家庭教師ブログ
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2025.02.25
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皆さんこんにちは!
いつも勉強お疲れ様です。
今日は歴史を学ぶ意義について考えていきます。
きっと歴史好きの人を除けば、多くの人は覚えるのが大変でだと感じているでしょう。
中にはテスト本番ギリギリになって必死に覚えている人もいるでしょう。
ではなぜ歴史を私たちは勉強するのでしょう?
今日は高校時代に世界史を選択していた私が考えたことを説明しようと思います。
もちろん学ぶには理由があり文部科学省が設定しているのには理由があるので、気になる方はそちらも検索してみてください。
「歴史は繰り返す」という言葉が示すように歴史を学ぶことで過去の失敗や成功から教訓を得ることができます。
例えば、「ヴェルサイユ条約」の締結について考えてみましょう。
この条約はドイツに対して厳しい賠償金を課し、アルザス・ロレーヌといった鉱物資源の産地をフランスに割譲しました。
この結果ドイツではハイパーインフレが発生し、国民の間に不満と怒りが溜まっていきました。
その不満や怒りは後のヒトラーの台頭とナチズムの拡大の背景となり、第二次世界大戦へとつながっていきました。
戦争だけではなく、経済的なバブルの崩壊・革命・帝国の滅亡・植民地主義と帝国主義など、同じようなパターンで物事は回っていくと言えます。
こうしたことから私たちは現在の変わりゆく力関係の中でどのようにするべきかを考えることができるでしょう。
歴史を学ぶことは単なる暗記力の向上のためではありません。
もし歴史は暗記科目だから英単語を唱えるようにやればよいという人がいれば、改善したほうが良いかもしれません。
なぜなら歴史にはその出来事の背景や結果などが複雑に絡んでいることが多いからです。
その背景と結果を読み解いていくことで物事に対する多様な思考を持つことができるようになります。
例えばフランス革命を考えてみましょう。
フランス革命は社会的不平等・王政の腐敗・重税への不満などの背景から発生しました。
革命は達成されたものの、次は誰が権力を持つのかで揉め始めました。
最終的にはナポレオンが帝政を復活させるという皮肉な結果となりました。
では「革命」は成功なのか? 失敗なのか?という疑問がわいた人もいるでしょう。
しかし、ここで重要なのは革命の過程において何が起こっていたのか、思想はどのように変化しているのかという点だと私は考えます。
このように深い点まで考えることで現在政治や経済が抱えている問題に対して自分なりのアプローチを考えることができるようになるでしょう。
歴史を長い目で考えると社会的変化とそれに伴う私たち人間の変化を知ることができます。
例えば、私たちは当たり前に18歳になれば選挙権がもらえると考えているでしょう。
しかし20世紀になるまで多くの国では女性に参政権は与えられていませんでした。
それが段々と認められるようになっていきました。これが社会的変化です。
これに伴い私たちの価値観として性別による差別をなくし、男女平等を進めていくほうが良いという価値観が生まれてきたと考えられます。
他にも産業革命に伴う労働者の権利も挙げられます。
18世紀から19世紀にかけてヨーロッパ各国で産業革命が興りました。
その際労働者は苛烈な労働条件の下で働きました。
それに伴い労働者の権利運動が活発になり、労働法が整備され、労働組合が結成されるなどしました。
また、後世に大きな影響を与えることとなった社会主義思想なども産業革命を端に発した思想といえるでしょう。
この記事では歴史を学ぶ意義について述べてきました。
こう考えてみると歴史は単なる暗記科目ではなく、「今」を生きる私たちへのヒントを与えてくれていると思いませんか?
🙁 「暗記が嫌だ、苦しい」という方は
用語をただひたすら覚えるのではなく、背景知識や物事の流れを考えながら学習していくとよいでしょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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