです。
まず私たちの食卓を考えてみましょう。
例えばパン屋ラーメンの材料である「小麦」。
日本ではその多くをアメリカやカナダからの輸入に頼っています。
もしアメリカが他国と関税のかけ合い(=貿易戦争)を始めた場合、
モノの流れが止まったり、さらに小麦の値段が上がったりする可能性があります。
また、小麦だけではなく、トウモロコシ(牛や豚のエサ)や大豆(醤油や豆腐の材料)なども私たちの生活に欠かせないものです。
こうした輸入品の価格が上がると、食品全体の値段が上がってしまうのです。
次に、私たちが使っているゲーム機やスマートフォンも世界中の工場で部品を作り、
別の国で組み立てられてから、ようやく日本にやってきます。
例えば:
・アメリカ→半導体やソフトウェアの設計
・韓国→(ディスプレイ)
・中国→部品の組み立て
このように多くの国が関わっているため、どこか一つでも関税の影響でストップすると、製品が遅れたり値段が上がったりします。
もう一つのキーワードが円安です。
関税による貿易トラブルが増えると、世界の投資家達は「ドル」を買いたがります。
それは万一何かがあった場合に備えてです。このような状況では、ドルが強くなり、円の価値は下がります。
円安になると、日本が外国からモノを買うときにより多くの円を払わないといけなくなります。
例えば…
・これまで100円で買えた輸入ジュースが130円になる。
・海外旅行に行く際に前より5万円多くかかる
というように私たちの生活に直接関わってきます。
グローバリズムによって私たちは安くて便利なものを世界中から手に入れることができるようになりました。
一方その反面、つながりが強すぎると「一つの問題が世界中に波及する」というリスクもあります。
保護貿易は「自分の国を守る」という意味では強いですが、他国と協力を減らすという点で「モノが手に入りにくくなる」という弱点もあります。
学生の今だからこそ、以下のことを意識してみましょう。
・ニュースの経済用語を「自分事」として考えてみる
・「これはどこの国で作られたのか」を身の回りのモノに目を向ける
・消費や買い物の選び方を少し意識してみる
・世界中と手を繋ぎ、協力してモノを作るグローバリズム?
・自分の国を守り、国内の仕事を大切にする保護貿易?
どちらが絶対的に正しいとは言い切れません。
だからこそ、「いま世界で何が起きているのか」を知り、自分なりの意見を持つことがこれからの時代に必要なのです。
本日も最後までブログをお読みくださり、ありがとうございました。
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